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2008年10月

2008年10月31日 (金)

◇081031 引け後概況◇

日経平均  8576.98円 (前日比▲452.78円)

TOPIX    867.12   (前日比▲32.25ポイント)

東証一部出来高     2782.36 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,295,196 百万円(概算)

値上がり銘柄数 750 (43.8%)

値下がり銘柄数 892 (52.1%)

変わらず        70 (4.0%)

「東証規模別株価指数」

大型株     892.91 (▲3.98%)

中型株     893.18 (▲3.90%)

小型株     1241.63 (+0.43%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  水産、不動産、その他製品、建設

値下がり業種上位5社  石油、ゴム、海運、精密、輸送用機器

*利益確定の売りが先行し反落。引け間際に下げ幅が急拡大。

31日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに急反落となった。前日までの3日間で急激な戻りを見せていたこともあり、寄付きから主力株を中心に利益確定の売りが先行する展開となった。それでも前場段階では、下値には買い注文が入って下げ渋る動きを見せていた。

後場に入ると、金融政策決定会合の結果を見極めようとのムードが強まる中、先物市場では上値を突っかけるような買い仕掛けで9000円台を一時回復するなど強含む場面があった。そして午後2時、日銀政策決定会合において利下げ決定(市場予想の0.25%に対して、実施幅は0.2%)のニュースが流れると円相場が大きく上昇、円相場に対して感応度を高めていることもあって先物市場に大口の売りが断続的に入ると、板状況が薄いなか一気に200円ほど急落した。しかし、ここでは一過性の動きにとどまり、円相場が落ち着きを取り戻すと、株式市場も再び買い直されることとなった。その後は三連休を控えてポジション調整の売買に終始するのかと思われたが、突如大引けにかけて怒涛の売り注文が飛び交った。先物市場に大口売りが入り始めると、一方通行相場の始まり。まさか、引けにかけての月末のドレス買いや公的の買いを過大期待していたわけでもあるまいが、現物市場でもやや投げに近い売りが入って急落、終わってみれば本日の安値引けという波乱となった。

それにしても、いびつな規模別株価指数の騰落となった。大型、中型株が大きく下落する一方、小型株は小幅であるが前日比プラス。そして、TOPIXが大幅下落しているなかで、値下がり銘柄数892に対して、値上がり銘柄数750と大差ない状況となっている。(小林)

◇081031 前場概況◇

日経平均  8784.12円 (前日比▲245.64円)

TOPIX    883.88    (前日比▲15.49ポイント)

東証一部出来高     1187.55 百万株(概算)

東証一部売買代金   938,064 百万円(概算)

値上がり銘柄数685 (40.1%)

値下がり銘柄数933 (54.6%)

変わらず        88 (5.1%)

「東証規模別株価指数」

大型株     914.64 (▲1.65%)

中型株     907.63 (▲2.35%)

小型株    1235.03 (▲0.11%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  水産、卸売、その他製品、鉱業、不動産

値下がり業種上位5社  海運、ゴム、精密、石油、医薬品

*反動安。主力大型株中心に利益確定の売りが入る

31日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに反落している。前日までの3日間で急激な戻りを見せていたこともあり、寄付きから主力株を中心に利益確定の売りが先行する展開となった。日経平均株価は一時300円超下落する場面があったが、売り一巡後は徐々に買い戻されて、前場引けにかけては落ち着いた動きとなっている。

本日は急落時でも日経オプションPUTが買い進まれることはなく(むしろ、下落している)、特に権利行使価格8000円以下の銘柄への買いニーズは見られず、投資家の下値に対する不安感が一旦大きく後退した動きとなっている。(小林)

081031商品市況

     一昨日の上昇後の利食い。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物は一昨日の急騰後の利喰いが入り反落したが、大豆の下げ幅は小さい。「“異例”の作付け下方修正がやっと下支え効果を発揮した」

ここ34日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント、▲3.25セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)、▲11.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント、▲23.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.3400ドル(前日比▲3.25セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.0950ドル(同▲11.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.3800ドル(同▲23.25セント)。コメの反落は4日ぶり。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は反落、12月物は前日比▲15.5ドル安い1トロイオンス=738.5ドルで取引を終えた。高値778.3ドル、安値733.0ドル。午後に入り対ユーロで弱含んでいたドルがやや堅調となり原油相場も下落に転じる場面で下げ足を早めた。

9連敗後のここ35日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル、▲15.5ドル

他の主要貴金属は軒並み大幅高となっている。一昨日4日ぶりに反発した銀は反落、銅とパラジウムは4日ぶりに反落、プラチナは3日続伸。ここ4日ほど大きく上昇していたロンドンのアルミ、ニッケルは利喰いに圧されて下落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で一昨日4日ぶりに反発した原油相場は再度下落。期近のWTI12月物は前日比▲1.54ドル安い1バレル=65.96ドルで引けた。高値70.60ドル、安値64.04ドル。朝方は一昨日の「株高=原油高」の流れを受け継ぐ形で海外株式市場の上昇を好感して始まり1バレル=70ドルを奪回したが、午後に入るとドル高と米国GDPが材料視されて買い上がる流れが止まるや徐々に売り優勢の展開となった。

