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市場レポート

2009年2月25日 (水)

◇090225 米国株概況◇

*米国株大幅反発-FRB議長の発言を好感し、金融株に買戻しの動きが強まる。

NYダウ   7350.94(前日比+236.16)

ナスダック  1441.83(前日比+54.11)

昨日の米国株式市場は、NYダウは4日ぶり、ナスダックは7日ぶりに反発して取引を終えた。取引前半は経済指標の悪化を受けてもたつく場面も見られたが、午後の取引はバーナンキFRB議長の発言を好感し、銀行株中心に買戻し圧力が強まりほぼ一本調子の上昇となった。

定例議会証言でバーナンキFRB議長は、米経済は危機的な状況(年前半は景気下振れリスクの方が大きい)に直面していることを指摘した上で、景気回復には金融システムの安定化が必要不可欠であるとの認識を示し、「金融システム安定化へ向けて強固な行動で補完する」と発言、何らかの追加的施策がとられるのではないかとの期待感を誘った。そして、市場参加者が警戒していた大手銀行の国有化の可能性については、その必要性を明確に否定した。こうした一連の発言を受けて、銀行株への買戻しの動きが活発化し、午後になるとNYダウは上げ足を速めて、ほぼ前日の下げ分を取り戻すこととなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。FRB議長の発言をきっかけに米国株が急反発したことを受けて、買い先行の展開となった。96円台後半まで円安が進展する場面では一段高となった。結局、7470円(前日比+290円、大証終値比+180円)で取引を終えた。本日の高値は7555円、安値は7150円だった。

2009年2月24日 (火)

◇090224 米国株概況◇

*米国株大幅下落-金融株は反発するも、景気悪化懸念根強く、売りが優勢の展開に。

NYダウ   7114.78(前日比▲250.89)

ナスダック  1387.72(前日比▲53.51)

昨日の米国株式市場は、NYダウは3日続落、ナスダックは6日続落して取引を終えた。NYダウは11年9ヶ月ぶりの安値に沈み、株価は一向に下げ止まる気配を見せていない。

早朝に米政府とFRBは「金融機関への資本支援制度」に関する共同声明を発表した。金融システム不安の高まりを受けて、株式市場が混乱することを回避するために取られた異例の早朝記者会見と思われる。政府・当局が積極的に金融支援に取り組む姿勢を示したことで、大手銀行株を中心に買戻しが入り反発して取引はスタート、NYダウは一時75ドルほど上昇した。しかし、政府の思惑通りに市場が動いたのは寄付きから僅か30分間ほどで、その後は下へ下へと株式市場は下げ足を速めていった。素材、電機・ハイテクなどの景気敏感株などが軒並み安となり、ハッキリ言って金融株以外の業種はすべて売られる展開。個人的には金融株が落ち着けば株式市場は一旦冷静さを取り戻すと予想していたのだが、そう甘いものではなかったようだ。安値を更新するなどテクニカル的ポイントをブレイクされたことも下げを加速させる要因となった。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株が急落したことを受けて、売り先行の展開となった。先行き不透明感が強く、終日買いが入りづらい状況が続いた。結局、7180円(前日比▲115円、大証終値比▲200円)で取引を終えた。本日の高値は7490円、安値は7120円だった。

2009年2月20日 (金)

◇090220 米国株概況◇

*米国株下落-景気・金融システムに対する懸念が根強く、売りが優勢の展開に。

NYダウ   7465.95(前日比▲89.68)

ナスダック  1442.78(前日比▲25.15)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに下落して取引を終えた。NYダウは6年4ヶ月ぶりの安値に沈み、株価底割れ懸念が一気に拡がる格好となった。

朝方こそ、値頃感からの買いが入って小高く推移していたものの、徐々に売り物が膨らみ始めて値を消す展開。やはり、市場参加者の間では景気先行きや金融システムに対する懸念が根強くあり、相場の先行きに対して全く自信が持てない状況。象徴的なのが金融株の動き。大手金融株が一向に下げ止まる気配を見せていない。背景には不良債権買い取り価格算出方法など未だに金融安定化策の詳細が発表されていないことに加えて、金融機関の資本規模の適正を測る調査実施に伴い、公的資金の再注入(実質国有化も視野)への警戒感が重石になっているようだ。バンカメやシティグループの株価は5日続落している。

一方、昨日はハイテク株も売りを浴びる格好となった。パソコン大手ヒューレット・パッカードの四半期決算は市場予想を大きく下回る結果となり、同業のデルは勿論のこと、インテルやアップルなど周辺関連銘柄も軒並み売りが先行する展開となった。世界的な景気後退による需要減が加速度的に企業業績を悪化させていることが露呈した。

ここまで何とか相場を下支えしていたオバマ新政権に対する期待感が剥落しかかっている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株が軟調に推移したことを受けて、弱含みの展開となった。円安が進展したものの下支え要因にはあまり働かなかったようだ。結局、本日の安値圏に近い7540円(前日比▲45円、大証終値比▲30円)で取引を終えた。本日の高値は7705円、安値は7520円だった。

2009年2月19日 (木)

◇090219 米国株概況◇

*米国株ほぼ横ばい-方向感に乏しい展開。金融株は引き続き弱含み。

NYダウ   7555.63(前日比+3.03)

ナスダック  1467.97(前日比▲2.69)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともほぼ横ばい水準で取引を終えた。足元で下落が続いていたこともあって、朝方は値頃感からの買いが入って小高く寄り付いたものの、景気先行きや金融機関の財務に対する懸念は市場参加者の間で根強く、徐々に売り優勢の展開となり、NYダウは一時7500ドルを割り込む厳しい場面があった。その後は買戻しが入って値を戻したが、前日比終値近辺での方向感に乏しい展開が続いた。

米政府は住宅ローン対策を打ち出した。住宅ローンの返済に苦しむ借り手側と貸し手側である金融機関の双方に配慮した包括的な対策といえ、今回の景気後退の震源地である住宅市場のテコ入れを狙ったものだろうが、この日発表された1月の住宅着工件数は過去最低水準まで落ち込むなど、その効果が表れるまでには相当な時間を要しそうだ。実際のところ、相場は反応薄といった感じで、住宅関連株には安いものが目立った。

一方、GMとクライスラーが提出した再建案に対しての評価は、提出したリストラ策について労働組合(暫定合意はしているようだが)や債権者の承認が含まれていないことから、ネガティブと言ったほうが良いだろう。Chapter11の発動も視野に入れて市場は織り込みつつあるように感じられる。GMの株価はこの日も5%程度下落している。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株は方向感に乏しい展開であったが、値頃感から買いがやや優勢となった感じ。円相場の下落も下支え要因に働いたようだ。結局、7585円(前日比+130円、大証終値比+5円)で取引を終えた。本日の高値は7645円、安値は7455円だった。

2009年2月18日 (水)

◇090218 米国株概況◇

*米国株急落-金融システム不安の再燃で、金融株が大幅安。

NYダウ   7552.60(前日比▲297.81)

ナスダック  1470.66(前日比▲63.70)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅安となった。アジア株、そして欧州株が大幅安となる中、連休明けの米国株市場も寄付きから売りが先行する展開となった。下げを主導したのは金融株。格付け会社ムーディズが東欧で事業展開する西欧金融機関の財務などへの懸念を指摘したことをきっかけに、世界的な金融不安が高まった格好。先週から欧州ではアイルランドの銀行に問題が浮上するなど、金融システム不安が再びクローズアップされていた中で報道されたこのニュースに投資家は敏感に反応することとなった。そして、やはり米政府が金融安定化策の詳細発表まで至っていないことも、引き続き金融株への売りを誘っているようだ。国有化懸念が燻るシティバンクやJPモルガンといった大手金融株が軒並み大幅安となり、相場の足を大きく引っ張ることとなった。また、原油安を受けて指数寄与の高いエネルギー株が下落したことも響いた面もある。

そして相場の下げ足を速める要因となったのは、昨年11月の安値に急接近したというテクニカル的な要因も大きいだろう。更なる下落リスクを警戒したリスクヘッジの動きが、相場の下落を加速させた可能性が高いと思われる。

さて、注目のGMとクライスラーの再建計画であるが、クライスラーは提出期限を守って再建案を提出したが、GMはまだ提出していない模様。ワゴナーGM会長が記者会見を予定しており、その席上で再建計画を発表する可能性は残している。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅安。米国株の大幅下落を受けて朝方から売りが先行し、安値圏での取引が終日続いた。結局、ほぼ本日の安値に近い7455円(前日比▲270円、大証終値比▲185円)で取引を終えた。本日の高値は7780円、安値は7440円だった。

2009年2月13日 (金)

◇090213 米国株概況◇

*米国株まちまち-NYダウ一時250ドル安に見舞われるも、引けにかけて急回復。

NYダウ   7932.76(前日比▲6.77)

ナスダック  1541.71(前日比+11.21)

昨日の米国株式市場は、NYダウは小幅に続落、ナスダックは続伸した。アジア株、そして欧州株が大幅安となるなど地合いの悪さを引きずる格好で、寄付きから売りが先行する展開となった。金融安定化策に対する期待感が失望感へと変わった投資家センチメントの影響は大きく、この日発表された1月の小売売上高は市場予想に反してプラスへと転じたもののほとんど好感されることはなかった。1週間ほど前にはISM景況感指数など市場予想を上回る経済指標の数字にポジティブに反応し、そして雇用統計のあの悪い数字をも跳ね除けていたセンチメントからは様変わりの状況である。日中の動きは、時折押し目買いが入って切り返す場面はあったものの、結局戻り売りを浴びてしまい上値を抑えられるという展開が続き、方向性として明らかに下向きの展開。NYダウは250ドル安近くまで売り込まれることとなった。

ところが、引け1時間前から急速な戻りを見せ始めた。その材料は、政府が住宅ローン支払いに問題を抱える住宅保有者に補助金を出すなどの支援策を検討していると発表したこと。相場全般に突っ込み警戒感のある中で報道された突発的なニュースに、一気に買い戻しの動きが拡がる格好となった。でもそんなに大きな材料なの?個人的には一瞬そう受け止めたのだが、金融機関の救済ばかりに奔走していた政府が納税者救済に主眼を置いた支援策を打ち出した、しかも本丸ともいえる住宅ローン関連の案件に手を差し伸べたことに意義があると市場は判断したようだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅高。米国株の下落を受けて朝方から売りが先行し、軟調な展開が続いた。引けにかけては米国株が急速に戻り歩調となったことで、安値から一気に切り返すこととなった。結局、7810円(前日比+5円、大証終値比+60円)で取引を終えた。本日の高値は7950円、安値は7585円だった。

2009年2月12日 (木)

◇090212 米国株概況◇

*米国株反発-金融株は反発したものの、依然警戒感が残る展開。

NYダウ   7939.53(前日比+50.65)

ナスダック  1530.50(前日比+5.77)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも反発した。前日に今年最大の下げ幅を演じたNYダウは反発して取引を終えたもののその戻りは鈍く、相場先行きに対して警戒感の残る展開となった。

期待された金融安定化策は理念(不良債権の処理に対する考え方)の説明に終始、ガイトナー財務長官自ら「詳細は後ほどに」と発言するなど、市場はその具体性に欠ける内容に対し、失望感にも近いような厳しい評価を下す格好となって、前日の米国株市場は急落した。そして一夜明けた昨日の米国株市場は若干冷静さを取り戻し、米議会の上下両院が景気対策法案の修正に暫定合意した報じられたこともあって、金融株を中心に自律反発狙いの買いが入り反発した。ただ、全般的に戻りは鈍く、前日の急落ショックを引きずっている様子。また、午後にはガイトナー財務長官が「政府による不良債権の値決めには大きなリスクがある」などと発言したことで、金融システムの立て直しは容易なことではないとの懸念が拡がり、一時NYダウはマイナス圏に落ち込む場面も見られた。

今回発表された金融安定化策、つまり「バッドバンク構想」から「官民共同の投資基金」への切り替えにおいて、市場の失望感を誘った具体性に欠ける点とはいったい何か。一つは不良債権の買い取り価格。政府が不良債権を高額で買い取れば税金の無駄遣いとされ、反対に二束三文で買い取ると本来の趣旨である金融機関救済とはならない。そこで民間投資家の判断に委ねる、つまり市場実勢を重視する意向を示したのであろうが、市場実勢は二束三文に近くなる可能性が高く、結局のところ買い取り価格を調整する必要が生じてくる。また、不良債権売却により毀損した金融機関の自己資本をどの程度まで公的資金を使って補填してくれるのかが見えていない。二つめは、政府のリスク負担割合。体力が弱っている民間投資ファンドがリスクを丸々被るとは思われず、かなりの部分のリスクを政府が補填あるいは保証してやる必要があり、そうしないと民間資金を共同基金へは呼び込めないだろう。そして、そもそも5兆ドルを超えると言われている不良債権額に対して最大1兆ドルの投資基金で足りるのかという疑念もある。金融システムの立て直しの道のりはまだ長いようだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は小反発。米国株が自律反発狙いの買いから小確りしていたことでやや落ち着きを取り戻し、前日終値近辺での取引となった。結局、7805円(前日比+25円、大証終値比▲145円)で取引を終えた。本日の高値は7870円、安値は7730円だった。

2009年2月10日 (火)

◇090210 米国株概況◇

*米国株小幅反落-景気対策法案採決や金融安定化策発表を控え、様子見ムード。

NYダウ   8270.87(前日比▲9.72)

ナスダック  1591.56(前日比▲0.15)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも小幅に反落した。前週末に大幅高となった反動もあって序盤は利益確定の売りが先行、NYダウは一時100ドル近く下落する場面があった。ただ、政府施策に対する市場の期待感は根強く、徐々に押し目買いが入って持ち直すこととなった。その後は、翌日に上院での景気対策法案採決や財務長官による金融安定化策発表を控えていることもあって全般に様子見ムードが強く、前週末比終値近辺での取引が続いた。個別ではバンカメ、シティといった金融株は総じて上昇する一方、P&Gやホームデポなど消費関連の一角が安くなった。

昨夜の相場は総じて動意薄で、相場の先行き動向を示唆するような内容はなし。まさに投資家は固唾を呑んで翌日の政府発表を見守っている様子だが、実際にその全容が発表されたとしても、材料出尽くし感あるいは内容不十分として相場が下落した場合には押し目買い、反対に一定評価されて相場が上昇した際には戻り売りといった感じで対応してくるのではないだろうか?よほどサプライズ的な内容が盛り込まれない限り、どちらか一方向に相場が大きく振れるようこととはならない感じがする。米国株もボックス相場が続きそうである。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株が政府施策発表を前に動意薄の中、円安の進展に一服感がでたこともあって、利益確定の売りが先行する展開。結局、8185円(前日比▲155円、大証終値比+275円)で取引を終えた。本日の高値は8250円、安値は8005円だった。

2009年2月 6日 (金)

◇090206 米国株概況◇

*米国株反発-売り先行後、金融株の上昇を受けて反発。

NYダウ   8063.07(前日比+106.41)

ナスダック  1546.24(前日比+31.19)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発した。雇用指標の悪化やバンカメ国有化の噂が燻り続けたこともあって朝方は売りが先行、前日引けにかけての悪地合いを引き継いだまま取引はスタートした。バンカメは一時20%近く急落し、NYダウも100ドル超下落する場面があった。

こうした流れを断ち切り、反転へのきっかけを作ったのが、ドッド上院銀行委員会長によるバンカメ国有化の噂の全面否定だった。また、バッドバンクが買い取る際の不良債権評価方法は、時価会計ほど厳格なものにはならないだろうと報じられたことで、金融株が一気に息を吹き返した。バンカメの株価は▲20%安から+3%高まで急上昇、公的資金を返済する用意があると報じられたゴールドマンやモルガンスタンレーの株価も軒並み上昇することとなった。ここまで相場全体の足かせとなっていた金融株が上昇したことで市場全体に安心感が拡がり、NYダウは大引けまで堅調な展開が続くこととなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は続伸。金融株が上昇し米国株が堅調な展開となったことに加えて、円安の進展が大きな支援材料となった。結局、8145円(前日比+70円、大証終値比+215円)で取引を終えた。本日の高値は8220円、安値は7905円だった。

2009年2月 5日 (木)

◇090205 米国株概況◇

*米国株反落-バンカメ国有化の噂をきっかけに、売り優勢の展開に。

NYダウ   7956.66(前日比▲121.70)

ナスダック  1515.05(前日比▲1.25)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。欧州株が大幅上昇していたことに加えて、朝方発表されたISM非製造業景況感指数やADP雇用統計が市場予想を上回る良好な結果となり、序盤は前日の好地合いそのままに堅調な展開となった。NYダウは一時80ドル超上昇する場面があった。

