2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ◇081112 引け後概況◇ | トップページ | 081113商品市況 »

2008年11月13日 (木)

◇081113 米国株概況◇

*米国株大幅続落-消費鈍化懸念強まる。金融株、ハイテク株が安い。

NYダウ   8282.66(前日比▲411.30)

ナスダック  1499.21(前日比▲81.69)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも大幅に続落となった。NYダウは終日軟調な展開となったが、下落した大きな理由は2つある。まず午前中の下落の要因は、朝方発表された家電量販店最大手ベスト・バイの業績下方修正や百貨店大手メイシーズの失望的な決算発表を受けて、個人消費に対する懸念が一段と高まったことによるものである。感謝祭からクリスマスにかけてのこの時期に、米個人消費の7割ほどが集中すると言われており、従来から投資家はこの時期における個人消費に関するニュースに対して敏感になりがちである。金融市場の混乱による悪影響が個人消費に明確に出始めたことを嫌気して、投資家は小売株を中心に売りを先行させた格好だ。明日はディスカウントストア大手のウォルマートが決算発表を予定している。小売セクターの中では、常に健闘した数字を出し続けてきた企業であり、もしこの決算がコケてしまうようなことになれば、米消費部門はいよいよ厳しい情勢にあるということだ。

続いて、午後からの一段安を招いた理由は、ポールソン財務長官による金融安定法の運用方針についての発言だった。公的資金の注入対象業種の拡大と金融機関の不良債権買い取りの当面見送るとの内容であった。前段の公的資金の注入対象業種の拡大については、金融子会社を抱える事業会社や消費者ローンなどのノンバンクへも公的資金の注入を検討しているというものであり、この点に関しては金融当局管轄外の業種ではあるが、信用リスク、不良債権問題に苦しんでいる点では金融機関と全く同じであり、何といってもノンバンクといえども現在の米国企業と個人の対して不可欠な信用を提供していることから救済の必要性は高く、ポジティブなニュースといえる。ただ、後段の不良債権買い取りの当面見送りがいけなかった。いわば銀行サイドとしては、とばっちりを受けた格好だ。不良債権を買い取ってもらうことで、バランスシートが改善することが期待されていたが、その道が一旦閉ざされてしまったわけだ。ノンバンクに対しても公的資金を使うことで、銀行等の不良債権買い取りまで行なってしまうと政府の資金繰りがショートしてしまうことになる。保険会社AIGは多大な優遇措置を受けることができたが、いまのところ銀行は恩恵を全く受けることが出来ない状況。こうした状況をネガティブに受け止めた投資家が銀行株中心に売りを出したようで、指数全体の下げ幅が拡大することとなった。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅続落した。米国株急落を背景に朝方から売りが先行し、ほぼ終日を通じて軟調な展開が続いた。円高進展も嫌気された。結局、本日の安値圏である8165円(前日比▲390円、大証終値比▲575円)で取引を終えた。この日の高値は8880円、安値は8135円。

« ◇081112 引け後概況◇ | トップページ | 081113商品市況 »

市場レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ◇081112 引け後概況◇ | トップページ | 081113商品市況 »