081031先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

売り: 日経平均  3,000枚

「現物」

売り:500億円

欧州系 1主体で300億円

50銘柄 300億/ 内需系中心

アジア系 1主体で200億円

200億/ 金融銘柄、不動産、商社、機械など

買い:250億円

欧州系 1主体で250億円

40銘柄 250億/ 自動車、機械、海運、鉄鋼、商社など

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081031 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4280万/買い 4340万株 差し引き 60万株の買い越し。

金額ベースでも60億円程度の買い越しとなっている模様。

081031「株価格付け変更」

日本テレビ(9404) GSが「中立」から「強い買い」格上げ

松井証券(8628) JPMが「アンダーW」から「ニュートラル」格上げ

ハマキョウレックス(9037) UBSが目標株価3800円から3900円引き上げ

ニコン(7731) JPMが「オーバーW」から「ニュートラル」格下げ

ヤマハ発(7272) JPMが目標株価1150円から950円引き上げ

レンゴー(3941) UBSが「バイ」から「ニュートラル」格下げ

東京電力(9501) GSが「強い買い」から「買い」格下げ

パイオニア(6773) GSが目標株価500円から400円引き下げ

村田製作所(6981) GSが目標株価3000円から2700円引き下げ

アドテスト(6857) GSが目標株価1300円から1200円引き下げ

アドテスト(6857) メリルが目標株価1400円から1200円引き下げ

田辺三菱製薬(4508) メリルが目標株価1200円から1100円引き下げ

NECフィール(2322) 大和が「2」から「1」格上げ

日野自動車(7205) 三菱UFJが「2」から「3」格下げ

アサヒイン(7747) みずほが「3」から「1」格上げ

アルペン(3028) CSが「ニュートラル」から「アウトP」格上げ

三陽商会(8011) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

高島屋(8233) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

松井証券(8628) JPMが「アンダーW」から「ニュートラル」格上げ

松井証券(8628) 日興シティが「2H」から「3H」格下げ

アステラス(4503) 日興シティが「2M」から「1M」格上げ

エーザイ(4523) 日興シティが「3M」から「1M」格上げ

キッセイ薬(4547) 日興シティが「1M」から「2M」格下げ

キョーリン(4569) 日興シティが「2H」から「1H」格上げ

久光製薬(4530) 日興シティが「1M」から「2M」格下げ

大日本住友薬(4506) 日興シティが「3M」から「2M」格上げ

日本新薬(4516) 日興シティが「2M」から「1M」格下げ

シャープ(6753) 日興シティが目標株価770円から670円引き下げ

クラレ(3405) UBSが「バイ」から「ニュートラル」格下げ

富士フイルム(4901) UBSが「ニュートラル」から「セル」格下げ

ニコン(7731) UBSが「バイ」から「ニュートラル」格下げ

NECエレ(6723) マッコーリーが目標株価1000円から800円引き下げ

航空電子(6807) マッコーリーが「アウトP」から「アンダーP」格下げ

テレビ朝日(9409) マッコーリーが「ニュートラル」から「アンダーP」格下げ

ニコン(7731) CSが「ニュートラル」から「アンダーP」格下げ

パイオニア(6773) CSが「ニュートラル」から「アンダーP」格下げ

トヨタ(7203) ドイツが「バイ」から「ホールド」格下げ

村田製(6981) ドイツが「バイ」から「ホールド」格下げ

◇081031 米国株概況◇

*米国株上昇-GDPが市場予想を上回り、買い安心感。

NYダウ   9180.69(前日比+189.73)

ナスダック  1698.52(前日比+41.31)

昨日の米国株式市場は、NYダウは反発、ナスダックは3日続伸となった。アジア株、欧州株が軒並み上昇したほか、7-9月期GDP速報値が予想ほど悪化しなかったことを好感して寄付きから買いが先行、日中にダレる場面もあったが総じて確りした相場展開となった。

朝方発表されたGDPは年率換算ベースで▲0.3%と2007年10-12月期以来となるマイナス成長となったが、事前の市場予想▲0.5%よりも小幅な落ち込みにとどまった。しかし、内容的には決して喜ばれるものではなく、個人消費が▲3.1%とその落ち込み幅がひときわ目を引く上に、住宅投資、設備投資も当然の不振であり、いわば内需総崩れの状況にある。現在のところ、翌10-12月期GDPが最悪の状況になるとの予想がエコノミストの間で大勢となっているが、落ち込み幅には▲1.5%-▲3.5%とバラツキが見られる。果たして、こうした見通しを織り込んだ状況で、今現在相場が反発しているのであろうか。市場のテーマは実体経済に移行したと言いつつも、足元市場を動かしていたのはヘッジファンド等の換金売りを主とした需給懸念であり、実体経済を材料にした売買ではない。本当の意味で実体経済が相場のテーマとなり、株価がそうした状況を織り込み始めるのは、クリスマス商戦も絡めて10-12月期GDPなどが本格的に議論される局面ではないだろうか。VIX指数は一時の高値から低下傾向にあるが、それでもその水準は60%超と依然として高水準にある。まだまだ相場の先行きは予断を許さない状況にある。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続伸となった。大証での好地合いを引き継いで堅調な展開。アジア、欧米に次いで米国株も確りした動きとなったことから、買い安心感を誘った。結局、9100円で取引を終えた(前日比+625円、大証終値比+70円)で取引を終えた。この日の高値は9230円、安値は8480円。