このまま上昇するのかと思われたが、ウォルト・ディズニーやクラフト・フーズなど市場予想を下回る決算を発表した企業の株価が大幅下落し相場の上値を徐々に重くした。そして、この日売り優勢となる流れを決定づけたのが、バンカメの国有化の噂。モーゲージや企業向けローンの損失がスパイラル的に膨らんでおり、政府支援なくして経営が立ち行かない状況にあるとの内容。真偽の程は定かでないが、既存株主価値がゼロになるのではないかとの懸念から同行の株価が大きく下落、相場全体の地合いを悪化させることとなり、午後からNYダウはマイナス圏での推移となった。

では、株式市場全体が暗かったかというと、必ずしも悲観ムード一色ではなかった感じだ。インテルやサンディスクといった半導体関連銘柄は上昇し、ナスダックが堅調な動きを見せていたことに加えて、素材関連銘柄も上昇するなど景気敏感株を物色する意欲は窺えた。

懸念材料といえば、不祥事によるオバマ新政権の相次ぐ閣僚辞任問題。どこかの国の内閣人事問題を思い起こさせるが、やはり現実の政権運営は一筋縄ではいかない厄介なもの。法案一つを通過させるにしても反対勢力の抵抗にあい、結局妥協の産物のような中途半端な形で着地してしまうケースもある。新政権への期待感が後退してしまうことが、今の株式市場の最大のリスクかもしれない。(小林)

シカゴ日経平均先物は続伸。米国株が軟調な展開となった影響は軽微。円が一時、下落したことが相場の下支え要因となった。結局、8075円(前日比+115円、大証終値比+65円)で取引を終えた。本日の高値は8205円、安値は7990円だった。

2009年2月 4日 (水)

◇090204 米国株概況◇

*米国株大幅高-経済指標の好転を受けて上昇。ただ、金融株は依然軟調な動き。

NYダウ   8078.36(前日比+141.53)

ナスダック  1516.30(前日比+21.87)

昨日の米国株式市場は、NYダウは4日ぶりに反発、ナスダックは続伸となった。午前中は保ち合い状態が続いていたNYダウであったが、午後2時すぎに心理的節目である8000ドルを超えてくると上昇に弾みがついた格好。

12月の仮契約住宅販売指数は市場予想に反して前月比6.3%増加となった。前日に発表されたISM製造業景況感指数も市場予想を上回る結果となったことから、景気に底打ちの兆しが出てきたかもしれないという安堵感(悲観論の後退)が投資家の間で若干漂い始めたようだ。なにせ、足元発表された経済指標はすべてと言っていいほど景気後退を示唆するものばかりであっただけに、2日連続での市場予想を上回る経済指標の好結果はポジティブに受け止められた。

一方、企業決算はというと、好悪まちまちといった感じ。製薬大手メルクの決算は市場予想を上回ったことで株価が上昇する一方、赤字決算と四半期配当停止を発表した通信機器大手モトローラは急落した。また化学大手ダウケミカルも赤字決算となったが、こちらの株価は昨日の好地合いに助けられた格好で何とかプラスで引けている。

さて、昨日もガイトナー財務長官はメディアを通じてリップサービスをした。政府が考えている景気対策は“非常に積極的な”ものになるであろうと発言、株式市場が引けにかけて上昇した要因の一つとなった。しかし、金融株は昨日も軟調に推移するなど、金融株を巡る不安は市場に燻り続けている。来週に予定されている金融安定化策の発表が、相場の先行きを占う一つのヤマ場となりそう。昨夜の上昇はまだアヤ戻し程度に考えていた方がよさそうだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株が堅調な展開となったことを受けて、買い優勢の展開となった。一時8000円大台を回復する場面があったが、結局、7960円(前日比+70円、大証終値比+190円)で取引を終えた。本日の高値は8060円、安値は7815円だった。

2009年2月 3日 (火)

◇090203 米国株概況◇

*米国株まちまち-金融株は続落するものの、ハイテク株が下支え。

NYダウ   7936.75(前日比▲64.11)

ナスダック  1494.43(前日比+18.01)

昨日の米国株式市場は、NYダウは3日続落、ナスダックは3日ぶりに反発となった。欧州株が景気後退の深刻化を受けて続落していたことに加えて、議会との調整が長引き「バッドバンク」設立計画の遅延の可能性が高まってきたことが嫌気され、NYダウは寄り付きから売りが先行する展開となり、終日マイナス圏での取引が続いた。

1月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回る改善となったことから(ただし、水準は依然として低く、あまり評価できる内容とは思えないのだが・・・)、ハイテク株中心で構成されるナスダックは堅調な動きを見せたが、12月の個人消費支出は依然として厳しい数字となるなど、景気先行きに対する懸念は燻り続けている。今週末に雇用統計の発表が控えていることあって、昨日も積極的な売買は見送られているのが実状といったところである。

ここにきて「バッドバンク構想」が迷走し始めてきていることも懸念される。投資家サイドもこれを敏感に感じ取っており、金融株の下落傾向が続いていることが株式市場の大きな足かせとなっている。金融機関から切り離す不良債権の買い取り価格の設定など重要な部分についてのコンセンサスが政府内でまだ得られていない様子で、調整が難航しそうな気配。昨日は、一部メディアが来週中に財務省が銀行救済策の概要を発表する予定と報じたことで下げ幅を縮小させることとなり、何とか金融安定化策を巡る期待感は来週まで続くこととなった。「バッドバンク構想」はオバマ新政権の目玉のひとつであるだけに、対応の失敗は許されない状況となってきた。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株が軟調な推移となっていたことから弱含みの展開が続いたが、ナスダックが比較的堅調な動きを見せていたことで下げ幅は限定的だった。結局、7890円(前日比▲5円、大証終値比+20円)で取引を終えた。本日の高値は7960円、安値は7780円だった。

2009年1月30日 (金)

◇090130 米国株概況◇

*米国株急反落-経済指標や企業業績に悪材料が相次ぎ、さすがに堪えきれずに反落。

NYダウ   8149.01(前日比▲226.44)

ナスダック  1507.84(前日比▲50.50)

昨日の米国株式市場は、NYダウは4日ぶり、ナスダックは5日ぶりの反落となった。経済指標や企業業績に悪材料が相次いで、終日軟調な展開が続いた。直近、相場上昇が続いていたこともあって、利益確定の売りが出やすい面もあった。

12月新築住宅販売件数、週間新規失業保険申請件数、そして12月耐久財受注と、昨日発表された経済指標はすべて市場予想を上回る悪化となり、景気の一段の悪化が確認される格好となった。前日は「バッドバンク構想」がすべての悪材料をかき消してくれたが、一夜明けて投資家の景気先行きに対する楽観論の熱は冷めて、現実の世界へと引き戻された。

業績の発表でも下方修正するものが目立った。フォード、コダック、携帯電話技術クアルコム、製薬大手イーライ・リリーなどは売上や利益見通しを引き下げことで、総じて株価は軟調な推移となった。また、今回の決算発表で特徴的なのが、決算数字とともに人員削減などの大型リストラ策を合わせて発表する企業が多いということ。特に人員削減については、既に発表した主要な企業だけでも相当な人数になる。今後、失業率の上昇が懸念材料としてクローズアップされてくる可能性は高い。

そして、もう一つ懸念材料があった。景気対策法案が下院で可決されたものの、法案に対し共和党員はほぼ全員が反対票を投じ、超党派で景気対策に取り組んでいこうとしていたオバマ大統領の思惑からはかけ離れた結果となった。来週には上院での採決が控えている。民主党は両院で多数を握っており、法案の成立は動かないものと思われるが、共和党の出方次第では、ひと悶着ありそうな気配。議会運営の舵取りが、今後の新政権の将来を左右すると言われているだけに重要である。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅反落。米国株が急落したことで、寄付きから売りが優勢の展開となった。前日までに上昇傾向が続いていたこともあって利益確定の売りが出た格好。結局、8080円(前日比▲305円、大証終値比▲120円)で取引を終えた。本日の高値は8395円、安値は8025円だった。

2009年1月29日 (木)

◇090129 米国株概況◇

*米国株大幅続伸-「バッドバンク」設立へ。金融安定化への期待高まる。

NYダウ   8375.45(前日比+200.72)

ナスダック  1558.34(前日比+53.44)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅に続伸して取引を終えた。NYダウの上げ幅は一時230ドル超におよび、強気ムード一色の相場展開であった。

不良債権を買い取る専門銀行いわゆる「バッドバンク」の設立決定が、一部のメディアを通じて報道されたことを受けて、金融市場の安定化へ繋がるとの期待感から金融株が軒並み大きく上昇し、株式市場のセンチメントを強気に傾けることとなった。また、FOMCの声明文も好感された。景気先行きの見通しについては、「過去数ヶ月よりも悪い方向で見ている。デフレに陥るリスクを抱えている」と指摘した上で、政策金利に変更はなかったものの、米国債の買い取りも含め、信用緩和へ向けてあらゆる手段を講じる用意があると発言したことが安心感を誘った。

そして、景気刺激策に対する規模の拡大も、相場の押し上げ要因に働いた。現時点における景気対策の規模は8250億ドルであるが、減税規模を増額して総額9000億ドルまで拡大するという案で調整が続いているとのこと。議会では景気対策の上積み議論が活発化していることから、更なる増額の話も出てくる可能性があるのではないかと、景気回復へ向けた期待感が膨らむ格好となった。

昨日もヤフー、ボーイング、AT&Tなど大幅減益を発表する企業が相次いだ。しかし、投資家の間では企業業績に対する失望感など微塵も見られずに、昨日の相場はほぼ一本調子に上昇した。もはや実体経済悪のことなどすっかり忘れてしまい、次なる景気対策への期待感のみが支配する相場展開となってしまった。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅続伸。米国株が大幅高となった動きに呼応する格好で、買い先行の展開となった。円相場が円安に振れたことも好感された。結局、8385円(前日比+325円、大証終値比+275円)で取引を終えた。本日の高値は8440円、安値は8095円だった。

2009年1月28日 (水)

◇090128 米国株概況◇

*米国株続伸-弱い経済指標の発表はあったものの、金融株の上昇が下支え。

NYダウ   8174.73(前日比+58.70)

ナスダック  1504.90(前日比+15.44)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続伸して取引を終えた。ケースシラー住宅価格指数が過去最大の下落率となったことや消費者信頼感指数も過去最低水準まで落ち込むなど、この日発表された経済指標も相変わらず厳しいものとなったが、これらに対する株式市場の反応はというと、いたって冷静に受け止めた格好で売り材料としては捉えなかった。

昨日の上昇を下支えしたのが、直近相場の足を引っ張ってきた金融株の反発。アメックスが発表した昨年10-12月期の決算は市場予想を下回る内容であったが、悪材料出尽くしと受け止められて株価は大きく上昇、これが安心感を誘って他の金融株も連れ高となった。金融株が落ち着いた動きを見せると、相場全体に安定感が拡がるという典型的な日だった。

そして、もう一つ相場の下支え要因となったといわれているのが、ガイトナー財務長官の正式就任。いよいよオバマ新政権の景気対策が具体的に動き出すという期待感が拡がって、下値での買いを呼び込んだようだ。

前夕に市場予想を上回る決算を発表したテキサスインスルメンツの株価が当然のように上昇する一方、芳しくない決算を発表したアメックスの株価も悪材料出尽くし感から上昇、そして悪化の一途を辿る経済指標の発表にも冷静に対応するなど、昨日の相場の動きだけを見れば、相場の立ち直る兆しとも受け止められるのだが・・・。(小林)

シカゴ日経平均先物は続伸。米国株が堅調な動きをしていたことを背景に、大証での好地合いそのままに確りの展開が続いた。その後、円相場がやや円高に振れたこともあって引けにかけては伸び悩んだ。結局、8060円(前日比+175円、大証終値比▲20円)で取引を終えた。本日の高値は8215円、安値は8050円だった。

2009年1月27日 (火)

◇090127 米国株概況◇

*米国株小幅上昇-朝高の後、伸び悩み。金融株は軟調。

NYダウ   8116.03(前日比+38.47)

ナスダック  1489.46(前日比+12.17)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに小幅な上昇で取引を終えた。ただ、朝方の上昇の勢いは続かずに、取引後半は息切れの状態でNYダウは一時マイナス圏まで落ち込むなど、方向感の定まらない展開であったといえる。

金融株の上昇を背景に欧州株が大幅高となっていたことに加えて、中古住宅販売や景気先行指数などの経済指標が市場予想を上回る内容となったことを好感し、午前中は買いが先行する展開となった。また、製薬大手ファイザーが大型買収を発表したことで、久しぶりのM&Aのニュースに株式市場は湧くこととなり(ただ、同社は減益決算の発表も同時に行なっており、株価は下落)、NYダウは一時150ドル超上昇した。

個別企業のリストラ策発表については、明暗が分かれる格好となった。業績が比較的好調なIBMや小売大手ホーム・デポのリストラ策に対して市場は好感したものの、業績大幅下方修正のキャタピラーのリストラ策には容赦ない売りが浴びせられる展開となった。業績懸念は引き続き相場の重石となっており、NYダウは値を消し始めて2時過ぎには一時マイナス圏まで下落することとなった。また、シティやバンカメなど金融株も軟調な展開が続いた。新たな売り材料が出たわけではないのだが売りが止まらない状況で、相場全体のムードを暗くした。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株の上昇を受けて、堅調な展開が続いた。円相場が落ち着いていたことも買い安心感を誘った。ただ、午後になると米国株同様にやや伸び悩みの動きとなった。結局、7885円(前日比+45円、大証終値比+295円)で取引を終えた。本日の高値は7990円、安値は7675円だった。

2009年1月23日 (金)

◇090123 米国株概況◇

*米国株反落-低迷する企業決算や経済指標の悪化を受けて反落。

NYダウ   8122.80(前日比▲105.30)

ナスダック  1465.49(前日比▲41.58)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落した。前日の急騰劇もつかの間、低迷する企業決算や経済指標の悪化を受けて急反落し、NYダウは一時250ドル超安くなる場面があった。

この日の決算発表で注目を集めたのがマイクロソフト。市場予想を下回る決算数字と大型リストラの発表により、同社株には売りが先行する展開となった。IT業界の雄MSの決算低迷はハイテク業界全般に対する業績不振を連想させて、ハイテク株中心で構成されるナスダックは終日軟調な展開となった(ただ、アップルなど健闘している企業もあるのだが・・)。また、経済指標も悪化の一途を辿っている。この日発表された失業保険新規申請件数や住宅着工件数は軒並み悪化し、景気悪化傾向に歯止めがかかるような兆しが見られず、投資家のセンチメントを弱気に傾けた。

一部の地銀が赤字決算を発表したことを受けて、金融株も急落。先週のバンカメやシティバンクに絡んだニュース以降、金融株は連日ボラタイルな動きが続けている。金融株の落ち着きなくして相場の安定化は望めない状況にあり、ガイトナー新財務長官が前日発言した「数週間以内に発表されるであろう、新たな金融支援の枠組み」に期待したいところである。

こうしたネガティブな材料を受けて寄付きから売りが先行し、NYダウは一本調子の下落を見せていたが、8000ドル割れの水準からは値頃感からか、押し目買いが優勢の展開となり下げ渋る動きとなった(日経平均8000円割れが示現する時と同じような動き)。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株の不安定な動きに連動するかのように、弱含みの展開が続いた。円の高止まりやソニーの赤字決算(同社ADR急落)もネガティブ材料となった。結局、7965円(前日比▲135円、大証終値比▲65円)で取引を終えた。本日の高値は8185円、安値は7785円だった。

2009年1月22日 (木)

◇090122 米国株概況◇

*米国株急反発-前日急落した金融株を中心に反発。

NYダウ   8228.10(前日比+279.01)

ナスダック  1507.07(前日比+66.21)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発となった。NYダウは自律反発狙いの買いから上昇して取引がスタート、一旦前日比マイナス圏まで落ちたが、その後は金融株の上昇が相場全体を牽引し、引けまで上昇基調を貫いた。

急反発の要因として挙げられるのは主に2つ。まずは前日発表されたIBMの決算発表。昨年10-12月期の決算に加えて、先行きの見通しも市場予想を上回る内容となり、前日の時間外取引から既に株価は上昇していたが、この日も堅調に推移し指数の上昇に大きく寄与した。市場に蔓延していた企業決算に対する懸念が若干和らぐ格好となって、市場全体に買い安心感を誘うこととなった。そして2つ目の要因としては、次期財務長官の指名を受けているガイトナー氏の発言。同氏は「数週間の内に、新政権は説得力のある景気安定化策の詳細を明らかにするだろう」とコメント、同時に金融安定化策の抜本的な見直しについても言及したことで、前日急落していた金融株が軒並み急反発することとなった。萎みかけていたオバマ新政権に対する期待感が、再び膨らみ始めた。

