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2008年11月 7日 (金)

◇081107 米国株概況◇

*米国株大幅続落-景気後退懸念から売りが先行。

NYダウ   8695.79(前日比▲443.48)

ナスダック  1608.70(前日比▲72.94)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックとも大幅に続落となった。日米に続いて欧州各国が協調利下げに踏み切ったものの、景気先行きに対する不安感は払拭できず欧州株は大きく下落、前日の米国株急落に端を発しアジア株安→欧州株安へと連鎖した流れを受けて、米国株市場も売り先行の展開となった。

昨日は悪材料が重なった。まずは、マクロ経済見通し。IMFの2009年世界経済見通しで日米欧の経済がマイナス成長に下方修正された。3極ともマイナス成長に陥るのは戦後初のことで、景気後退懸念が加速することとなった。

続いて米経済指標。前日に発表されたADP全米雇用レポートに続いて、朝方発表された週間の失業保険新規申請件数も市場予想を上回るネガティブな結果となり、足元の厳しい雇用情勢を鮮明にした。明日の10月雇用統計で非農業部門の雇用者数が激減してしまうのではないかとの懸念がいよいよ強まり景気不安からの売りが続いた。10月雇用統計の注目度は更に増した感がある。

そして、個別企業の決算発表も相場の足を引っ張ることとなった。ネットワーク機器大手シスコ・システムズが前夕発表した決算において慎重な売り上げ見通しを示したことで、IT関連の設備投資が低迷しているとの思惑からハイテク株全般に売りが拡がった。そして、昨日日本で発表されたトヨタの失望的な決算見通しが、米国においてもショッキングなニュースとなった。自動車業界の厳しい経営環境が改めて意識されて、GM、フォードなど自動車株が軒並み下落、さながらトヨタショックの様相を呈することとなった。

大統領選挙が終わった途端に、市場参加者は実体経済における悪い面を穿り出すように探し始めた。昨日も書いたが金融危機の影響を反映して10-12月期が最悪の状況になるとの見通しが今のところ大勢で、別に穿り出さなくてもこの期間の経済指標は悪い数字となるのは当たり前のこと。今の株式市場はこうした悪い経済指標の数字を織り込んでいく調整過程にある。しばらくの辛抱が必要である。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株市場が終日軟調に推移したことで、日経平均先物も売り先行の展開が続いた。トヨタのADRが東京終値比で急落していたこともネガティブに働いた。結局、8370円(前日比▲785円、大証終値比▲430円)で取引を終えた。この日の高値は9030円、安値は8320円。

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