2008年10月30日 (木)

◇081030 引け後概況◇

日経平均  9029.76円 (前日比+817.86円)

TOPIX    899.37   (前日比+69.05ポイント)

東証一部出来高     3035.87 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,283,458 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1493 (87.0%)

値下がり銘柄数  176 (10.2%)

変わらず         41 (2.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     929.95 (+9.22%)

中型株     929.43 (+7.28%)

小型株     1236.37 (+5.67%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  海運、精密、保険、非鉄、卸売

値下がり業種上位5社  なし

*大幅に続伸。買いが買いを呼ぶ展開で、日経平均株価は800円超上昇し9000円回復。

30日、東京株式市場は日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸した。朝方から堅調に推移していた日経平均株価は、円安、GLOBEX米国株先物高、そしてアジア株高と外部要因の好転を材料に、後場に入ると一段高となった。先物市場での断続的な大口買い注文に加えて、公的資金によると思われる主力銘柄への買いが重なり合い、まさに買いが買いを呼ぶ展開となって、上昇スピードが一気に加速した感じだ。

こうした中、企業の決算発表が相次いで行なわれているが、大方の予想通りの業績を下方修正する企業が目立っているのだが、現在の相場の好地合いに助けられる格好で、ほとんどの銘柄について決算内容を嫌気した売りへとは発展せずに堅調な推移となっている。

日経平均株価は22日からの本日までの7日間において、前半の4日連続安で2000円超の急落を演じ、後半の3日連続高で1800円超の棒上げとなっている。いびつな需給がなせる業で、激しい一方通行の相場展開となっている。イメージを描くため、現在の日経平均株価HVを使って本日の終値を起点に向こう1ヶ月間の想定レンジを算出すると、ざっと6300円-11700円程度になる。いかに異常な相場環境にあるかお判りだろう。もちろんこんな異常なボラティリティーは続かないだろうが、多少ボラが低下したとしても、ワイドレンジで且つ一方方向に激しく動く中での戦いを余儀なくされることに変わりはない。(小林)

◇081030 前場概況◇

日経平均  8530.77円 (前日比+318.87円)

TOPIX    855.83    (前日比+25.51ポイント)

東証一部出来高     1129.19 百万株(概算)

東証一部売買代金   844,453 百万円(概算)

値上がり銘柄数1202 (70.5%)

値下がり銘柄数 421 (24.7%)

変わらず         80 (4.6%)

「東証規模別株価指数」

大型株     882.40 (+3.64%)

中型株     886.12 (+2.28%)

小型株    1191.78 (+1.86%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  海運、卸売、鉱業、非鉄、保険

値下がり業種上位5社  ガス、パルプ、金属、情報通信、サービス

*大幅に続伸。円安を背景に、買戻しの動きが継続

30日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸している。昨日の米国株は引け間際に急落することとなったが、東京時間でのGLOBEX米国株先物が堅調に推移していることに加えて、円相場が一時99円台まで下落したことを好感し、東京市場は寄付きから堅調な展開となっている。日経平均株価は一昨日のザラバ安値から1500円超上昇していることもあり、戻り待ちの売りが警戒される水準にあるが、いまのところ先物市場での断続的な買いが相場を牽引している。現物市場では決算発表の内容を反映した動きが見られる。昨日決算を発表したソフトバンクはアナリストの格上げなどもありストップ高、コマツも通期下方修正の発表を行なったが悪材料出尽くし感から同様にストップ高となっている。一方、セイコーエプソン、NECエレクなどの一部の電機セクターに対する決算数字には投資家の目は厳しいようで、株価は大きく下落している。(小林)

081030 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3840万/買い 4000万株 差し引き 160万株の買い越し。

