◇090218 米国株概況◇
*米国株急落-金融システム不安の再燃で、金融株が大幅安。
NYダウ 7552.60(前日比▲297.81)
ナスダック 1470.66(前日比▲63.70)
昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅安となった。アジア株、そして欧州株が大幅安となる中、連休明けの米国株市場も寄付きから売りが先行する展開となった。下げを主導したのは金融株。格付け会社ムーディズが東欧で事業展開する西欧金融機関の財務などへの懸念を指摘したことをきっかけに、世界的な金融不安が高まった格好。先週から欧州ではアイルランドの銀行に問題が浮上するなど、金融システム不安が再びクローズアップされていた中で報道されたこのニュースに投資家は敏感に反応することとなった。そして、やはり米政府が金融安定化策の詳細発表まで至っていないことも、引き続き金融株への売りを誘っているようだ。国有化懸念が燻るシティバンクやJPモルガンといった大手金融株が軒並み大幅安となり、相場の足を大きく引っ張ることとなった。また、原油安を受けて指数寄与の高いエネルギー株が下落したことも響いた面もある。
そして相場の下げ足を速める要因となったのは、昨年11月の安値に急接近したというテクニカル的な要因も大きいだろう。更なる下落リスクを警戒したリスクヘッジの動きが、相場の下落を加速させた可能性が高いと思われる。
さて、注目のGMとクライスラーの再建計画であるが、クライスラーは提出期限を守って再建案を提出したが、GMはまだ提出していない模様。ワゴナーGM会長が記者会見を予定しており、その席上で再建計画を発表する可能性は残している。(小林)
シカゴ日経平均先物は大幅安。米国株の大幅下落を受けて朝方から売りが先行し、安値圏での取引が終日続いた。結局、ほぼ本日の安値に近い7455円(前日比▲270円、大証終値比▲185円)で取引を終えた。本日の高値は7780円、安値は7440円だった。

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