昨日は株式市場の参加者にとって、為替市場の混乱によりヒヤリとさせられる場面があった。ドル・円相場は一時87円台前半までドルが売り込まれた。ストップロスを巻き込んでの激しい仕掛け合いに、為替市場は一時騒然となった。引けにかけてドルは値を戻して何とか事なきを得たが、もし87円台の水準から戻らなかったらと考えると、正直ゾッとする。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株の急反発を受けて買い優勢の展開。円相場の急騰により、一時伸び悩む場面があったが、引けにかけては再び盛り返した。結局、8100円(前日比+235円、大証終値比+230円)で取引を終えた。本日の高値は8140円、安値は7800円だった。

2009年1月21日 (水)

◇090121 米国株概況◇

*米国株急落-金融株主導で急落。

NYダウ   7949.09(前日比▲332.13)

ナスダック  1440.86(前日比▲88.47)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落となった。

ウォール街の期待に反し、新大統領就任のご祝儀相場と都合よくはいかなかった。寄付きから売りが先行し、ほぼ一本調子の下落に見舞われて、NYダウは8000ドル大台を割り込み二ヶ月ぶりとなる安値に沈んだ。売りを先導したのは金融株。RBSの大幅赤字決算に端を発して欧州株式市場では金融不安が燻る中、連休明けの米国株市場における金融株の動向に注目が集まっていたが、タイミング悪くステート・ストリートが予想外の減益決算を発表し同社株が暴落、ただでさえ脆弱な動きをしていた金融株全体に一気に売りを誘うこととなってしまった。バンカメ、シティバンク、JPモルガンといった主要金融株は軒並み20%超の下落に見舞われるなど、昨年の金融危機時を彷彿させる展開となってしまった。恐怖指数VIXも前週末比10Ptsほど上昇し、下落リスクに対する意識が急速に高まった。

オバマ新大統領への期待感と実体経済悪との綱引きが続く相場展開といわれているが、今週は主要企業の決算発表が多く予定されているなど、ニュースフローとしては実体経済悪の話題の方が先行する可能性が高く、厳しい展開となりそうだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅反落。米国株の急落を受けて売りが先行し、8000円大台をあっさり割り込むと、更に下値を模索する展開が続いた。結局、7865円(前日比▲420円、大証終値比▲185円)で取引を終えた。本日の高値は8360円、安値は7805円だった。

2009年1月16日 (金)

◇090116 米国株概況◇

*米国株反発-買戻し主体で切り返す。金融株は依然不安定な動き。

NYダウ   8212.49(前日比+12.35)

ナスダック  1511.84(前日比+22.20)

昨日の米国株式市場は、NYダウは7日ぶりに反発、ナスダックも反発となった。前日までの地合いそのままに、この日も実体経済悪に対する懸念から売りが先行するスタートとなった。朝方発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで、雇用環境の一段の悪化を懸念した売りが優勢となり、NYダウは一時200ドル超下落し、昨年11月以来となる8000ドル割れを示現する場面があった。注目のJPモルガンの決算は前年同期比▲76%減益となったものの、黒字を確保したということで好感されてもいいような内容であったが、それでも金融株に対する売りは止まらず、お昼前の時点で主要な金融株は軒並み2桁以上の下落率となっていた。

お昼過ぎになると、アルコア、ホームデポ、デュポンなどダウ採用銘柄に押し目買いが入ってきたことがきっかけとなり、下落トレンドに変化の兆しが見え始めてきた。そして、バンカメがTARPから150億ドルの追加融資の援助を受けるとの観測に加えて、シティが政府と国有化について協議しているとの噂を否定する報道が流れると金融株も値を戻し始め、市場は一気に買戻しの動きを強めることとなった。200ドル超下落していたNYダウは1時間余りで前日比プラス圏まで突入した。ただ、NYダウが7日ぶりに反発したとはいえ、買いの主体はあくまで短期筋の買い戻しが中心。金融株も安値からは切り返したものの前日比マイナス圏での引けであり、不安定要素はまだ払拭できていないのが実情である。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅続落。米国株の下落を受けて売りが先行し、一時8000円大台を割り込む場面があった。その後米国株が切り返し始めると、やや値を戻すこととなった。結局、8125円(前日比▲50円、大証終値比+85円)で取引を終えた。本日の高値は8250円、安値は7955円だった。

2009年1月15日 (木)

◇090115 米国株概況◇

*米国株大幅安-経済指標の悪化を受けて売りが先行。金融株が安い。

NYダウ   8200.14(前日比▲248.42)

ナスダック  1489.64(前日比▲56.82)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落となった。NYダウは昨年10月以来の6日続落となり、ほぼ1ヶ月半ぶりの安値に沈んだ。

朝方発表された12月小売売上高は前月比▲2.7%減(2008年暦年ベースでも史上初の前年実績割れ)となり、市場予想▲1.2%減を大幅に上回る悪化を示したことで個人消費低迷や企業業績に対する警戒感が一段と強まったことで、寄付きから売りが先行した。この日の下落スピードは早く、取引開始から2時間足らずでNYダウは3%超の下落に見舞われることとなった。

下落スピードを加速させたのが金融株。シティが22日に予定していた決算発表を16日に前倒しで行なうと発表。折りしも収益力の高い証券部門の売却を進めていることもあって、市場参加者の間でいろいろな思惑が働くこととなった。大幅赤字計上が発表されるのではないか?あるいは経営難からシティ・グループ自体が切り売り・解体されるのではないか?といった観測がマーケットに飛び交った。少なくとも前倒しで発表される内容はグッド・ニュースではないだろうと判断され、シティ株には売りが先行し▲20%超下落した。また、アナリストが業績下方修正したバンカメやモルガンスタンレーなど他の金融株も軒並み下落した。

そして、昨日のマーケットにはもう一つ悪いニュースが飛び込んできた。カナダ通信機器大手ノーテルが破産法11条適用を申請した。前々から社債利払い不安説などがあったのだが、実際に経営破たんとなるとショックは隠せず、関連銘柄のシスコシステムズなどに売りが入って市場センチメントを悪化させることとなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株の急落を受けて売りが先行、終日軟調な展開が続いた。結局、8175円(前日比▲270円、大証終値比▲195円)で取引を終えた。本日の高値は8500円、安値は8075円だった。

2009年1月14日 (水)

◇090114 米国株概況◇

*米国株まちまち-業績懸念くすぶるも、エネルギー関連が下支えし総じて確りの展開。

NYダウ   8448.56(前日比▲25.41)

ナスダック  1546.46(前日比+7.67)

昨日の米国株式市場は、NYダウは5日続落、ナスダックは反発とまちまちの動きとなった。

朝方は前日までNYダウが4日続落していたこともあって買い戻しの動きがやや優勢となり、NYダウは一時50ドル近く上昇する場面があった。しかし、その後は伸び悩みの動きとなり、午後に入ると徐々に売りが出始めて、NYダウは100ドル程下落する展開となった。昨日引け後に主要企業の先陣を切って発表されたアルミ大手アルコアの業績が振るわず株価が下落したことに加えて、アナリストが業績に慎重な見方を示したGEが売り込まれるなど、企業業績に対する警戒感が重石となっているようだ。今後本格化する決算発表を見極めようと様子見ムードが拡がった。

バーナンキFRB議長の講演会での発言も注目材料であった。バーナンキ議長は、FRBは時間軸政策や量的緩和策など多くの政策手段を保有しているとして、金融政策の効果が低下しているのでないかと一部の見方を否定した。ただ一方で、金融機関に対して公的資金の追加的必要性や景気回復時期は依然として不透明であると言及するなど、どちらかというと講演会の内容はネガティブに映った感がある(講演会は午前中に行なわれたが、マーケットはあまり反応しなかった)。

エネルギー関連株の反発などもあって、NYダウは引けにかけて切り返して下げ幅を縮小。マーケット全体における騰落銘柄数で見れば値上がり銘柄数の方が上回っていることから、一旦落ち着きを取り戻したようにも見えるが、まだまだ予断を許さない展開が続きそうだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株はまちまちの動きとなったが、全般に弱含みの展開が続き、一時大証終値を下回る場面があった。結局、8445円(前日比▲135円、大証終値比+75円)で取引を終えた。本日の高値は8625円、安値は8345円だった。

2009年1月13日 (火)

◇090113 米国株概況◇

*米国株下落-企業決算悪への警戒感強まる。

NYダウ   8473.97(前日比▲125.91)

ナスダック  1538.79(前日比▲32.80)

昨日の米国株式市場は、NYダウは4日続落、ナスダックも続落となった。市場参加者は今週から本格化する企業決算への警戒感を強めており、寄付きから売りが先行する展開となった。こうした警戒感を象徴する動きとなったのが、主要企業の先陣を切って引け後に決算発表を予定していたアルミ大手アルコアの株価動向。通常取引時間中から業績悪化懸念を背景に大幅安となった。実際に引け後発表された決算は市場予想を上回る赤字幅の拡大であったが、株価としては通常取引時間中に先行して下落していた分、買戻しの動きが優勢となって時間外取引では幾分上昇している。

また、金融株も軟調な展開となった。シティグループが証券業務部門の売却を検討中と報じられ、将来的に利益水準が縮小するとの思惑から売り込まれた。一方で、事業環境も厳しい状況が続いており、WSJ紙が22日発表予定の10-12期決算が市場予想以上に損失が膨らむ可能性があると報じているなど、決算悪に対する懸念が働いたことも株価下落に拍車をかけたようだ。

オバマ次期政権に対する期待感を背景とした上昇分が完全に剥落した格好となってしまったが、厳しい数字を突きつけられる決算シーズンを何とか乗り切ることができるのか、株式市場は今年一回目の正念場を迎えている。しばらくは神経質な相場展開が続きそうだ。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株の軟調な動きを反映して、弱含みの展開が続いた。結局、8580円(前日比▲215円、大証終値比▲270円)で取引を終えた。本日の高値は8770円、安値は8495円だった。

2009年1月 9日 (金)

◇090109 米国株概況◇

*米国株まちまち-小売株が軟調。引けにかけてはショートカバーで切り返す。

NYダウ   8742.46(前日比▲27.24)

ナスダック  1617.01(前日比+17.95)

昨日の米国株式市場は、NYダウは続落、ナスダックは反発とまちまちの動きとなった。日中の相場の動きとしては、前半は弱含み、後半は戻り歩調の展開であった。

朝方発表された12月小売各社の売上高は相次いで市場予想を下回る結果となり、小売セクターの下落が前半の相場全体の下げを牽引する格好となった。特に、小売セクターの代表格ウォルマートの急落が目立った。売上、利益とも市場予想を下回ったことが下げの要因であるが、昨年未曾有の下落を演じた株式市場の中にあって、年間18%程度の上昇率を見せた小売セクターの超優等生も、さすがに昨今の厳しい景気状況をしのいでいくには限界が出始めてきたようだ。NYダウは午前中には100ドル近い下落に見舞われることとなった。

午後になっても安値圏で推移していた株式市場が戻り歩調へと転じるきっかけとなったのが、オバマ次期大統領の講演会での発言。代替エネルギーの開発を推し進める「グリーン・エネルギープラン」の提唱と中間所得層への「1000ドル減税を確約」する発言であった。前日萎みかけた次期政権への期待感が再び盛り上がりを見せて、大引けにかけて急速に株式市場は値を戻していった。ただ、明日に雇用統計の発表を控えていることもあって、あくまでショートカバー中心の取引で、積極的に上値を追うような買いとは思われない。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅続落。米国株の日中の動きにほぼリンクする展開となり、前半は軟調であったが、引けにかけて切り返す動きを見せた。結局、9040円(前日比▲10円、大証終値比+170円)で取引を終えた。本日の高値は9075円、安値は8865円だった。

2009年1月 8日 (木)

◇090108 米国株概況◇

*米国株急落-悪材料重なり、売りが加速。

NYダウ   8769.70(前日比▲245.40)

ナスダック  1599.06(前日比▲53.32)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落となった。経済指標の悪化、企業業績の下方修正、そして原油価格の急落と悪材料が重なったことで、年末からの上昇分をほとんど吐き出す格好となってしまった。

朝方発表された民間雇用サービス会社ADPの全米雇用レポートにおいて、非農業部門の雇用者数の減少幅が市場予想を上回ったことで、9日発表予定の12月雇用統計に対する警戒感が拡がったことに加えて(いつものお決まりのパターン?)、アルミ大手アルコアの減産計画及びリストラ策や半導体大手インテルの業績下方修正の発表など、業界を代表する企業からネガティブなニュースが発せられたことで、寄付きから売りが先行しNYダウはあっという間に150ドル超下落する展開となった。

そして追い討ちをかけるように原油先物相場が急落、下落率で見ると実に7年3ヵ月ぶりこと。市場予想を上回る在庫の増加が原因のようだが、緊迫する中東情勢やロシアが天然ガスの供給をストップするなど、資源を巡ってはまだまだ一悶着ありそうで、今後マーケットを揺さぶる要因となる可能性がある。いずれにせよ、指数寄与の高いエネルギー関連銘柄の下落幅が大きくなったことが、NYダウの下げ幅を更に大きくする結果となった。

オバマ次期政権への期待感を背景に、年末から順調に上昇してきた株式市場に急ブレーキが掛かる格好となったが、そのオバマ次期大統領がマスコミとのインタビューで、現在7750億ドルといわれている景気対策費について、規模の拡大については含みを残す発言をしたことが、若干失望感を誘った面もあった。次期政権は1兆ドル超にのぼる財政赤字を引き継ぐことになっており、更なる財政赤字に繋がるような言動は避けたのであろうが、それにしてもこの財政赤字の大きさは懸念されるところである。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。米国株の急落を受けて売りが先行、一時9000円大台を割り込む場面があった。結局、9050円(前日比▲195円、大証終値比▲190円)で取引を終えた。本日の高値は9240円、安値は8990円だった。

2009年1月 7日 (水)

◇090107 米国株概況◇

*米国株反発-景気刺激策への期待感が下支え、NYダウ9000ドル台回復。

NYダウ   9015.10(前日比+62.21)

ナスダック  1652.38(前日比+24.35)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発となった。

オバマ次期政権に対する期待感を背景とした年末からの上昇相場が継続している感じである。短期的な戻り相場(?)に乗り遅れまいとする投資家の押し目買いが入っている様子で、年初ということもあり投信や年金の買いも加わったようだ。朝方発表されたISM非製造業景況感指数は前月比でやや改善し、事前の市場予想を上回ったことが好感されて寄付きから買いが先行、NYダウは1時間ほどで130ドル程上昇した。その後、仮契約住宅販売指数が大幅悪化したこと受けて値を消す場面があったが、午後になって昨年12月開催のFRB議事録が発表され、金融市場の機能回復(異例な低金利が継続することを容認)や景気下支えに対するFRBの強い姿勢が確認されると再び上昇へと転じた。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅に続落。米国株が堅調に推移していたことを受けて買い進まれる場面があったが、やや伸び悩みの展開。結局、9245円(前日比▲35円、大証終値比+175円)で取引を終えた。本日の高値は9390円、安値は9190円だった。

2009年1月 6日 (火)

◇090106 米国株概況◇

*米国株反落-利益確定の売りが先行して反落。

NYダウ   8952.89(前日比▲81.80)

ナスダック  1628.03(前日比▲4.18)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。

年末から続伸していたこともあって利益確定の売りが先行、NYダウは4営業日ぶりに反落するなど戻り相場も一旦小休止といったところ。ただ、オバマ次期大統領が景気刺激策の一環として減税を検討しているとのニュースが伝わると、相場全体が急速に下げ渋る動きを見せるなど次期政権に対する期待感は根強く、下値では押し目買いが入る場面があった。

一方、個別銘柄に対するアナリスト予想には厳しいものが目立った。成長鈍化予想から投資判断を引き下げられたAT&T、ベライゾン、モトローラといった通信事業会社が軒並み安となったことに加えて、一部アナリストより利益見通しを下方修正されたJPモルガンなども値を下げることとなった。

次期政権に対する期待感と実体経済悪に対する懸念が交錯する状況となっており、目先はボックス圏での保ち合いが続きそうである。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株が利益確定の売りから反落したことを受けて軟調な展開。ただ、93円台で推移していた円相場の落ち着きなどもあって下げ幅は限定的であった。結局、9280円(前日比▲85円、大証終値比+210円)で取引を終えた。本日の高値は9380円、安値は9215円だった。

2008年12月30日 (火)

◇081230 米国株概況◇

*米国株反落-大型合弁事業の頓挫を嫌気。シュリンクするオイルマネー。

NYダウ   8483.93(前日比▲31.62)

ナスダック  1510.32(前日比▲19.92)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに小幅に反落となった。