081030「株価格付け変更」

ドン・キホーテ(7532) メリルが「アンダーP」から「買い」格上げ

損保ジャパン(8755) メリルが「中立」から「買い」格上げ

新日鉄(5401) メリルが目標株価360円から380円引き上げ

グローリー(6457) GSが「買い」から「中立」格下げ

日野自動車(7205) GSが「中立」から「売り」格下げ

ソフトB(9984) GSが「中立」から「買い」格上げ

メディ・パル(7459) メリルが「中立」から「アンダーP」格下げ

アルフレッサ(2784) メリルが「中立」から「アンダーP」格下げ

スズケン(9987) メリルが目標株価2500円から1650円引き下げ

ウシオ電機(6925) メリルが目標株価1500円から1250円引き下げ

富士火災海上保険(8763) メリルが目標株価280円から180円引き下げ

ニッセイ同和(8759) メリルが目標株価520円から427円引き下げ

日本興亜(8754) メリルが目標株価760円から485円引き下げ

日立化成(4217) メリルが目標株価960円から850円引き下げ

住友不動産(8830) GSが目標株価1800円から1480円引き下げ

エプソン(6724) UBSが目標株価2500円から1200円引き下げ

野村不動産(3231) モルガンが新規「オーバーW」

CCC(4756) JPMが新規「オーバーW」

カカクコム(2371) JPMが新規「オーバーW」

武蔵精密(7220) 大和が「2」から「3」格下げ

DeNA(2432) 三菱UFJが「3」から「4」格下げ

大塚商会(4768) 大和が「2」から「3」格下げ

富士通(6702) 三菱UFJが「2」から「3」格下げ

コマツ(6301) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

Fマート(8028) マッコーリーが新規「アウトP」

クリード(8888) 日興シティが「2H」から「3S」格下げ

パシフィックHD(8902) 日興シティが「2S」から「3S」格下げ

ユニチャP(2059) 日興シティが目標株価3800円から4000円引き上げ

プロミス(8574) 日興シティが目標株価1330円から1140円引き下げ

CTC(4739) ドイツが「バイ」から「ホールド」格下げ

コマツ(6301) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

東京エレク(8035) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

エルピーダ(6665) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

森精機(6141) CSが「ニュートラル」から「アンダーP」格下げ

大正製薬(4535) CSが「ニュートラル」から「アウトP」格上げ

081030商品市況

     商品相場は久しぶりに値幅を伴った上昇を示現。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物は軒並み急伸した。原油高、ドル安などを強材料に買いが入った格好。コーンはストップ高で取引を終え、大豆も一時ストップ高となった。

ここ33日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント、+58.5セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント、+30.00セント(ストップ高)

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント、+47.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.3725ドル(前日比+58.50セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.2075ドル(同+30.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.6125ドル(同+47.25セント)。コメは3日続伸。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は反発、12月物は前日比+13.5ドル高い1トロイオンス=754.0ドルで取引を終えた。高値775.3ドル、安値736.0ドル。対ユーロでのドル下落が買いの支援材料。

9連敗後のここ34日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル、+13.5ドル

他の主要貴金属は軒並み大幅高となっている。銀は4日ぶりに反発、銅とパラジウムは3日続伸、プラチナも続伸。ロンドンのアルミ、ニッケルともに4日続伸。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は4日ぶりに反発した。期近のWTI12月物は前日比+4.77ドル高い1バレル=67.50ドルで引けた。高値69.24ドル、安値63.65ドル。FOMCでの利下げを受けて、久しぶりに値幅を伴った上昇。協調利下げによって需要減に一定の歯止めがかかるのではないかとの期待感が先行する格好となったが、相場上昇の持続性は疑問。

◇081030 米国株概況◇

*米国株まちまちの動き-引け間際の大口売りでNYダウは一気に値を消す展開。

NYダウ   8990.96(前日比▲74.16)

ナスダック  1657.21(前日比+7.74)

昨日の米国株式市場は、NYダウは反落、ナスダックは小幅に続伸となった。前日に急騰していた反動から、寄り付きは利益確定の売りが先行する展開となった。その後は、朝方発表された9月の耐久財受注が予想を上回ったことや、原油先物相場が反発していたことが好感されて値を戻し、前日終値近辺での取引が続いた。

この日予定されていた四半期決算の発表を急遽延期したGMは、様々な思惑を誘い動意づくこととなった。当初は業績面からの悪材料が懸念されていたが、クライスラーとの合併話の可能性やGM側がトヨタに経営支援を打診したとの報道などがポジティブに受け止められ同社株は急伸し、この日の相場の下支え要因に働いた。

そして2時過ぎに注目のFOMCの結果が発表された。大方の予想通りFFレートを0.5%引き下げて年1.0%とするものであったが、それに対する株価の反応は当初ネガティブなものであった。0.5%の引き下げは当然のこととして織り込み済みであったが、一部には0.75%の大幅な利下げも有り得ると踏んでいた向きもあって、若干失望的な売りが出て相場は下落した。しかし、大きな売りへとは発展せずに、下値では買いが入ってプラス圏へと浮上することとなった。

しかし、引け間際にまたしても波乱の展開が待ち構えていた。なんと引け前の10分間でNYダウは400ドル超の下落に見舞われた。GEのCEOによるネガティブな業績見通しに端を発した売りと見る向きもあるが、やはり主たる要因は換金売りあるいはプログラム売買であろう。なかば“強制的”に行なわれる売買でなければ、引け間際に注文を出す意図の説明がつきにくい。連日の引け間際の急騰・急落劇に一般の投資家はあっけにとられている。(小林)

シカゴ日経平均先物は続伸となった。大証での好地合いを引き継いで堅調な展開。米国株が急騰する場面では一段高となった。しかし、米国株が引け際に急落したことで上げ幅を大きく縮小させることとなり、結局8475円で取引を終えた(前日比+365円、大証終値比+175円)で取引を終えた。この日の高値は8800円、安値は8265円。

2008年10月29日 (水)

◇081029 引け後概況◇

日経平均  8211.90円 (前日比+589.98円)

TOPIX    830.32   (前日比+46.29ポイント)

東証一部出来高     2918.13 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,236,631 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1406 (82.2%)

値下がり銘柄数  253 (14.8%)

変わらず         47 (2.7%)

「東証規模別株価指数」

大型株     851.43 (+6.26%)

中型株     866.39 (+5.53%)

小型株     1170.04 (+4.85%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  パルプ、輸送用機器、倉庫、保険、その他製品

値下がり業種上位5社  証券

*大幅続伸。円相場の動向に一喜一憂し、引けにかけては一段高。

29日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸した。昨日のNYダウが史上2番目の上げ幅を記録するなど海外株高の流れを受けて、寄付きから大幅高の展開となった。海外勢を中心とした換金売りが一旦止まったところにショートカバーが入ったため、気配値で上昇していく銘柄が多く見受けられた。しかし、高寄り後は伸び悩む銘柄が目立ち、やや寄り付き天井気味の状態で前場の取引を終えた。

午後に入って、GMが今晩予定していた7-9月期決算発表を延期するとのニュースが報じられると、GMの業績悪化の連想が働いてGLOBEX米国株先物が下落幅を拡大、そしてドルが売られて円高方向に振れたこともあり、利益確定の売りを急ぐ動きが拡がった。日経平均株価は8000円を割り込むと下げ足を速めて、一時は前日比600円近くあった上げ幅が100円程度にまで縮小する場面があった。しかし一転、引けにかけては強烈に買い直されて8000円台に乗せると更に上昇に弾みが付き、終わってみれば日経平均株価は高値引けとなる荒っぽい相場展開。

それにしても、米国株同様、引けにかけての30分間程度のボラティリティーの大きさには驚かされる。本日の先物においては、1日の値幅の高安を引けまでの僅かな時間内に作ってしまった。最近の先物の板状況を見ていると、ザラバ中に晒されている板は薄いのだが、突然大口ロットの注文が飛び込んできて、提灯筋がそれにのっかって値動きを荒っぽくしている。引けにかけては、ビックプレーヤーと提灯筋が入り混じって、その日積み上げたポジションの整理の売買を一気に吐き出している感じである。(小林)

◇081029 前場概況◇

日経平均  8109.34円 (前日比+487.42円)

TOPIX    825.39    (前日比+41.36ポイント)

東証一部出来高     1225.28 百万株(概算)

東証一部売買代金   909,730 百万円(概算)

値上がり銘柄数1453 (85.4%)

値下がり銘柄数 202 (11.8%)

変わらず         44 (2.5%)

「東証規模別株価指数」

大型株     848.29 (+5.86%)

中型株     858.21 (+4.53%)

小型株    1158.54 (+3.82%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 輸送用機器、保険、その他製品、石油、ガラス

値下がり業種上位5社 証券、陸運

*大幅続伸。日経平均株価は8000円台を回復

29日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸している。昨日のNYダウが史上2番目の上げ幅を記録するなど海外株高の流れを受けて、寄付きから大幅高の展開となっている。海外勢を中心とした換金売りが一旦止まったところにショートカバーが入ったため、気配値で上昇していく銘柄が多く見受けられた。しかし、一時99円台まで円安が進展した円相場がジリジリと上昇へと転じたことあって、寄り付き後は伸び悩む銘柄が目立ち、やや寄り付き天井気味の展開となっている。

相変わらずボラタイルな相場展開が続いているが、ボラティリティーの高さは投資家心理の不安定さの裏返しであり、まだ相場は落ち着きどころを見い出せていない状況である。昨日までは日経平均7000円台では売りたいと思っていたのに、今日になって一転8000円台で買いたくなった方も多いのでは。それだけ今は投資家心理が二転三転しやすい相場環境にあるということ。まだまだ外部要因も絡んで不安定な相場状況が続きそうである。(小林)

081029商品市況

     金は3日ぶりに下落。株急伸の割りに商品は全体的に静かな動き。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物の先物市場においてコーンは続伸したものの、大豆と小麦は反落。特に大豆は農務省が「異例なこと」として作付け推定面積の下方修正を行ったにも関わらず下落。「今日の大豆の下げは売り圧力の根深さを教えたような気がする」との声。

ここ32日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント、▲14.25セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント、+5.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント、▲15.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.7875ドル(前日比▲14.25セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.9075ドル(同+5.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.1400ドル(同▲15.50セント)。コメは2日続伸。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日ぶりに下落、12月物は前日比▲2.4ドル安い1トロイオンス=740.5ドルで取引を終えた。高値756.1ドル、安値724.1ドル。ドルが対ユーロで昼過ぎから堅調な動きとなると一昨日同様に売りが膨らんだが、かつて見られたような、それが日中加速していくような動きはなかった