ネガティブなニュースの一つは、ダウケミカルとクウェート政府との間で計画されていた合弁事業のキャンセル。原油価格の急落により投資余力が低下したクウェート側からの申し出であるが、ダウ側としては新たな成長分野への投資機会を失ったことに加えて、合弁会社へ設備を売却した資金を当てにして進めていた企業買収の計画も見直しを迫られるといったダブルパンチを喰らう格好となってしまい、同社株は▲20%近い急落に見舞われることとなった。有力な資金の出し手であったオイルマネーが完全にシュリンクしており、前向きなM&Aのニュースが株式市場を賑わすことは当面なさそうだ。

もう一つのネガティブなニュースは、著名投資家カーコリアン氏率いる投資会社トラシンダが保有していたフォードの株式をすべて売却したと発表した。自動車業界は当面業績の回復が見込めないとの判断を下したものと思われるが、自動車株は金曜日大幅高となっていた反動もあって売りが優勢となった。

こうして全般にネガティブなニュースが多かった中、NYダウは一時150ドル超安くなる場面があったが、引けにかけてはよく切り返したという印象。もっとも、市場参加者が少ない薄商いの中でのことなので、小口の売買で値動きが荒くなる分は割り引いて考えなくてはならない。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株安を反映してやや軟調な取引が続いていたが、引けにかけて米国株が切り返し始めると上昇へ転じた。結局、8870円(前日比+55円、大証終値比+120円)で取引を終えた。本日の高値は8880円、安値は8705円だった。

2008年12月26日 (金)

◇081226 米国株概況◇

現地12/25はクリスマスのため全市場休場でしたので、米国株概況コメントはございません。

2008年12月25日 (木)

◇081225 米国株概況◇

*米国株反発-金融株が確り。NYダウは6営業日ぶりに反発。

NYダウ   8468.48(前日比+48.99)

ナスダック  1524.90(前日比+3.36)

昨日の米国株式市場は、NYダウは6営業日ぶりに、ナスダックは3営業日ぶりに反発となった。この日はクリスマス前日で半日立会い(午後1時までの短縮取引)、そして翌日はクリスマスで終日休場ということもあって市場参加者が極端に少ない中、この日発表された11月の個人消費支出や耐久財受注といった経済指標が市場予想ほど悪くなかったことを好感する買いが先行する展開となった。また、NYダウは前日まで5営業日続落していたこともあって、値頃感からの買いも加わったようだ。しかし反発したとはいえ、実質“お休みモード”とあって上値を積極的に追うような雰囲気はなく、NYダウは前日までの5営業日で500ドル超下落しているが、その内のわずか1割程度を取り戻したに過ぎない。一応、小幅ながらすべてのセクターが値上がりを見せているが、なかでもシティやバンカメといった主要な金融株が上昇率上位に入っている。

こうした中、クリスマスプレゼント的なニュースが一つあった。この日の午後、FRBがGMの金融子会社であるGMACに対して銀行への業態転換を承認した。これにより、GMACは金融安定化法案の公的資金投入の対象となりえる。さて、これを受けて時間外取引におけるGMの株価だが、市場参加者が少ないせいか、今のところは目立った反応は見せていない。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株が動意薄ではあったものの堅調な展開となったことを受けて、シカゴ日経平均先物も小確りの展開となった。結局、8630円(前日比+65円、大証終値比+80円)で取引を終えた。本日の高値は8690円、安値は8585円だった。

2008年12月24日 (水)

◇081224 米国株概況◇

*米国株続落-GMなど自動車株急落により、市場センチメントが悪化。

NYダウ   8419.49(前日比▲100.28)

ナスダック  1521.54(前日比▲10.81)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続落となった。NYダウはこれで5営業日続落。

クリスマス休暇で市場参加者が少ない中、小幅反発で取引はスタートした。前日に格付け会社がビックスリーに対して厳しい見解を示しており、その影響が懸念されたところであったが、寄り前に発表された7-9月期GDP確定値が前回発表数値から修正なしであったことが幾分好感されて、一旦値頃感からの買いが優ったようだ。しかし、10時すぎに住宅関連指標が発表されたあたりから、相場は急激に失速し始めた。11月の中古住宅販売と新築住宅販売はともに市場予想を下回る数字となった。住宅市場の厳しい状況は重々承知しているとはいえ、実際にそうした数字を突きつけられると株価はいまだに下落へと反応してしまう。

そして株式市場の上値が重くなってくるにつれ、ビックスリーの株価下落が投資家の目に徐々にクローズアップされてきた。やはり、格付け会社のビックスリーに対するネガティブな見解が、ボディーブローのように効いてきた。「政府より緊急融資を受けたものの、依然として破綻リスクは高い」として、GMの格付けはCCのまま、そしてクライスラーはCCC+からCCに引き下げると発表、ムーディーズ社もフォードの格付け引き下げを行なうなど、緊急融資を受けたにもかかわらず格付け会社からは厳しい評価を浴びせられる格好となったビックスリーの株価は揃って大きく下落することとなり、市場全体のセンチメントを大きく悪化させた。

結局、NYダウはお昼前にマイナス圏に突入すると、午後はジリジリと値を下げていく展開となり、引けにかけて▲100ドル超安くなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。ビックスリーの株価下落により米国株が軟調な推移となったことを受けて、弱含みの展開となった。結局、8565円(前日比▲60円、大証終値比▲175円)で取引を終えた。本日の高値は8725円、安値は8500円だった。

2008年12月19日 (金)

◇081219 米国株概況◇

*米国株大幅続落-“広義”の金融機関に悪材料。金融株が安い。

NYダウ   8604.99(前日比▲219.35)

ナスダック  1552.37(前日比▲26.94)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続落となった。朝方は確りした展開だった。原油先物相場の急落を受けてエネルギー関連株が大きく値を下げるなど上値を抑える要因はあったものの、この日発表された経済指標が予想ほど悪化していなかったことや政府がビックスリー救済計画についての25日までに合意を目指しているとの報道が好感されて、NYダウは一時100ドル近く上昇するなど堅調な動きを見せていた。

しかし、午前中のうちは値保ち良く推移してした株式市場であったが、午後になって格付け会社S&Pが、GE及び金融子会社GEキャピタル両社の格付けを「安定的」から「ネガティブ」に下方修正したことをきっかけに、相場の流れは下向きへと変わってしまった。またひとつ、米国を代表する優良企業とその金融関連会社が「AAA格」を失ってしまう可能性が出てきたことで、金融株を中心に売りを誘うこととなった。加えて、GMの金融関連子会社GMACフィナンシャルにも懸念されるニュースが流れた。運用会社大手ピムコがGMACの債務リストラに参加しない可能性があると報じられた。周知の通り、GMACは公的金融支援を受けるべく、銀行持ち株会社への移行を目指しているが、そのためには債務リストラが必要不可欠。これが不調に終わるとかなり厳しい状況に追い込まれることもあってGM株は急落した。

事業会社の金融子会社という“広義”の金融機関に対する悪材料が重なったことによる下落で、大幅な金融緩和というFRBからの一足早いクリスマスプレゼントの効果はほとんど失ってしまうこととなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株は軟調な推移となったものの、円安方向に為替が振れていたことから小確りした相場展開となった。結局、8835円(前日比+20円、大証終値比+175円)で取引を終えた。本日の高値は8925円、安値は8650円だった。

2008年12月18日 (木)

◇081218 米国株概況◇

*米国株反落-大幅高の反動で利益確定売りが先行。エネルギー関連株が安い。

NYダウ   8824.34(前日比▲99.80)

ナスダック  1579.31(前日比▲10.58)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。前日大幅高を演じた反動から、利益確定の売りが先行となった。金融株やハイテク株など前日上昇の牽引役であったセクターの下落が目立ち、NYダウは一時前日比▲150ドル近く値下がりする場面があった。しかし、午前中に売りが一巡すると徐々に買戻しの動きが拡がり始めて、午後1時過ぎにはプラス圏まで上昇することとなった。きっかけは、金融株の切り返し。朝方発表されたモルガンスタンレーの決算は市場予想を上回る赤字となったことから売りが先行したが、前日のゴールドマンと同様に悪材料出尽し感から買い戻されて株価はプラスに転じることとなり、他の金融株も下げ渋る動きを見せた。ちなみにゴールドマンも続伸して取引を終えている。懸念されていた大手証券の決算を何とかやり過ごした感じだ。

こうした中、相場の下押し圧力に働いたのがエネルギー関連株。OPECが予想を上回る減産に合意したにもかかわらず、原油先物相場が一時40ドル大台割れとなったことが嫌気されて、エネルギー関連株が大きく下落、指数寄与が大きいセクターだけにこの日の下げに影響した。

結局、心理的節目であるNYダウ9000ドルを突破できなかったことで、大引けにかけては一旦ポジション調整の売りが入って、下落幅をやや拡大させて取引を終えた。

(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株の下落を受けてやや売りが先行、円高の進展も嫌気された。ただ、依然として大証終値に対する上方乖離は大きいまま。妙に高止まりしている印象だ。結局、8815円(前日比▲225円、大証終値比+165円)で取引を終えた。本日の高値は9100円、安値は8700円だった。

2008年12月16日 (火)

◇081216 米国株概況◇

*米国株反落-全般的に様子見ムードが強い中、金融セクターが下げを牽引。

NYダウ   8564.53(前日比▲65.15)

ナスダック  1508.34(前日比▲32.38)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。アナリストによるJPモルガンの投資判断引き下げをきっかけに、大手証券会社の決算発表を目前に控え、金融機関の一段の業績悪化を懸念した売りが出た一方、アップルも投資判断の引き下げを受けて下落、ハイテク株の一角もこれに引きずられる格好で軟調な推移となった。また、この日発表された経済指標は悪化の一途を辿るものばかりだった。市場予想の範囲内ではあったもののNY連銀景気指標や鉱工業生産指数は大きく低下し、NAHBが発表した住宅価格指数は過去最低水準に落ち込んだ。こうした内容を受けて、今後幅広い業種にわたって企業収益が損なわれるとの見方から売りが先行した格好だ。

マドフ元ナスダック会長の運営していたヘッジファンドの巨額詐欺事件というネガティブなニュースもセンチメントを暗くした。損害規模が500億ドル規模に及ぶと伝わっており、損失を被った投資家が換金売りを出すのではないかという懸念があるようだ。

明日開催されるFOMCの結果を見極めようとするムードも強かった。0.5%の利下げが確実視される中、追加的な金融市場安定化策などが発表されるのではないかとの期待感もあって、市場全体に大きく売り込むような雰囲気はなかった感じで、NYダウは一時150ドル超下落する場面があったが、引けにかけては買い戻されて下げ幅を縮小させた。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅続伸。米国株の軟調な動きに呼応する格好で、弱含みの展開で推移していたが、米国株が下げ渋る動きを見せ始めると、引けにかけては反発に転じることとなった。結局、8770円(前日比+55円、大証終値比+140円)で取引を終えた。本日の高値は8795円、安値は8580円だった。

2008年12月12日 (金)

◇081212 米国株概況◇

*米国株反落-自動車株、金融株の下落がセンチメントを暗くした。

NYダウ   8565.09(前日比▲196.33)

ナスダック  1507.88(前日比▲57.60)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。朝方発表された新規失業保険申請件数が市場予想を大きく上回り、雇用環境の一段の悪化が嫌気される格好となり、売り優勢で取引は開始された。しかし、先週のあのショッキングな雇用統計発表を何とかしのいだ時と同様に、今回も売り一巡後は前日終値近辺まで切り返す動きとなった。相場を下支えしたのは、原油先物相場の上昇を背景としたエネルギー関連株の上昇。原油相場の上昇は、OPECの減産見通しが強まったことに加えて、ドル安の進展により(ドル・円相場は91円台まで円高が進展しており、日本株にとっては嫌な雰囲気である・・・)、商品相場が全般に活気づいたことが要因として挙げられる。

お昼過ぎにNYダウは前日比+50ドル近くまで上昇する場面があったが、上昇もここまで。共和党議員の激しい抵抗に遭って、上院でのビックスリー救済法案可決が難しいのではないかとの懸念が拡がり始めて、GM、フォードなど自動車株が大きく下落したことが投資家のセンチメントを暗くした。また、前日に続いて金融株の下落も相場の足を引っ張ることとなった。USバンコープが多額の処理損失を計上すると発表、またJPモルガンがアナリストの格下げを喰らったりと、金融株は総じて軟調な動きとなった。そして、下落に拍車をかけたのがJPモルガンCEOの「住宅価格の下落は続き、2009年の業績も大変厳しい状況になる」という発言が一部メディアを通じて報じられたこと。この発言を受けて、短期筋を中心に利益確定の売りを急ぐ動きが拡がり、引けにかけて下げ幅を拡大させていくこととなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株の軟調な動きに呼応する格好で、引けにかけては冴えない展開となった。円高の進展も嫌気されたようだ。結局、8450円(前日比▲185円、大証終値比▲240円)で取引を終えた。2009/3月限の終値は8660円。

2008年12月11日 (木)

◇081211 米国株概況◇

*米国株反発-救済法案通過期待から、下値を拾う動き。

NYダウ   8761.42(前日比+70.09)

ナスダック  1565.48(前日比+18.14)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発となった。ビックスリー救済法案の大筋合意の報道を受けて時間外取引で上昇していた流れそのままに、通常取引でも寄付きから買いが優勢の展開となり、NYダウは一時200ドル近く上昇する場面があった。しかし、昼過ぎになって、共和党議員や一部民主党議員が法案へ反対を声明したと伝わると、法案の議会通過への確信が弱まって、株式市場は一時前日比マイナス圏まで急速に値を消すこととなった。金融安定化法案の審議時と同様に、メディアを通じて要人の発言が伝わるたびにマーケットは揺さぶりを受ける展開となっている。その後マーケットは落ち着きを取り戻して、徐々に下値を拾う動きが見られて上昇へと転じたが、引けにかけての反発力は鈍かった。

さて、騒動の当事者である自動車株の動向は、朝方の上昇分をすべて吐き出す格好となっており、特にGMは前日比マイナス引けとなっている。傘下の金融子会社GMACが銀行持ち株会社へ転向するための基準を満たせなかったことが、別途ネガティブに働いたようだ。また、金融株も総じて軟調な動きを見せていた。アナリストが投資判断を「売り」へ格下げしたアメックスが大幅安となり、AIGが新たな損失懸念から9%の下落に見舞われていた。一方、商品相場の上昇を受けて素材・エネルギー関連株が相場上昇の牽引役となった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発した。救済法案通過の期待感から米国株が確りした動きを見せていたこともあり、買いが優勢の展開となった。ただ、大きく買い上がって行くようなムードはなく、結局、8635円(前日比+225円、大証終値比+5円)で取引を終えた。この日の高値は8715円、安値は8365円。

2008年12月10日 (水)

◇081210 米国株概況◇

*米国株反落-利益確定の売りが先行し、3営業日ぶりに反落。

NYダウ   8691.33(前日比▲242.85)

ナスダック  1547.34(前日比▲24.40)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落となった。景気刺激策などを好感して前日までに大幅高を演じていたこともあって、昨日の米国株式市場は寄付きから利益確定の売りが先行する展開となった。前日引け後に物流大手フェデックスが業績下方修正を発表したが、同社の業績は景気動向を敏感に反映しやすいこともあって、景気の厳しさが改めて認識された格好となりネガティブに受け止められた。特に、原油価格の急落というコスト減に繋がるポジティブな要素がありながら大幅下方修正に陥ったことで、投資家はショックを受けたようだ。

ただ、こうした企業業績の悪化が相場全体の売り材料に繋がったとは必ずしも言えないようだ。ハイテク中心のナスダックは、NYダウの大幅安に引きずられて最終的に前日比マイナスで取引を終えることとなったが、どちらかというと日中は堅調に推移していたといえる。前述のフェデックス同様に、業績下方修正を発表した半導体関連銘柄のTIやナショナル・セミコン、そしてノベラスなどの株価は上昇しており、こちらは懸念されたほど悪くない決算見通しと受け止められ、ある程度の下方修正は株式市場でいうところの“既に織り込み済み”であったようだ。昨日の相場下落の主要因は、あくまで利益確定の売りであったと見た方がいいかもしれない。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株が利益確定の売りから下落したことを嫌気する格好で、売りが優勢の展開となった。ただ、大きく売り込まれることはなかった。結局、8410円(前日比▲85円、大証終値比+10円)で取引を終えた。この日の高値は8585円、安値は8345円。

2008年12月 9日 (火)

◇081209 米国株概況◇

*米国株大幅続伸-景気刺激策及びビックスリー救済への期待感から大幅上昇。

NYダウ   8934.18(前日比+298.76)

ナスダック  1571.74(前日比+62.43)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅に続伸した。先週末にオバマ次期大統領が追加景気刺激策として、1950年代以来最大規模のインフラ投資を計画していると発表したことを受けて、景気後退脱出への期待感からアジア株、欧州株が上昇した流れを引き継いで買いが先行する展開となった。インフラ投資に重点を置いた景気刺激策ということもあって、建設機械や素材関連株を中心に株価は上昇した。