9連敗後のここ33日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル、▲2.4ドル

他の主要貴金属は強い。銀は3日続落したが、銅とパラジウムは2日続伸、プラチナも4日ぶりに反発。ロンドンのアルミ、ニッケルは大きく3日続伸。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は小幅に3日続落した。期近のWTI12月物は前日比▲0.49ドル安い1バレル=62.73ドルで引けた。高値65.20ドル、安値61.61ドル。「株の急伸にもついて行かれない。買い材料を探す元気のあるトレーダーがいない。

081029先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  4,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:1000億円

欧州系 3主体で650億円

50銘柄 250億/ 内需系中心

40銘柄 200億/ 銀行、証券、ノンバンク、機械、商社など

200銘柄 200億/ TOPIX型

米系 1主体で150億円

15銘柄 150億/ 金融銘柄、不動産

アジア系 1主体で200億円

200億/ 主力銘柄のほか、鉄鋼、銀行など

買い:見られない

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081029 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4680万/買い 4270万株 差し引き 410万株の売り越し。

金額ベースでも60億円の売り越しとなっている模様。

081029「株価格付け変更」

ローソン(2651) CSが「ニュートラル」から「アウトP」格上げ

ファミリーマート(8028) CSが「ニュートラル」から「アウトP」格上げ

Fリテイ(9983) CSが「アンダーP」から「ニュートラル」格上げ

東洋水産(2875) GSが「中立」から「買い」格上げ

TDK(6762) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

ゼビオ(8281) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

アドバンテスト(6857) CSが目標株価1300円から910円引き下げ

ファナック(6954) メリルが目標株価7000円から5000円引き下げ

コカウエスト(2579) GSが「強い買い」から「買い」格下げ

テレビ朝日(9409) GSが目標株価14.2万円から12万円引き下げ

アサツーDK(9747) GSが目標株価2460円から1930円引き下げ

有沢製(5208) ドイツが「バイ」から「ホールド」格下げ

アルフレッサ(2784) 三菱UFJが「2」から「3」格下げ

森永乳業(2264) 三菱UFJが「3」から「2」格上げ

椿本チエイン(6371) UBSが「バイ」から「ニュートラル」格下げ

ダイヘン(6622) みずほが「2」から「3」格下げ

ソフトB(9984) マッコーリーが目標株価1600円から600円引き下げ

スター精密(7718) マッコーリーが「アウトP」から「アンダーP」格下げ

◇081029 米国株概況◇

*米国株急反発-協調利下げ観測から市場心理が好転、NYダウは過去2番目の上げ幅に。

NYダウ   9065.12(前日比+889.35)

ナスダック  1649.47(前日比+143.57)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発した。

アジア株、欧州株が大幅に反発した流れを引き継いで、米国株も寄付きから買いが先行して堅調な動きとなった。しかしその後、午前中に発表された8月のS&Pケースシラー住宅価格指数が前年同月比▲17.7%、そして10月の消費者信頼感指数も前月から23.4ポイント低下するなど、双方とも過去最大の落ち込み幅となったことで景気悪化への懸念が改めて意識され、NYダウは一気に値を消すこととなった。と、ここまでは、投資家の間で根強く燻るリセッション懸念を背景に上値を押さえ込まれてしまうといった、直近何度も見たベア相場の展開。しかし、昨日はちょっと勝手が違い、二の足を使って相場は再度上昇へと転じた。そのきっかけとなったのは、日本にあったようだ。「日銀が利下げを検討している」との報道が伝わると円相場が大きく反応、対主要通貨で円が急落し始めた。ドルに対しては前日比5円超の急落を示現した。ここ最近リスク資産圧縮の象徴的な存在となっていた円急伸が一服したことが、市場心理好転の大きな要因になった。トリシェECB理事長も利下げを示唆する発言をしており、現在開催されているFOMCでの利下げが確実視される中、協調利下げへの期待感が買戻しを誘発した。利下げ自体が実体経済に与える影響は限定的かつ即効性には欠けるものであり、昨日の上昇は市場センチメントの改善がもたらしたもの。経済的合理性(バリュエーションから見て歴史的割安水準にある)を感じながらも、センチメントが邪魔をして実際の投資行動へと移すことが出来なかった一部の投資家層が、もし動いてくれたのであれば有難いことである。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反発となった。米国株の急騰を受けて買いが先行、円相場の急落も買いを助長した。引けにかけては一気に8000円台を回復するなど、本日の高値8110円で取引を終えた(前日比+1000円、大証終値比+380円)で取引を終えた。この日の安値は7030円。

2008年10月28日 (火)

◇081028 引け後概況◇

日経平均  7621.92円 (前日比+459.02円)

TOPIX    784.03   (前日比+37.57ポイント)

東証一部出来高     3165.80 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,171,775 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1356 (79.3%)

値下がり銘柄数  300 (17.5%)

変わらず         54 (3.1%)

「東証規模別株価指数」

大型株     801.30 (+3.86%)

中型株     820.99 (+7.35%)

小型株     1115.90 (+5.72%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  鉄鋼、金属、非鉄、化学、海運