そして、ビックスリー救済策を巡って政府と議会の間で基本合意が週内にも成立する可能性が高まったと報道されたことも上昇に拍車をかけることとなった。経済への影響を考えると大きすぎて潰せない”という観点から、先行き再建の可能性を見極められないままの状況で、結局時間切れという形でつなぎ融資を実行するしかないという結論になりそうである。資金繰りに苦しむリーマンに政府が救済の手を差し伸べることなく破綻に追い込んでしまったことが、その後の金融危機に繋がってしまったという悪夢が政府や議員の脳裏をよぎったのであろうか。いずれにせよ、この報道を受けて自動車株は軒並み大きく上昇し、株式市場上昇の牽引役となった。

NYダウは一時9000ドルを回復する場面があったが、引けにかけては利益確定の売りが若干出たことにより値を下げた。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反発。米国株高を受けて、買いが優勢の展開となった。結局、8495円(前日比+480円、大証終値比+125円)で取引を終えた。この日の高値は8600円、安値は8340円。

2008年12月 8日 (月)

081208商品市況(現地1205)

     全体的に下げがきつい

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、主要穀物は2日続落、その幅も大きかった。先週書いた“米国の景気後退という重石”が雇用統計で更に意識された格好大豆と小麦はそれぞれ中心限月の大台が替わった。

ここ10日間の値動き(古い順)。

大豆:(3勝7敗)(単位:セント):▲16.00、+44.00、▲1.00+3.00、▲3.00、▲37.00、▲19.00、+3.00、▲19.00、▲27.50

コーン(2勝7敗1分け)(単位:セント):、▲25.25、+16.00、▲1.00、+0.5、▲4.50、▲17.00、▲0.50、±0.00、▲14.25、▲24.75

小麦:(4勝6敗)(単位:セント):、▲12.75、+38.50、▲3.50、+1.50、+7.00、▲33.25、+0.50、▲8.75、▲33.75、▲10.50

各穀物中心限月先物終値(1ブッシェル)、大豆1月物=7.8350ドル、コーン3月物=3.0925ドル、小麦3月物=4.7550ドル。コメは3日続伸。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物も3日続落、中心限月の2月物は前日比▲13.3ドル安い、1トロイオンス=752.2ドルで引けた。高値773.3ドル、安値741.2ドル。「ここにきて商品市況は株式市場よりも景気減速指標に敏感になっている。

ここ10日間(4勝6敗)の動き(単位:ドル、古い順):、+43.1、+27.7、▲1.0、▲9.2、+7.7、▲42.2、+6.5、▲12.8、▲5.0、▲13.3

他の主要貴金属も弱い。銀は3日続落したがここ8日間で1勝7敗。銅にいたっては6日続落、プラチナは5日続落、パラジウムは2日続落。ロンドンのアルミは6日、ニッケルはついに7日続落となった。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物相場は6日続落、期近のWTI1月物は前日比▲2.86ドル安い1バレル=40.81ドルとついに40ドルが目前に迫った。高値は44.47ドル、安値は40.50ドル。

ここ10日間(3勝7敗)の動き(単位:ドル、古い順):+0.51、+4.57、▲3.73、+3.67、▲0.01、▲5.15、▲2.32、▲0.17、▲3.12、▲2.86

2008年12月 3日 (水)

081203商品市況

     株高にも関わらず全体でみれば軟調

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、大豆、コーンは続落となったが、小麦は微反発。「前日大きく下げた際に売った向きのカバーが入ったが、全体として方向感のない展開。米国の景気後退という重石は取れない。」

ここ10日間の値動き(古い順)。

大豆:(2勝8敗)(単位:セント):▲4.50、▲5.00、▲41.00、▲16.00、+44.00、▲1.00+3.00、▲3.00、▲37.00、▲19.00

コーン(2勝8敗)(単位:セント):▲5.75、▲1.25、▲15.00、▲25.25、+16.00、▲1.00、+0.5、▲4.50、▲17.00、▲0.50

小麦:(4勝6敗)(単位:セント):▲4.00、▲2.75、▲15.25、▲12.75、+38.50、▲3.50、+1.50、+7.00、▲33.25、+0.50セント

各穀物中心限月先物終値(1ブッシェル)、大豆1月物=8.2700ドル、コーン3月物=3.4825ドル、小麦3月物=5.2850ドル。コメは3日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は反発、中心限月の2月物は前日比+6.5ドル高い、1トロイオンス=783.3ドルで引けた。高値は788.2ドル、安値761.8ドル。「高値が800ドルを奪回できなかったことから分かるように、反発したとはいえ力強さに欠ける展開。」

ここ10日間(6勝4敗)の動き(単位:ドル、古い順):、▲9.3、+3.3、+12.7、+43.1、+27.7、▲1.0、▲9.2、+7.7、▲42.2、+6.5

他の主要貴金属は一昨日に引き続き弱い。銀は5日ぶりに反発したが、銅は3日続落、プラチナ、パラジウムは2日続落、ロンドンのアルミは3日、ニッケルは4日続落となった。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物相場は冴えない動きで3日続落、期近のWTI1月物は前日比▲2.32ドル安い1バレル=46.96ドルと50ドルを奪回できずに引けた。高値は50.25ドル、安値は46.82ドル。

ここ10日間(3勝7敗)の動き(単位:ドル、古い順):▲0.56、▲0.77、▲4.00、+0.51、+4.57、▲3.73、+3.67、▲0.01、▲5.15、▲2.32

◇081203 米国株概況◇

*米国株反発-ビックスリー救済への期待感もあって、自律反発狙いの買いが優勢。

NYダウ   8419.09(前日比+270.00)

ナスダック  1449.80(前日比+51.73)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発となった。10月以来最大だった前日の急落から一転、突っ込み警戒感もあって寄付きから買い優勢の展開となった。朝方発表されたGEの四半期決算見通しは1割程度の下方修正となったが、ほぼ市場予想と合致していたことに加えて、配当は現状を維持するということが買い安心感を誘うこととなり、同社株は大きく上昇して相場の牽引役となった。また、ビックスリーの救済策が成立するだろうとの期待感からGM、フォードにも朝方から買いが入っていた。さて、そのビックスリーの再建計画であるが、午前中に先陣を切って、フォードが政府の支援確保のための再建計画を発表した。追加リストラ策の提示とともに、2011年までに黒字化を目指す方針を打ち出したことが一定の評価を受けた。融資枠は90億ドル(約8500億円)を要望し、これは今後不測の事態に陥った場合に限って政府から緊急融資を請うという、あくまでセーフガードの要請であり、足元の資金繰りに窮しているGMとは一線を画していることを強調していた。この時点でNYダウは200ドル超上昇していたが、再建計画発表を前にしてGMが11月の新車販売台数が前年比▲41%減に落ち込むと発表したことで市場センチメントが悪化し、急速に値を消していくヒヤリとする場面もあった。しかし、引け間際になってGMの再建計画が明らかになると、NYダウは再度急上昇し本日の高値圏で取引を終えた。GMの再建計画は前回の焼き直し的部分もあるが、つなぎ融資の返済計画を明確にするなどの進展も見られた。景気後退局面を乗り切れるか確信はまだ持てないのだが、破綻を免れる可能性は高まってきたのではないかとの見方が強まって同社株が上昇に転じたことが、引け際のNYダウ上昇に繋がった。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株と同様に、前日の大幅安の反動から買いが優勢の展開となり8000円大台を回復した。結局、8075円(前日比+315円、大証終値比+195円)で取引を終えた。この日の高値は8155円、安値は7815円。

2008年12月 2日 (火)

081202商品市況

     軟調

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、主要穀物は大きく下げた。「米国の景気後退は今始まったものではないことは充分分かっているが、株式市場の急落を見て一斉に買いの手が引っ込み、先週買っていた向きの投げも出た。」

ここ10日間の値動き(古い順)。

大豆:(3勝7敗)(単位:セント):+10.50、▲4.50、▲5.00、▲41.00、▲16.00、+44.00、▲1.00+3.00、▲3.00、▲37.00

コーン(3勝7敗)(単位:セント):+5.50、▲5.75、▲1.25、▲15.00、▲25.25、+16.00、▲1.00、+0.5、▲4.50、▲17.00

小麦:(3勝7敗)(単位:セント):▲20.50、▲4.00、▲2.75、▲15.25、▲12.75、+38.50、▲3.50、+1.50、+7.00、▲33.25

各穀物中心限月先物終値(1ブッシェル)、大豆1月物=8.4600ドル、コーン3月物=3.4875ドル、小麦3月物=5.2800ドル。コメも続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において週末に3日ぶりに反発した金先物は急反落。中心限月の2月物は週末比▲42.2ドル下げ、1トロイオンス=776.8ドルで引けた。高値は820.0ドル、安値768.0ドル値幅が急拡大。「時間外で勝負あった。場中はズルズルと上値を切り下げ一時パニック的な売りも見られた。再度の引け値800ドル割れが買い方に与えたショックは大きい。

ここ10日間(5勝5敗)の動き(単位:ドル、古い順):▲0.5、▲9.3、+3.3、+12.7、+43.1、+27.7、▲1.0、▲9.2、+7.7、▲42.2

他の主要貴金属も弱い。銀は大きく4日続落、銅も続落、プラチナ、パラジウムも下げ、ロンドンのアルミは続落、ニッケルは3日続落となった。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物相場は続落、期近のWTI1月物は週末比▲5.15ドル安い1バレル=49.28ドルと50ドルを割れて引けた。金曜日にプラスで引けた期先物も下落。1月物の高値は54.62ドル、安値は48.62ドル。

ここ10日間(2勝8敗)の動き(単位:ドル、古い順):▲2.09、▲0.56、▲0.77、▲4.00、+0.51、+4.57、▲3.73、+3.67、▲0.01、▲5.15

◇081202 米国株概況◇

*米国株大幅安-世界的な景気悪化を嫌気して急反落。続騰していた反動安の側面も強い。

NYダウ   8149.09(前日比▲679.95)

ナスダック  1398.07(前日比▲137.50)

昨日の米国株式市場は、NYダウは6営業日ぶりに急反落、ハイテク中心のナスダックも大幅安となった。前週末までの5営業日でNYダウは17%近く上昇していたこともあって、利益確定の売りが出やすい環境にあったのは確かだが、それにしても寄付きから売り急ぐ動きが目立った。年末商戦の前哨戦ともいえるブラック・フライデーの結果は、一部の調査機関から前年比7.2%増と発表されるなど予想外に健闘したものとなったようだが市場の反応は鈍かった。

10:00過ぎに11月のISM製造業景況感指数が1982年以来の水準まで悪化したと報道されたが、この時点で既にNYダウは300ドル超下落しており、更なる下落へとは発展しなかった。その後は反発する兆候は全く見られないまま安値圏での取引が続いた。午後になって、全米経済研究所が米国は2007年12月にリセッション入りしたとの判断が発表されると、やや下げ幅を拡大する場面があった。金融株、半導体関連を中心としたハイテク株、そしてエネルギー関連株と全面安商状にあり、引けにかけてはバーナンキFRB議長が講演で「金融市場の混乱の期間については、判断するのは困難」、「米国経済は当面厳しい状況が続く」と発言したことを受けて売りが加速することとなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反落。米国株の急落、そして円高の進展を嫌気した売りが先行し、8000円大台を一気に割り込んだ。結局、本日のほぼ安値に近い水準7760円(前日比▲755円、大証終値比▲640円)で取引を終えた。この日の高値は8445円、安値は7740円。

2008年12月 1日 (月)

081201商品市況(現地1128)

     総じて小動き

週末、CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、小麦は続伸したものの、大豆、コーンは反落した。「ここ3日ほど小動きで大きく買い上げる向きも売り込もうとする向きもいない。小麦の上昇は豪国の降雨が収穫地で続いていることが材料視された。」

ここ10日間の値動き(古い順)。

大豆:(4勝6敗):+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント、▲41.00セント、▲16.00セント、+44.00セント、▲1.00セント+3.00セント、▲3.00セント

コーン(4勝6敗):+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント、▲15.00セント、▲25.25セント、+16.00セント、▲1.00セント、+0.5セント、▲4.50セント

小麦:(4勝6敗):+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント、▲15.25セント、▲12.75セント、+38.50セント、▲3.50セント、+1.50セント、+7.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.8300ドル(前日比▲3.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.4950ドル(同▲4.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.4250ドル(同+7.00セント)。コメも反落。

週末のCOMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日ぶりに反発。水曜日から中心限月となった2月物は前日比+7.7ドル高い1トロイオンス=819.0ドルで引けた。高値は819.0ドル、安値808.2ドルとこの日も値幅が小さかった

ここ10日間(6勝4敗)の動き(古い順):+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル、+12.7ドル、+43.1ドル、+27.7ドル、▲1.0ドル、▲9.2ドル、+7.7ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銅は反落、銀は3日続落となったが、水曜日に反落したプラチナ、パラジウムは上昇、ロンドンのアルミは3日ぶりに下落、ニッケルは2日続落となった。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物相場は、期近のWTI1月物は、前日比▲0.01ドル高い1バレル=54.43ドルで引け小反落となったが、期先物は上昇した。期近物の高値は55.98ドル、安値は51.12ドル。カタールのエネルギー相が「12月の総会まで減産合意はない、と語ったことが伝えられ、早期の減産を見込んでいた向きの売りがザラ場に出た。」

ここ10日間(3勝7敗)の動き(古い順):▲1.20ドル、▲2.09ドル、▲0.56ドル、▲0.77ドル、▲4.00ドル、+0.51ドル、+4.57ドル、▲3.73ドル、+3.67ドル、▲0.01ドル

2008年11月27日 (木)

081127商品市況

     昨日は一転、金弱く他の商品は堅調な動き

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、主要穀物相場は一昨日の利喰い後の動きが注目されたが軒並み反発した。「一昨日の利喰いが小幅な下落にとどまったことと、中国の利下げによる景気刺激策が中国の大豆輸入を想起させ、堅調な動きとなった。」

ここ52日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント、▲41.00セント、▲16.00セント、+44.00セント、▲1.00セント+3.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント、▲15.00セント、▲25.25セント、+16.00セント、▲1.00セント、+0.5セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント、▲15.25セント、▲12.75セント、+38.50セント、▲3.50セント、+1.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.8600ドル(前日比+3.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.5400ドル(同+0.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3550ドル(同+1.50セント)。コメも小反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は利喰いで2日続落。「4日連騰後の利喰いが、ここ2日間出ている。穀物から先週金に向かっていた資金の一部が再度穀物に戻った。」昨日から中心限月となった2月物の終値は前日比▲9.2ドル安い1トロイオンス=811.3ドル、高値は824.6ドル、安値809.6ドルと値幅は小さい。

9連敗後のここ54日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル、+12.7ドル、+43.1ドル、+27.7ドル、▲1.0ドル、▲9.2ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銀は続落、プラチナ、パラジウムも3日ぶりに下落したが、銅は反発。ロンドンのアルミは2日続伸となった一方でニッケルは下落に転じた。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は反発し、期近のWTI1月物は、前日比+3.67ドル高い1バレル=54.44ドルで引けた。一昨日の下落分を取り戻した恰好。ここ9日間で3勝6敗、12日で4勝8敗。高値54.97ドル、安値50.15ドル。

◇081127 米国株概況◇

*米国株大幅高-経済指標の悪化、テロ懸念などの悪材料をこなして大幅高。

NYダウ   8726.61(前日比+247.14)

ナスダック  1532.10(前日比+67.37)

昨日の米国株式市場は、NYダウは約7ヵ月ぶりに4日続伸を達成、ハイテク中心のナスダックも大幅に反発した。

昨日は悪材料が山積する相場環境であった。まず、発表ラッシュとなった経済指標は軒並み市場予想よりも低調な数字ばかりであった。10月の耐久財受注額、10月の新築住宅販売件数、11月の消費者態度指数、そして10月の個人消費支出とすべてが実体経済の悪化傾向を示す内容であった。

これに加えて、昨日はテロに対する懸念もあった。インドの金融センターであるムンバイで同時多発テロを匂わせる発砲事件が発生した上に、NY地下鉄でのテロの可能性が報じられるなど、市場心理を冷やしかねないニュースが続出した。

ところが、株式市場は朝方こそ安く推移する場面があったが、その後は右肩上がりに上昇し、NYダウは高値引けで取引を終えることとなった。これだけ悪材料が目白押しの中にもかかわらず相場が上昇した背景には、オバマ新政権に対する期待感があるのかもしれない。3日連続となったオバマ次期大統領の記者会見のおおとりを飾ったのが、新たに設立される経済回復諮問委員会の委員長にボルカー元FRB議長を起用するとの発表だった。新政権の重要ポストには実績のある有力者が続々と採用されており、オバマ新政権は未曾有の危機に直面している米国経済にとって救世主になるかもしれないといった楽観的な期待感が先行しているようにも感じられる。ただ、スポーツの世界でもそうだが、ドリームチームが必ずしも優秀な成績を収めるとは限らない。多くのエコノミストが予想する先行きの経済見通しは下方修正が相次いでいる。このNYダウの4日間の上昇が、弱気相場の中での一過性のラリーで終わってしまう可能性も秘めている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株の上昇を好感して買い優勢の展開となった。一旦、円高の進展が鈍ったことも買い安心感を与えた。結局、8565円(前日比+230円、大証終値比+425円)で取引を終えた。この日の高値は8605円、安値は8085円。

2008年11月26日 (水)

081126商品市況

     総じて利喰いの日

     金との比較で原油の弱さが目立つ

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で、主要穀物相場は一昨日大きく上昇した反動の利喰いが入ったが、小幅な下落にとどまった。

ここ51日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント、▲41.00セント、▲16.00セント、+44.00セント、▲1.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント、▲15.00セント、▲25.25セント、+16.00セント、▲1.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント、▲15.25セント、▲12.75セント、+38.50セント、▲3.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.8300ドル(前日比▲1.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.5350ドル(同▲1.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3400ドル(同▲3.50セント)。コメも反落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において4日続伸していた金先物は利喰いで5日ぶりに反落したが、穀物同様に下げ幅は微小、12月物の終値は前日比▲1.0ドル安い1トロイオンス=818.5ドル、高値は833.5ドル、安値803.0ドル。

9連敗後のここ53日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル、+12.7ドル、+43.1ドル、+27.7ドル、▲1.0ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銀、銅は反落したが、プラチナ、パラジウムは続伸。昨日唯一弱かったロンドンのアルミは大きく反発、ニッケルも続伸した。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で5日続落後に2日続伸した原油先物相場は利喰いで反落、期近のWTI1月物は、前日比▲3.73ドル安い1バレル=50.77ドルで引けた。ここ8日間で2勝6敗、11日で3勝8敗。「金と比べて相対的な弱さが先週来際立っている。」高値54.66ドル、安値50.52ドル。

◇081126 米国株概況◇

*米国株まちまち-金融対策VS実体経済悪。方向感の定まらない展開。

NYダウ   8479.47(前日比+36.08)

ナスダック  1464.73(前日比▲7.29)

昨日の米国株式市場は、NYダウは約3ヵ月ぶりに3日続伸となる一方、ハイテク中心のナスダックは小幅に反落した。

FRBは追加的金融対策として最大8000億ドル(約77兆円)を発表した。今回の措置は個人向け信用収縮緩和を目的とし、住宅ローンや自動車ローンなどを裏付けとして発行された証券化商品(ABS)の買い入れをその柱としている。現在、ローンの焦げ付きから格下げされるABSが相次いでおり、事実上ABS市場はマヒ状態にあって機能していない。そのため、個人に対して新たな融資を行なう際の審査は一段と厳しいものとなっており、個人の消費活動に影響が出始めているといわれている。そこで今回、間接的ではあるが、FRBは個人の資金繰りを支援することにまで乗り出してきたというわけだ。企業が発行するCPの買い入れ措置も既に行なっていることから、今回の措置によってFRBは銀行に対してはもちろんのこと、企業、そして個人の資金繰りにまで介入することとなった。まさに異例中の異例、“形振り構わず何でもあり”の状況となっている。

一方、昨日発表された経済指標は厳しい内容となった。S&Pケースシラー住宅価格指数は、前年同月比▲17.4%と市場予想より悪化し過去最大の下落幅となったほか、7-9月期GDP改定値は前期比年率▲0.5%と速報値▲0.3%から下方修正されるなど実体経済悪を露呈するものとなり、投資家の景気先行きに対する不安感を増大させる結果となった。

株式市場は前述の追加的金融対策を好感する格好で高く始まったものの、その後発表された経済指標の悪化を嫌気して下落へと転じ、日中はどちらかというとマイナス圏で推移している時間のほうが長かった。引けにかけては買戻しが入り前日比プラスまで上昇することとなったが、終日方向感の定まらない展開だったといえる。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落。米国株同様に方向感の定まらない展開が続いた。ハイテク株安、円高基調もあって、どちらかというとやや弱含みの状況といえる。結局、8335円(前日比▲135円、大証終値比▲5円)で取引を終えた。この日の高値は8625円、安値は8180円。

2008年11月25日 (火)

081125商品市況

     昨日は株高で全面高

     それでも金以外は買い戻し主体の動きか

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で主要穀物相場は金曜日に続落(大豆、コーン4日続落、小麦5日続落)した後に昨日は株高を受けて反発の流れとなった。

ここ50日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント、▲41.00セント、▲16.00セント、+44.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント、▲15.00セント、▲25.25セント、+16.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント、▲15.25セント、▲12.75セント、+38.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.8400ドル(前週末比+44.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.5450ドル(同+16.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3750ドル(同+38.50セント)。コメも同じ動き。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において先週央に他の商品市況の低迷をよそに一人気を吐いた金先物は4日続伸、金曜日の+43.1ドル高に続いて12月物の終値は前週末比+27.7ドル高い1トロイオンス=819.5ドルと1ヵ月ぶりに800ドルを奪回した。高値は830.1ドル、安値786.2ドル。値幅も大きい。「先週指摘した他の商品市況からの資金流入がここ数日顕著。値幅にそれが表れている。このような状態になった商品は他の商品が安いときも底堅く、他の商品が強いときは、より強い動きとなる。」

9連敗後のここ52日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル、+12.7ドル、+43.1ドル、+27.7ドル

他の主要貴金属も強い。ロンドンのアルミ以外全て上昇した。

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で先週木曜日まで5日続落した原油先物相場は週越しで2日続伸(+0.51ドル、+4.57ドル)し、期近となったWTI1月物は、1バレル=54.50ドルと50ドルを奪回して引けた。ここ10日で3勝7敗。「金曜日は小幅高であったが、安値で48.25ドルをつけるなど依然として軟調な地合い。昨日はさすがに戻したが買い戻しが出たと考えた方が無難。」高値55.30ドル、安値48.80ドル。

◇081125 米国株概況◇

*米国株大幅続伸-政府によるシティ救済策を受けて金融株が大幅高。

NYダウ   8443.39(前日比+396.97)

ナスダック  1472.02(前日比+87.67)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅続伸となった。政府は金融安定化法に基づく公的資金を活用して、シティグループの不良資産の損失の一部を保証することに加えて、200億ドルの追加資本注入を行なうことを発表した。経営不安から足元で株価が急落していたシティの株価はこの救済策を受けて60%近い急騰を演じ、他の金融株にもシティ救済策効果が波及して金融株が相場上昇の牽引役を果たすこととなった。政府は週明けの金融市場を意識して23日深夜という異例のタイミングでシティ救済策を発表したと思われるが、政府の思惑通りにポジティブ・サプライズと受け止められて株式市場は急騰、まさにツボにハマッタ感じである。

もう一つ、オバマ次期大統領が経済閣僚の発表と追加景気刺激策に対する必要性を発表した。こちらのニュースは閣僚の顔ぶれは当初予想通りであった上に、景気刺激策の詳細には触れられなかったこともありサプライズ的な効果は限定的であった。

サブプライム問題で苦しむ金融業界をはじめ、資金繰りに喘ぐ自動車業界ビックスリーなど、いまや何でもかんでも政府・当局による救済および支援策に依存する体質となってしまった米国経済は、大変厳しい状況下に置かれているといえる。あるエコノミストは中央銀行をこれ以上「ゴミ箱」として使うべきではないと苦言を呈しているが、確かにその通りかもしれない。金融危機をしのいでいく過程で、財政赤字の拡大や中央銀行の信任低下など新たなリスクを生み出していることを忘れてはならない。この2日間の株価上昇にあまり浮かれてばかりもいられない状況である。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅続伸。米国株の急騰を受けて買いが先行。ドル高・円安基調となったことも好感される格好となった。結局、8470円(前日比+540円、大証終値比+520円)で取引を終えた。この日の高値は8650円、安値は7765円。

2008年11月21日 (金)

081121商品市況

     原油は今年高値の三分の一

     主要穀物は同二分の一レベルに到達

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で主要穀物相場は大豆、コーンは大きく3日続落、小麦は4日続落となった。「そういえば、ここ数ヶ月テレビで穀物を使った代替エネルギー需要についての報道を見ない。」主要穀物は今年の高値からついに50%下落レベルに到達したことになる。

ここ48日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント、▲41.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント、▲15.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント、▲15.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.5600ドル(前日比▲41.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.6375ドル(同▲15.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.1175ドル(同▲15.25セント)。コメも4日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)においてこの日商品市況で唯一気を吐いた金先物は2日続伸、12月物の終値は前日比+12.7ドル高い1トロイオンス=748.7ドル。高値は753.4ドル、安値732.6ドル。「一昨日、ドル安場面において買いで賑わったこと、また、同日の値幅が大きかったことから商品市況のディーラー資金が金に集中した。穀物からの資金流入も一部で言われた。

9連敗後のここ50日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル、+12.7ドル

他の主要貴金属は弱い。銀、銅、プラチナともに2日、パラジウムは3日続落、ロンドンのアルミ、ニッケルは8日続落を記録

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場はついに5日続落で、期近のWTI12月物は、前日比▲4.00ドル安い1バレル=49.62ドルと50ドルを割れて引けた。ここ8日で1勝7敗。「今年の高値レベル150ドルのついに三分の一!!!」高値53.30ドル、安値48.64ドル。「ますます日中高値が切り下がる傾向がハッキリしてきた。

◇081121 米国株概況◇

*米国株大幅続落-自動車業界救済策先送りに失望感拡がる。

NYダウ   7552.29(前日比▲444.99)

ナスダック  1316.12(前日比▲70.30)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅続落となった。世界的な株安連鎖の流れ、経済指標の悪化によるリセッション懸念の高まり、そして米自動車業界救済策の混迷を受けて、寄付きから売りが優勢の展開となった。NYダウはお昼過ぎに一時プラス圏まで切り返す場面があったが、引けにかけては昨日同様に急落する形で取引を終えた。

新規失業保険申請件数の急増や11月の製造業景気指数の悪化など、朝方は昨日と同様に経済指標悪化の発表を受けて売りが先行する展開となった。10-12月期に発表される経済指標は厳しいものになると認識しつつも、実際にその数字を目の当たりにすると、今の相場環境ではどうしても投資家のセンチメントは弱気に傾いてしまう。

経済指標の悪化もそうだが、自動車業界救済策を巡る議会での話し合いが迷走していることが、なおさら相場を不安定な動きへと導いている。金融安定化法における公的資金の一部を使って、資金繰りに苦しむ自動車業界へ“緊急つなぎ融資する”という民主党案は、共和党の激しい抵抗にあって(政権を奪われたことに対する嫌がらせにも見える?)、棚上げされることとなった。その後、超党派の会合実施により妥協案で合意したとの報道を受けてNYダウはプラスに転じる場面があったが、結局それは誤報に近いもので、やはり議会での可決は難しいとして来月に再審議は持ち越しとなった。二転三転する報道に相場は振り回される格好となったが、結果的に救済策を迫る目的でビックスリー首脳自らが口にした経営破綻のリスクだけが市場に晒されている状況となっている。

金融株の下げもきつい状況。金融危機を引き起こした住宅市場の悪化懸念がここにきて再度強まり、金融機関の経営体力への不安が高まりつつある。

そして、昨日はテクニカル的にも重要なポイントがブレイクされた。S&P500の下値抵抗線と見られていた2002年10月安値を割り込んだことで、売りに拍車がかかったと見る向きがある。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅続落。米国株の急落を受けて売りが先行。円高基調、そして日本株ADRが軒並み急落していることもあって、下げ止まる材料には乏しかった。結局、7325円(前日比▲540円、大証終値比▲355円)で取引を終えた。この日の高値は7835円、安値は7270円。

2008年11月20日 (木)

081120商品市況

     金小反発も他の貴金属安い

     ロンドンのアルミ・ニッケル7連敗

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で主要穀物相場は一昨日のコピーを見ているような相場で動意に欠け軟調な動きが続いた。「景気減速感が根底にある以上このような状態が当面続くのはしょうがない。大豆も中国の輸入ネタ以降盛り上がりに欠けている。」大豆、コーンは続落、小麦は3日続落。

ここ47日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント、▲5.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント、▲1.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント、▲2.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.9700ドル(前日比▲5.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7875ドル(同▲1.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2700ドル(同▲2.75セント)。コメは3日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物はドル安局面で買いが入り3日ぶりに反発。「一昨日の下げが大きかった反動買い。」12月物の終値は前日比+3.3ドル高い1トロイオンス=736.0ドル。高値は764.8ドル、安値731.4ドルと値幅も大きい。

9連敗後のここ49日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル、+3.3ドル

他の主要貴金属は弱い。銀、銅、プラチナともに反落、パラジウムは2日続落、ロンドンのアルミ、ニッケルは大きく下げてなんと7日続落

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は4日続落、ここ7日で1勝6敗。期近のWTI12月物引け値は前日比▲0.77ドル安い1バレル=53.62ドル。高値55.34ドル、安値52.79ドル。「何も変化の無い相場環境が続いている。」

◇081120 米国株概況◇

*米国株急反落-NYダウは8000ドル割れ、5年8ヵ月ぶりの安値水準に。

NYダウ   7997.28(前日比▲427.47)

ナスダック  1386.42(前日比▲96.85)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落となった。経済指標の悪化、シティグループ傘下のヘッジファンド清算や運用会社の経営危機、そしてGM救済策の混迷と悪材料が重なって市場心理を暗くした。昨日も引け間際の下げ方が強烈で、僅か1時間で250ドル超下げ幅を拡大させて、結局この日のほぼ安値で取引を終えることとなった。

朝方発表された10月の住宅着工件数は過去最低水準まで落ち込み、先行指標とされる許可件数も減少傾向が続いた。夏場に一時底打ち感が見られ始めた住宅市場であったが、差し押さえ物件が新たな在庫として積み上がってしまうことで、いくら新築着工の大幅な減少が続いても、一向に需給が改善しないため住宅価格の下落に歯止めが掛からないという悪循環に陥ってしまっている。

金融株も下げを牽引した。シティが傘下のヘッジファンドの清算や経営が厳しくなっていた運用会社の資産を買い取るとの報道を受けて同社株は23%の急落、他の大手銀行も軒並み2桁のパーセンテージで下落した。足元、S&P金融株指数の下落に拍車が掛かってきた。

そしてここにきて、GMなどビックスリーの救済策についても混迷を深めつつある。公的救済を求めて3社首脳は議会での証言を行なってきたが、それに対する反応はいまひとつ。共和党からは破産法11条の申請が最善策などと半ば突き放しているようなメッセージすら聞かれる始末である。一方、救済推進派の民主党も金融安定化法の7000億ドルの一部を使って救済すべきであると主張しているが、金額的にはビックスリーが必要としているものには到底及ばないものである。自動車業界救済に対しては何か完全に別枠の制度が必要であり、そのためには議会での審議など一定の時間が掛かりそうである。早期の救済基金取り付けは困難との見方から、GMの株価は10%安、フォードは25%安と急落した。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反落。米国株の急落を受けて売りが先行、日本株ADRが軒並み急落していることもあって、日経平均先物も8000円大台を割り込んだ。結局、本日のほぼ安値圏に近い7865円(前日比▲645円、大証終値比▲405円)で取引を終えた。この日の高値は8470円、安値は7800円。

2008年11月19日 (水)

081119商品市況

     原油3日続落。高値がどんどん切り下がる

     卸売物価の数字が金動向を決定づけた印象

CBOT(シカゴ穀物市場)の穀物先物市場で主要穀物相場は大きな動意がなく軟調な動きとなった。一昨日から裁定解消の動きが一服している小麦は続落、大豆は3日ぶり、コーンは4日ぶりに下落となった。

ここ46日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント、▲4.50セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント、▲5.75セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント、▲4.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=9.0200ドル(前日比▲4.50セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8000ドル(同▲5.75セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2975ドル(同▲4.00セント)。コメも2日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は続落。米卸売物価指数▲2.8%の数字で一時売り一色となった。「実体経済における景気後退局面の持続が卸売物価に与える影響を考えれば、長期的に金が買えないことは明らか。」との指摘。12月物の終値は前日比▲9.3ドル安い1トロイオンス=732.7ドル。高値は745.6ドル、安値730.3ドル。

9連敗後のここ48日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル、▲9.3ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銀、銅、プラチナは反発したが、堅調さが際立つパラジウムは3日ぶりに下落、ロンドンのアルミ、ニッケルは6日続落。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は3日続落、ここ6日で1勝5敗。期近のWTI12月物引け値は前日比▲0.56ドル安い1バレル=54.39ドル。高値55.98ドル、安値53.96ドル。「引け値もさることながら、高値がどんどん切り下がっている。