値下がり業種上位5社  不動産、銀行、証券、保険

*空売り規制強化の発表を受けて買戻しが活発化、後場に入って急反発。

28日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに急反発となった。寄り前の外資系証券経由の売買注文が大幅売り越しとなるなど、換金売りに伴う需給悪懸念から軟調なスタートとなった。時折、先物市場でショートカバーの動きが見られ上昇する場面はあったが、上値では透かさず売りを浴びせられ、前場段階では上値を押さえ込まれる展開が続いた。また、現物市場ではメガバンクへ大量の売りが継続していたことも、市場全体のセンチメントを重苦しいものとしていた。

しかし、後場に入ると相場つきは一変した。円安、アジア株高、GLOBEX米国株先物高と外部要因3点セットの動向が、株式市場とって軒並みポジティブな方向に振れたことに加えて、東証が空売りの監視強化を発表、空売り(ネーキッドショート)注文の受託を自粛するよう要請したことが、目先筋の買戻しを誘発することとなった。日経平均株価はほぼ本日の高値で取引を終え、先物市場では更に引けにかけての10分間に買戻しが一段と活発化し、600円近い上昇で取引を終えることとなった。

東証からの発表当初は、その効果に対して懐疑的な見方もあったが、実際に先物価格がジリジリと上昇してくるのを目の当たりにすると、売り方としても気持ち悪いと感じたか、買戻しに動いたようだ。あくまで空売り(ネーキッドショート)注文の受託を自粛するようにとの要請ということで、実商い的には効果の程は限定的であると思われるが、センチメントの改善に繋がればラッキーである。そのセンチメントの改善には株価が上昇することしかなく、明日以降が正念場となろう。(小林)

◇081028 前場概況◇

日経平均  7095.14円 (前日比▲67.76円)

TOPIX    728.22    (前日比▲18.24ポイント)

東証一部出来高     1264.21 百万株(概算)

東証一部売買代金   835,685 百万円(概算)

値上がり銘柄数  433 (25.4%)

値下がり銘柄数1185 (69.7%)

変わらず         81 (4.7%)

「東証規模別株価指数」

大型株     746.25 (▲3.27%)

中型株     759.08 (▲0.75%)

小型株    1033.24 (▲2.11%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 化学、金属、空運、食品、ガス

値下がり業種上位5社 不動産、銀行、証券、保険、その他金融

*連日の安値更新。日経平均株価は一時7000円大台を割り込む

28日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに続落している。寄り前の外資系証券経由の売買注文が大幅売り越しとなるなど、換金売りに伴う需給悪懸念から軟調な展開が続いている。時折、先物市場でショートカバーの動きが見られ上昇する場面はあるのだが、上値では透かさず売りを浴びせられ、あっさり値を消す始末。現物市場ではメガバンクへ大量の売りが継続し、市場のセンチメントを重苦しいものとしている(TOPIXの下落率が大きくなっている)。一方で、自動車株や化学株の一角には自律反発狙いと思われる買いが入っており、前日比プラスで推移している銘柄が見受けられるが、短期売買を目的としたものと思われ、その持続性には疑問符が付く。

後場は、円相場、アジア株、GLOBEX米国株先物の外部要因3点セットの動向如何によって、先物主導による振れ幅の大きくなる展開が予想される。(小林)

081028商品市況

     金相場は続伸、穀物も高いが株価の引け前の急落は織り込んでいない。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は軒並み反発したが、引け前の株価急落は反映されていない。「ファンドの買いがポツポツ入ったのは意外」との声。

ここ31日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント、+29.25セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント、+12.5セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント、+13.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.9300ドル(先週末比+29.25セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8525ドル(同+12.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2950ドル(同+13.25セント)。コメも反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は続伸。12月物は先週末比+12.6ドル高い1トロイオンス=742.9ドルで取引を終えた。高値747.8ドル、安値707.0ドル。ドルが対ユーロで朝方堅調であったこともあり売り地合いで始まったが、ファンドの売りが一巡するや買いが優勢となった。

9連敗後のここ32日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル、+12.6ドル

他の主要貴金属はマチマチの動き。銀は2日続落、銅とパラジウムは3日ぶりに反発したが、プラチナは3日続落。ロンドンのアルミ、ニッケルは大きく2日続伸。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は小さく続落した。期近となったWTI12月物は先週末比▲0.93ドル安い1バレル=63.22ドルで引けた。高値65.77ドル、安値1.30ドル。「アジア株が安いと寄りから沈滞ムードだけが漂う。誰も買い上げようとしない。

081028先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,500枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:1180億円

欧州系 4主体で980億円

40銘柄 300億/ 自動車、精密、銀行、鉄鋼など

250億/ 銀行、海運、機械、商社など

40銘柄 150億/ 小売、鉄鋼、機械など

400銘柄 280億/ TOPIX型

米系 1主体で200億円

30銘柄 200億/ 銀行、電機、自動車など

買い:見られない

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081028 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 6000万/買い 2720万株 差し引き 3230万株の大幅売り越し。