◇081119 米国株概況◇

*米国株小幅に反発-引け際に急騰するなど、日中は乱高下の動き。

NYダウ   8424.75(前日比+151.17)

ナスダック  1483.27(前日比+1.22)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発となった。とはいえ、引け際の急騰に救われた格好で、内容的には決して評価されるものではないと受け止めている。

前日に嫌な引け方をした米国株市場であったが、寄り前に発表されたパソコン大手ヒューレット・パッカードの決算が市場予想を上回る内容であったことが好感されて買いが先行し、NYダウは午前中のうちに200ドル超上昇することとなった。

しかし、ホッと一安心したのもつかの間、アナリストの業績下方修正見通しを受けるなどシティグループの株価が下げ止まらず金融セクター全般が軟調な動きとなると、お昼過ぎからは一転して売りが優勢となり、一気に下落歩調を辿ることとなった。1時に発表された11月の住宅市場指数が集計開始以来の最低を記録し、住宅建設株が急落したことも下げに拍車をかけることとなり、NYダウは前日比150ドル超安、つまり本日の前場につけた高値からは350ドル超安い水準まで売り込まれることとなった。個人消費指標の急激な悪化に象徴されるように景気後退色が強まってきている中では、投資家が下値不安を払拭できずにいるのも無理はない。

と、ネガティブなことをイメージしながら相場を見ていたところ、突然の引け際の急騰劇。NYダウは僅か1時間で300ドル超も切り返す展開。なんじゃこりゃ!と声を上げたくなったが、急騰の要因を探してみたものの明確な理由は見当たらず、短期筋のポジション調整とプログラム売買が重なり合って引き起こされたものではないだろうか。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発。米国株同様に乱高下の動きとなった。米国が売り込まれた局面では一時8100円台まで下落する場面があった。米国が引けにかけて買い戻されたことで、結局、本日のほぼ高値である8510円(前日比+90円、大証終値比+190円)で取引を終えた。この日の高値は8520円、安値は8140円。

2008年11月18日 (火)

081118商品市況

     小麦で裁定解消終了の動き

     原油市場の下落基調継続がG20の市場評価

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場で裁定解消の動きが一服した小麦が5日ぶりに反落し、大豆と小麦は続伸した。

ここ45日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント、+10.50セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント、+5.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント、▲20.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=9.0650ドル(前日比+10.50セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8575ドル(同+5.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3375ドル(同▲20.50セント)。コメは3日ぶりに反落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は小反落。「G20終了後の株式動向を見極めるまで大きな動意はなさそう。」12月物の終値は前日比▲0.5ドル安い1トロイオンス=742.0ドル。高値は748.7ドル、安値729.6ドル。

9連敗後のここ47日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル、▲0.5ドル

他の主要貴金属も週末高の反動で小安い。銀、銅、プラチナは続落、パラジウムは小幅に2日続伸。ロンドンのアルミ、ニッケルはついに5日続落。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は続落、ここ5日で1勝4敗。期近のWTI12月物引け値は前日比▲2.09ドル安い1バレル=54.95ドルと55ドルを割れて引けた。高値58.98ドル、安値54.72ドル。高値も60ドルを奪回できず。「よほどセンチメントが変わらない限りベア・マーケットの地合いは変わらない。投機的な市場の影はなく、原油を売ることが非常に安定的な収益をファンドにもたらしている。

◇081118 米国株概況◇

*米国株続落-金融株主導で続落。

NYダウ   8273.58(前日比▲223.73)

ナスダック  1482.05(前日比▲34.80)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続落となった。NYダウは先週金曜日の下落幅と合わせると、木曜日の急騰分が帳消しとなる一方、ナスダックは終値ベースで直近安値を割り込んで約5年半ぶりの安値に沈んだ。

金融サミットでこれといった対応策が打ち出されなかったことや、朝方発表されたNY連銀景況感指数が集計開始以来最低の水準まで落ち込んだことなどがあって、景気後退を懸念する売りが先行した。また、シティグループによる全従業員の15%に相当する5万人超の人員削減計画が報じられたことも、ショッキングなニュースとして受け止められた。他の大手金融機関も右へ倣えとなる可能性もあって、雇用情勢の悪化に拍車がかかり、更に個人消費に悪影響を及ぼすのではないかとの懸念を誘った。

NYダウは午前中に200ドル安超まで売り込まれたが、売り一巡後は値頃感から買戻しが優勢となり、一時プラス圏まで戻る場面があった。その後は前日終値近辺での取引が続いたが、大引けにかけての30分間は、新たな悪材料が出たわけではないのだが急落して終わることとなった。日中の動きは、さながら日本株市場と同じ展開である。時折、値頃感からの買いは入るのだが、悪材料があまりに多く下値不安が根強いなかでは、結局のところ方向感の出ない状況となってしまい、短期的な需給が支配する相場展開が続いている。こうした動きがなおさら、投資家の目に相場の先行きが懐疑的なものに映ってしまうのかもしれない。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落。大きく売り込むような展開とはならなかったが、米国株同様に弱含みの展開が続いた。結局、8420円(前日比▲30円、大証終値比▲70円)で取引を終えた。この日の高値は8655円、安値は8295円。

2008年11月17日 (月)

081117商品市況(現地1114)

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場は小麦は4日続伸となったが他は小動き。動意に欠ける展開が続いた。

ここ44日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント、+2.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント、+3.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント、+16.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.9600ドル(前日比+2.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8025ドル(同+3.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.5425ドル(同+16.00セント)。コメは2日続伸。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は4日ぶりに大幅に反発。「前日700ドルを安値で割ったところから自律反発を狙った買いが入っており、買い戻しの動きも加わった。」12月物の終値は前日比+37.5ドル高い1トロイオンス=742.5ドル。高値は754.0ドル、安値724.0ドル。

9連敗後のここ46日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル、+37.5ドル

他の主要貴金属も金につられて高い。銅は2日ぶり、銀は3日ぶり、プラチナは4日ぶり、パラジウムは5日ぶりにそれぞれ反発。ロンドンのアルミ、ニッケルは4日続落。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で木曜日に3日ぶりに反発した原油先物相場は反落、期近のWTI12月物引け値は前日比▲1.20ドル安い1バレル=57.04ドルとなった。高値59.96ドル、安値55.69ドル。小売売上高の数字で軟化したものの、その後は金の動向や為替の動きにつられる展開で、原油市場としての方向感は出なかった。

2008年11月14日 (金)

081114商品市況

     流れは不変

     原油小反発も商品全般的にかなり弱い地合い

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、米国株の戻り局面でコーンと小麦が買われたが大豆は3日続落。

ここ43日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント、▲1.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント、+7.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント、+5.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.9400ドル(前日比▲1.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7700ドル(同+7.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3825ドル(同+5.25セント)。コメは7日ぶりに上昇。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日続落、ポジション整理の恐怖が支配的。12月物の終値は前日比▲13.3ドル安い1トロイオンス=705.0ドル。高値は739.2ドル、安値698.2ドルと700ドルを割り込んだ。あの10/24以来。

9連敗後のここ45日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル、▲13.3ドル

他の主要貴金属も総崩れ。銅は反落、銀は2日続落、プラチナは3日、パラジウムは4日続落となった。ロンドンのアルミ、ニッケルも3日続落。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は3日ぶりに反発したが、強さは感じられない。期近のWTI12月物引け値は前日比+2.08ドル高い1バレル=58.24ドル。高値59.58ドル、安値54.67ドル。安値は一昨日の安値よりも低い。

◇081114 米国株概況◇

*米国株急反発-NYダウは史上3番目の上げ幅を記録。

NYダウ   8835.25(前日比+552.59)

ナスダック  1596.70(前日比+97.49)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発、4日ぶりの上昇となった。それにしても、なんという値動きであろうか。NYダウの日中幅は900ドル超に及んだ。10月10日以来となる8000ドルの大台を一時割り込んだのち急反発、買いが買いを呼ぶ展開となって時間の経過とともに上昇スピードが加速した。

朝方は、大方の予想通り軟調な展開。前日に失望的な決算を発表したインテルの株価下落、週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回る50万件大台を突破したこと、そしてディスカウントストア最大手ウォルマートの決算は増益となったものの、通期の見通しが下方修正されるなどネガティブな材料が目白押しとなり、午後1時には8000ドル大台を割り込んで下値模索の展開となった。しかし、ここから相場つきが一変。同時点で原油相場も反発へと転じたこともあって、指数寄与の高い石油株が相場を牽引する格好となった。ここまでは、突っ込み警戒感からの押し目買いが入ってきた程度に思っていたのだが、その後も指数はグングン上昇し引けにかけては一段高となった。

正直いって、昨日は500ドル超の上昇に結びつくような明確な理由付けが見当たらない。前日までの下落分を差し引くと今週月曜日の終値近辺の水準に戻っただけで、過去数日間のレンジで見れば別に驚くような水準ではない。ただ、8000ドル割れ水準を見た直後に急反発したことに何らかの意味があるのかもしれず、ひょっとしたら投資家の間で二番底を確認したというような感覚が働いたのかもしれない。自分の中にはまだそうした感覚はなく、明日以降の相場の動きを見ないことには何とも言いがたいというのが率直な意見である。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反発。午前中は米国株が軟調に推移していたこともあり、8000円割れ寸前まで売り込まれる場面があった。その後、米国株の急反発とともに大きく上昇、結局、本日の高値圏である8855円(前日比+690円、大証終値比+595円)で取引を終えた。この日の高値は8900円、安値は8030円。

2008年11月13日 (木)

081113商品市況

     原油、2006年レベルが視野

     穀物・貴金属も連日で大きく下落

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、大豆とコーンが続落。ここのところ相対的に弱含んでいた小麦は裁定のショートカバーで2日続伸。

ここ43日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント、▲21.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント、▲4.75セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント、+9.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=8.9500ドル(前日比▲21.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.695ドル(同▲4.75セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3300ドル(同+9.75セント)。コメも6日続落

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は大きく2日続落。「中国の景気刺激策ネタだけで買い上がるには無理がある。まだ、投機筋のポジション圧縮圧力が潜在していることを市場は懸念している。」12月物の終値は前日比▲14.5ドル安い1トロイオンス=718.3ドル。高値738.4ドル、安値711.5ドル。

9連敗後のここ44日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル、▲14.5ドル

他の主要貴金属も続落が目立つ。銀は続落、銅は小反発したが、プラチナは2日、パラジウムは3日続落となった。ロンドンのアルミ、ニッケルもやや大きく続落。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物相場は続落、期近のWTI12月物引け値は前日比▲3.17ドル安い1バレル=56.16ドルと、一昨日再度割り込んだ60ドルさえ遠くに見えるレベル。高値59.50ドル、安値55.62ドル。「高値が60ドルを奪回できなかったことが市場センチメントの全てを表している。」一昨日の安値は昨年春前(3月)レベルであったが、昨日は更に2ヶ月ほど後退。原油相場はいよいよ2006年レベルに戻る過程に入った。

◇081113 米国株概況◇

*米国株大幅続落-消費鈍化懸念強まる。金融株、ハイテク株が安い。

NYダウ   8282.66(前日比▲411.30)

ナスダック  1499.21(前日比▲81.69)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも大幅に続落となった。NYダウは終日軟調な展開となったが、下落した大きな理由は2つある。まず午前中の下落の要因は、朝方発表された家電量販店最大手ベスト・バイの業績下方修正や百貨店大手メイシーズの失望的な決算発表を受けて、個人消費に対する懸念が一段と高まったことによるものである。感謝祭からクリスマスにかけてのこの時期に、米個人消費の7割ほどが集中すると言われており、従来から投資家はこの時期における個人消費に関するニュースに対して敏感になりがちである。金融市場の混乱による悪影響が個人消費に明確に出始めたことを嫌気して、投資家は小売株を中心に売りを先行させた格好だ。明日はディスカウントストア大手のウォルマートが決算発表を予定している。小売セクターの中では、常に健闘した数字を出し続けてきた企業であり、もしこの決算がコケてしまうようなことになれば、米消費部門はいよいよ厳しい情勢にあるということだ。

続いて、午後からの一段安を招いた理由は、ポールソン財務長官による金融安定法の運用方針についての発言だった。公的資金の注入対象業種の拡大と金融機関の不良債権買い取りの当面見送るとの内容であった。前段の公的資金の注入対象業種の拡大については、金融子会社を抱える事業会社や消費者ローンなどのノンバンクへも公的資金の注入を検討しているというものであり、この点に関しては金融当局管轄外の業種ではあるが、信用リスク、不良債権問題に苦しんでいる点では金融機関と全く同じであり、何といってもノンバンクといえども現在の米国企業と個人の対して不可欠な信用を提供していることから救済の必要性は高く、ポジティブなニュースといえる。ただ、後段の不良債権買い取りの当面見送りがいけなかった。いわば銀行サイドとしては、とばっちりを受けた格好だ。不良債権を買い取ってもらうことで、バランスシートが改善することが期待されていたが、その道が一旦閉ざされてしまったわけだ。ノンバンクに対しても公的資金を使うことで、銀行等の不良債権買い取りまで行なってしまうと政府の資金繰りがショートしてしまうことになる。保険会社AIGは多大な優遇措置を受けることができたが、いまのところ銀行は恩恵を全く受けることが出来ない状況。こうした状況をネガティブに受け止めた投資家が銀行株中心に売りを出したようで、指数全体の下げ幅が拡大することとなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅続落した。米国株急落を背景に朝方から売りが先行し、ほぼ終日を通じて軟調な展開が続いた。円高進展も嫌気された。結局、本日の安値圏である8165円(前日比▲390円、大証終値比▲575円)で取引を終えた。この日の高値は8880円、安値は8135円。

2008年11月12日 (水)

081112商品市況

     原油1年8ヶ月ぶりの安値水準

     穀物・貴金属も大きく下落

    

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、3日続伸していた大豆が大きく下落、コーンも反落したが、3日続落した小麦にはショートカバーが入り小幅高。「先週から大豆買い、小麦売りを入れていた向きの手仕舞いが主体。この4ヶ月間、盛り上がりに欠けるどころか市場が縮小に向かっていることをヒシヒシと感じる。

ここ42日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント、▲32.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント、▲9.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント、+3.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=9.1600ドル(前日比▲32.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7425ドル(同▲9.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2325ドル(同+3.25セント)。コメも5日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日ぶりに反落、中国の景気刺激策で盛り上がった一昨日の上昇分を吐き出す下落となった。ドルが対ユーロで堅調に推移したことと原油市場が上昇する気配がないことから手仕舞いの回転も早くなっている。12月物の終値は前日比▲13.7ドル安い1トロイオンス=732.8ドル。高値749.9ドル、安値725.5ドル。

9連敗後のここ43日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル、▲13.7ドル

他の主要貴金属も総じて安い。一昨日3日ぶりに反発した銀、4日ぶりに反発した銅も揃って下落、プラチナも3日ぶりに下落、パラジウムも続落となった。一昨日4日ぶりに上昇したロンドンのアルミ、ニッケルも反落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で2日間小幅に上伸していた原油先物相場は早くも息切れ、期近のWTI12月物は前日比▲3.08ドル安い1バレル=59.33ドルと60ドルを割り込んで引けた。高値62.28ドル、安値58.32ドル。安値は昨年春前(3月)レベル。

◇081112 米国株概況◇

*米国株大幅続落-企業業績不振から、景気先行き懸念強まる。

NYダウ   8693.96(前日比▲176.58)

ナスダック  1580.90(前日比▲35.84)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも大幅に続落となった。昨日は冴えない企業決算発表やアナリストの投資判断引き下げが相次いだことで寄付きから売りが先行し、NYダウは一時300ドル超の下落に見舞われる場面があった。スターバックスやトール・ブラザーズなど各業界を代表する企業の決算発表が不振を極めたことで、景気先行き懸念が一段と強まる格好となった。そして代表するといえば、米国の全製造業を代表するGMの動向が、いま現在市場関係者の間で最も注目されている事柄である。昨日の東京時間に「オバマ氏がブッシュ大統領に対して自動車業界への緊急支援を要請した」とのニュースが流れたことで、株価反騰への期待感が高まったが株価は下げ止まらず、結局5日続落となり安値を更新して取引を終えている。投資家はGMのことを金融危機時のベアーやリーマンのような位置づけで見ているのだ。GM株を巡る今後の展開が株式市場に与える影響は大きいので引き続き注視していきたい(特に、政府救済の際に既存株主の責任を問うか否かについて)。

こうした悪材料が山積みされる中で、短時間で大きく相場が切り返す場面があった。連邦住宅金融局から「住宅差し押さえを防ぐ対策(ローンの支払いを低減するプログラム)」が発表されて、個人消費の下支え効果に繋がるとの思惑から買い進まれたのだ。ただ、前日に小売大手のサーキットシティが破産申請するなど小売業界を取り巻く環境は大変厳しく、まもなく迎えるクリスマス商戦も苦戦を強いられることが予想される。今晩発表が予定されている百貨店大手メーシーズ、明日予定のディスカウント大手ウォルマートの決算は、市場参加者の間で注目されることとなりそうである。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に反落した。米国株急落を背景に朝方から売りが先行し、ほぼ終日を通じて軟調な展開が続いた。結局、8555円(前日比▲425円、大証終値比▲225円)で取引を終えた。この日の高値は8805円、安値は8420円。

2008年11月11日 (火)

081111商品市況

     中国の景気刺激策が金と大豆をインスパイア

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、大豆は3日続伸。コーンも上昇したが小麦は3日続落。農務省の穀物需給がやはり再度の下方修正となったことから穀物市場に安心感が広がったが、先月は同数字の発表で大きく買い上げられてもおかしくなかったものの、結果的に下落したトラウマから発表後は伸び悩んだ。しかし、ここ数週間書いているように、中国の買い付けがテーマとなっている大豆は同国の景気刺激策を素直に好感し3日続伸となった。

ここ41日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント、+27.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント、+8.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント、▲1.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆1月物1ブッシェル=9.4800ドル(前日比+27.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8350ドル(同+8.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2000ドル(同▲1.00セント)。コメは4日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は大きく2日続伸、中国の景気刺激策に敏感に反応した。さすがに(中国、インドなど)金に対する現物需要の強い国の材料だけに寄り付きは売り方の手が見られず堅調な地合いであったが、ドルが強含んだ午後にダレる場面もあった。12月物の終値は前日比+12.3ドル高い1トロイオンス=746.5ドル。高値753.6ドル、安値745.6ドル。

9連敗後のここ42日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル、+12.3ドル

他の主要貴金属も強い。銀は3日ぶり、銅も4日ぶりに上昇。プラチナは2日続伸したが6日続伸したパラジウムはさすがに利益確定の売りで反落。ロンドンのアルミ、ニッケルは4日ぶりに上昇した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油相場は2日上伸、期近のWTI12月物は前日比+1.37ドル高の1バレル=62.41ドルで引けた。高値65.56ドル、安値59.10ドル。「中国ネタで一時盛り上がったが、高値から結果的に3ドル以上下げて引けたことが現在の地合いを表している。」

◇081111 米国株概況◇

*米国株反落-朝高の後、GMが急落の影響から失速。

NYダウ   8870.54(前日比▲73.27)

ナスダック  1616.74(前日比▲30.66)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも反落となった。昨日は強弱材料が交錯する展開となったが、結果的に朝高の後、株価は引けにかけて失速していく展開となった。

まずは、好材料から紹介すると、アジア株と欧州株を上昇へと導いた中国政府による総額4兆元(約57兆円)にのぼる景気刺激策。翳りの見える中国経済のテコ入れに繋がれば世界景気に与える影響は大きく、米国市場でも期待感が膨らんだ。そして、もうひとつの好材料は保険大手AIG向けの公的支援見直しの発表。保険会社への公的支援は初となるが、支援額の大幅増額と借入れ金利の大幅引き下げという優遇措置を講じることとなり、従来よりも財務立て直しが円滑に進むとの思惑から、同社株は大きく上昇した。

一方、悪材料はというと、GM問題。先週末発表された決算内容を受けて、アナリストの格下げが相次いだことに加えて、手元流動性が事業を運営していく上でギリギリの水準まで落ち込み、来年2月には手元資金が尽きてしまうとの試算が一部で出た。もはや、政府の支援なしでは立ち行かない状況にあるのだが、ポイントは政府支援を受けた際の既存株主の処遇。昨日、ドイツ銀アナリストはGMの目標株価を“ゼロ”に設定にしたが、これは既存株主が責任を問われることになると予想している。もう一つの悪材料は、GSの株価が10月10日の安値を割り込んで急落したこと。9-11月期決算に対する不安感(上場以来、初となる赤字決算の可能性高い)が売りを誘っているようだが、10月の金融危機がピークを迎えていた時期の株価を割り込んできたことで、金融機関の事業環境の厳しさが改めて浮き彫りとなった。米国の製造業を代表する企業と金融業界を代表する企業に関するニュースが悪材料となる状況では、株式市場が不安定となるのも致し方ないところかもしれない。(小林)

シカゴ日経平均先物は小幅続伸。朝方は前夜の大証での好地合いと米国株市場の上昇を受けて買いが先行したが、徐々に米国株上昇の勢いが衰え始めると、それに呼応する格好で値を消し始めた。結局、8980円(前日比+135円、大証終値比▲140円)で取引を終えた。この日の高値は9375円、安値は8860円。

2008年11月10日 (月)

081110商品市況(現地1107)

     金・原油、微小高

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、中国の買い付けネタと週明けの農務省在庫による再度の下方修正が予想されている大豆は2日続伸したが、コーン、小麦は続落。

ここ40日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント、+12.25セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント、▲2.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント、▲1.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.1175ドル(前日比+12.25セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7550ドル(同▲2.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2100ドル(同▲1.50セント)。コメは3日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日ぶりに小反発、原油相場が株高により小幅高になったことを受けてやや持ち直した。12月物は前日比+2.0ドル高い1トロイオンス=733.2ドルが終値。高値744.9ドル、安値725.5ドルとレンジは前日よりも低い。

9連敗後のここ41日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル、+2.0ドル

他の主要貴金属はマチマチ。銀は2日続落、銅は3日続落。プラチナは1日で切り返し、パラジウムは6日続伸となった。ロンドンのアルミ、ニッケルは3日続落、下げ幅も連続で大きい。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油相場は3日ぶりに小反発、期近のWTI12月物は前日比+0.27ドル高の1バレル=61.04ドルで引けたが、高値62.82ドル、安値59.97ドルと金同様にレンジは昨日よりも低い。安値は1年半以上も前のレベル。再度書く。「参加者も減った。どこまで掘っても世界中に今買い材料は無い。」

2008年11月 7日 (金)

081107商品市況

     英・欧利下げ=ドル高の影響もあり軟調地合い続く

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場においてコーンと小麦は続落したが、大豆は期近が買われ期先は売られた。先月来中国の買い付けの動きが大豆のテーマとして存在しているが昨日はその手口が言われた。

ここ39日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント、+2.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント、▲12.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント、▲14.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.0600ドル(前日比+2.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7800ドル(同▲12.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2250ドル(同▲14.75セント)。コメは2日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は続落、12月物は前日比▲10.2ドル安い1トロイオンス=732.2ドルで取引を終えた。「欧・英の利下げを受けてドルが上昇、原油も下落するという条件では“上がり目”がなかった。このくらいの下げ幅で終わったことを市場は安堵している。」高値761.3ドル、安値727.5ドル。

9連敗後のここ39日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル、▲10.2ドル

他の主要貴金属は総じて軟調。銀は4日ぶりに大きく下落、銅も続落、プラチナは3日ぶりに大きく下落したが、一人気を吐くパラジウムは5日続伸となった。ロンドンのアルミ、ニッケルは2日続落、下げ幅も大きい。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油相場は大幅に続落、期近のWTI12月物は前日比▲4.53ドル安い1バレル=60.77ドルと60ドル割れ寸前のレベルで引けた。高値65.50ドル、安値0.16ドル。「参加者も減った。どこまで掘っても世界中に今買い材料は無い。」

◇081107 米国株概況◇

*米国株大幅続落-景気後退懸念から売りが先行。

NYダウ   8695.79(前日比▲443.48)

ナスダック  1608.70(前日比▲72.94)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも大幅に続落となった。日米に続いて欧州各国が協調利下げに踏み切ったものの、景気先行きに対する不安感は払拭できず欧州株は大きく下落、前日の米国株急落に端を発しアジア株安→欧州株安へと連鎖した流れを受けて、米国株市場も売り先行の展開となった。

昨日は悪材料が重なった。まずは、マクロ経済見通し。IMFの2009年世界経済見通しで日米欧の経済がマイナス成長に下方修正された。3極ともマイナス成長に陥るのは戦後初のことで、景気後退懸念が加速することとなった。

続いて米経済指標。前日に発表されたADP全米雇用レポートに続いて、朝方発表された週間の失業保険新規申請件数も市場予想を上回るネガティブな結果となり、足元の厳しい雇用情勢を鮮明にした。明日の10月雇用統計で非農業部門の雇用者数が激減してしまうのではないかとの懸念がいよいよ強まり景気不安からの売りが続いた。10月雇用統計の注目度は更に増した感がある。

そして、個別企業の決算発表も相場の足を引っ張ることとなった。ネットワーク機器大手シスコ・システムズが前夕発表した決算において慎重な売り上げ見通しを示したことで、IT関連の設備投資が低迷しているとの思惑からハイテク株全般に売りが拡がった。そして、昨日日本で発表されたトヨタの失望的な決算見通しが、米国においてもショッキングなニュースとなった。自動車業界の厳しい経営環境が改めて意識されて、GM、フォードなど自動車株が軒並み下落、さながらトヨタショックの様相を呈することとなった。

大統領選挙が終わった途端に、市場参加者は実体経済における悪い面を穿り出すように探し始めた。昨日も書いたが金融危機の影響を反映して10-12月期が最悪の状況になるとの見通しが今のところ大勢で、別に穿り出さなくてもこの期間の経済指標は悪い数字となるのは当たり前のこと。今の株式市場はこうした悪い経済指標の数字を織り込んでいく調整過程にある。しばらくの辛抱が必要である。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株市場が終日軟調に推移したことで、日経平均先物も売り先行の展開が続いた。トヨタのADRが東京終値比で急落していたこともネガティブに働いた。結局、8370円(前日比▲785円、大証終値比▲430円)で取引を終えた。この日の高値は9030円、安値は8320円。

2008年11月 6日 (木)

081106商品市況

     お祭りが終わり貴金属がマチマチであった以外総じて安い

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物は3穀物ともに急反落。一昨日大きく上昇した大豆だけでなく、コーン、小麦も下げ幅が大きい。

ここ38日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント、▲55.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント、▲22.75セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント、▲35.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.0400ドル(前日比▲55.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.9025ドル(同▲22.75セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3725ドル(同▲35.25セント)。コメも3日ぶりに下落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日ぶりに下落、12月物は前日比▲14.9ドル安い1トロイオンス=742.4ドルで取引を終えた。高値770.0ドル、安値735.7ドル。

9連敗後のここ39日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル、▲14.9ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銀は3日続伸、プラチナも2日、パラジウムは4日続伸となったが、銅は3日ぶりに下落、上昇幅も大きい。プラチナも大きく反発、パラジウムは3日続伸。ロンドンのアルミは3日ぶりに下げ、ニッケルも反落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油相場は大幅に反落、期近のWTI12月物は前日比▲5.23ドル安い1バレル=65.30ドルと再び70ドルを割り込んだ。高値70.46ドル、安値65.00ドル。

◇081106 米国株概況◇

*米国株急反落-オバマラリーは一旦終了。市場の焦点は再び実体経済に。

NYダウ   9139.27(前日比▲486.01)

ナスダック  1681.64(前日比▲98.48)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落となった。事前の予想通り、民主党オバマ氏の圧勝で幕を閉じた大統領選挙であるが、株式市場では政策面での期待値が大きく先行して上昇していたこともあり、昨日は材料出尽くし感から反動安に見舞われることとなった。今後、新政権ネタで株式市場が動意づくケースは、財務長官など主要ポストの人選と追加景気対策に関する報道であろう。ホワイトハウスの奪回と議会で上下両院を制したことで、民主党の政策運営・実行能力が高まったことは事実であり、昨夜は株が下落することとなったが、先行きの展開を考えると今回の選挙結果は株式市場にとってポジティブなものであると思われる。

さて、大統領選挙というお祭り騒ぎよって脇に押しやられていた経済指標の悪化が、昨日から再びクローズアップされることとなった。民間雇用サービス会社ADPが発表した10月の全米雇用レポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想以上に減少した。週末発表が予定されている10月の雇用統計への懸念が強まるというお決まりのパターン。事前の悪い数字が相場にとって良いガス抜きになるケースもあるのだが、今回は金融危機の影響が反映され始めて、雇用情勢の悪化を鮮明にする数値となる可能性があるので注意は必要である。また、この日発表されたISM非製造業景況感指数も44.4と調査開始以来最低の数字となった。オバマラリーにかき消される格好となったが、週初に発表されたISM製造業景況感指数も悪かったことからも、やはり実体経済は厳しい状況にあるといえる。もっとも、数字のバラツキは見られるがエコノミストの大方の予想は10-12月期が最悪期と見ており、この期間に出てくる経済指標の数字が悪いのは致し方ないところ。目先の株式市場はこうした足元の実体経済悪を織り込んでいく形で調整し、オバマラリーで上昇した部分が剥落していく展開が予想される。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅反落した。米国株市場が反動安に見舞われる中、日経平均先物も利益確定の売りに押される展開が続いた。米景況感悪化を示す経済指標の発表を受けてドル安・円高に動いたことも弱材料に働いた。結局、9155円(前日比▲430円、大証終値比▲365円)で取引を終えた。この日の高値は9640円、安値は9105円。

2008年11月 5日 (水)

◇081105 米国株概況◇

*米国株大幅高-新政権への期待感から大幅高。

NYダウ   9625.28(前日比+305.45)

ナスダック  1780.12(前日比+53.79)

昨日の米国株式市場は、NYダウは大幅に反発、ナスダックは6日続伸した。大統領選挙という不透明要因が消えて、景気対策進展への期待感が膨らんだことに加えて、LIBORの低下傾向が鮮明となるなど短期金融市場の落ち着き(=金融不安の後退)を好感する買いが入った。NYダウは終日堅調な動きを見せて、本日の高値圏で取引を終えている。

昨日は満遍なく買いが入った格好となっているが、なかでも牽引役となったのがエネルギー関連株とノンバンク株。エネルギー関連株については、原油価格の急騰がストレートに反映された格好で、サウジが減産を開始したことによる需給逼迫感とドルが対ユーロで下落したことが材料視されたが、何よりも原油価格上昇の一番の要因は株高であったのかもしれない。一方、ノンバンク株については、金融安定化策に基づく資本注入の対象にノンバンク系金融機関も加えることが検討されているとの報道を好感して、GEやCIT、そしてMBIAなどが大幅高となった。

大統領選挙と同時に実施されている上下両院選挙でも民主党優勢が伝えられていることで、経済対策への期待感が更に膨らんでいるが、やや期待値というかセンチメント先行の株高に行き過ぎ感があるようにも見える。この日も市場予想を下回る経済指標の発表に対して株式市場は鈍感であった。オバマ新大統領誕生=実体経済の好転に繋がる、ということでは必ずしもない。株高の持続性にはファンダメンタルズ改善の兆候が必須条件であり、まだ見極めなければならない材料は少なくないのではないだろうか。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続伸となった。米国市場の急騰を受けて買いが先行し、一時9700円台まで買い進まれた。円安も支援材料。引けにかけて利食い売りが出てやや値を下げ、結局、9585円(前日比+505円、大証終値比+485円)で取引を終えた。この日の高値は9730円、安値は9195円。

081105商品市況

     昨日はお祭り

     リスク許容度の拡大とドル安で商品市場全面高!

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物は3穀物ともに続伸。大豆の値幅が大きい。昨日も書いたが先週末に出た月末(期末)要因のファンド整理売り一巡を指摘する向きが多い。

ここ37日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント、▲8.75セント、+3.00セント、+21.25セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント、▲8.00セント、+1.50セント、+10.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント、▲1.75セント、+25.75セント、+10.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.4950ドル(前日比+21.25セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1300ドル(同+10.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.7250ドル(同+10.50セント)。コメも2日続伸。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物も大きく続伸、12月物は前日比+30.6ドル高い1トロイオンス=757.3ドルで取引を終えた。高値799.3ドル、安値721.8ドル。30ドルを超える上昇はほぼ一ヶ月ぶり。

9連敗後のここ38日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル、▲20.3ドル、+8.6ドル、+30.6ドル

他の主要貴金属も強い。銀、銅は2日続伸で、上昇幅も大きい。プラチナも大きく反発、パラジウムは3日続伸。ロンドンのアルミも2日続伸で、ニッケルも大きく反発した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油相場も上昇、期近のWTI12月物は前日比+6.62ドル高い1バレル=70.53ドルと70ドルを奪回した。高値71.77ドル、安値62.25ドル。

2008年11月 4日 (火)

081104商品市況

     CFTCの建玉発表される。

     金も原油も“やっぱりな”という数値。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物は小麦が大きく上昇、大豆、コーンも小幅に上げる。先週末の月末のファンドによる整理売りをこなした後の午後の地合い引き継ぐ。

ここ36日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