金額ベースでも620億円の売り越しとなっている模様。

081028「株価格付け変更」

Fリテイ(9983) GSが「中立」から「買い」格上げ

栗田工業(6370) GSが「中立」から「買い」格上げ

日清食品(2897) JPMが「オーバーW」から「ニュートラル」格下げ

鹿島(1812) JPMが目標株価270円から220円引き下げ

JSR(4185) メリルが目標株価960円から800円引き下げ

日立国際電気(6756) メリルが目標株価650円から530円引き下げ

イズミ(8273) 大和が「1」から「2」格下げ

パナ電工(6991) 大和が「3」から「2」格上げ

ヤマハ(7951) 大和が「4」から「3」格上げ

イズミ(8273) 三菱UFJが「1」から「2」格下げ

エプソントヨ(6708) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

新光電工(6967) CSが「アウトP」から「ニュートラル」格下げ

セブンアイ(3382) CSが「ニュートラル」から「アウトP」格上げ

JT(2914) CSが新規「アウトP」

キリン(2503) CSが新規「アウトP」

雪印乳業(2262) CSが新規「アウトP」

キッコーマン(2801) CSが新規「アンダーP」

山パン(2212) CSが新規「アンダーP」

伊藤園(2593) CSが新規「アンダーP」

日本ハム(2282) CSが新規「アンダーP」

味の素(2802) CSが新規「アンダーP」

新生銀行(8303) 日興シティが「2H」から「1H」格上げ

大平洋金属(5541) 日興シティが「2H」から「3H」格下げ

カゴメ(2811) 日興シティが目標株価900円から800円引き下げ

川崎汽船(9107) みずほが「2」から「3」格下げ

商船三井(9104) みずほが「2」から「3」格下げ

◇081028 米国株概況◇

*米国株続落-プログラム売買により、引け間際急落。

NYダウ   8175.77(前日比▲203.18)

ナスダック  1505.90(前日比▲46.13)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続落となった。NYダウは一時200ドル以上高くなる場面があるなど終日堅調に推移していたが、引け間際に投資信託の解約売りやプログラム売買と思われる大口の売り注文によって急落する波乱の展開となった。

朝方はアジア、欧州株安の流れを引き継いで安く寄り付いたが、9月の新築住宅販売件数が予想を上回る数字となったことや地銀の公的資金注入受け入れを好感し、昼過ぎには上昇へと転じた。大幅安をある程度覚悟していた市場参加者にとって、意外に確りした相場展開にホッと胸を撫で下ろしたところであったが、リセッション懸念からくる相場の先行き不透明感はやはり根強く、素材、エネルギー関連などを中心に徐々に売りに押される銘柄が目立ち始め、その後はジリ貧状態に陥った。そして、まさに引け際にかけてプログラム売買による大口売り注文が入って、NYダウは一気に200ドル以上下落する波乱の幕切れとなった。

明日から開催されるFOMCでは、政策金利を0.5%引き下げるとの見方が大勢。実施されれば政策金利は1%となり、次なる一手は日銀がかつてとったゼロ金利政策しか残されていない。もしそうなれば、FRBは“超”低金利政策をしばらく継続することを市場に対して約束し、本来ならば関与することのない長期金利の低下を促すこととなろうが、裏を返せばそれだけ当時の日本同様に景気後退は深刻かつ長期間におよぶ状況にあることを示唆しているともいえ、株式市場の浮上には時間が掛かりそうである。(小林)

シカゴ日経平均先物は続落となった。ザラバは米国の堅調な動きを反映して確りとした相場展開が続いていたが、引けにかけて米国株が急落すると、一気に値を消し始めた。結局、7110円(前日比▲440円、大証終値比▲50円)で取引を終えた。この日の高値は7555円、安値は6995円。

2008年10月27日 (月)

◇081027 引け後概況◇

日経平均  7162.90円 (前日比▲486.18円)

TOPIX    746.46   (前日比▲59.65ポイント)

東証一部出来高     3095.54 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,232,365 百万円(概算)

値上がり銘柄数  126 (7.3%)

値下がり銘柄数 1556 (90.7%)

変わらず         30 (1.7%)

「東証規模別株価指数」

大型株     771.51 (▲7.73%)

中型株     764.78 (▲7.09%)

小型株     1055.56 (▲6.12%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  保険、その他金融、証券、銀行、ゴム

*大幅続落。日経平均株価は後場に入って売り直されて急落。

27日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落した。先週末の海外株安や円高の影響もあって、東京株式市場は寄付きから2003年4月に付けたバブル崩壊後の安値を更新した。その後、円売り介入の観測から円相場が円安方向へ振れたこともあり、先物市場で急速に買戻しの動きが拡がり、日経平均株価は一時前日比200円以上高くなる場面があった。しかし、後場に入ると、アジア株が総崩れの状況となっていたことやグローベックス米国株先物が下落するなど、先物主導で再度売りを浴びる展開となり、現物市場でも国内外の機関投資家の換金売りや信用の手仕舞い売りを加速させることに繋がった。また、三菱UFJの大型増資のニュースを受けて需給悪化懸念から同社株が大きく下落、他のメガバンクにも連想売りが働いてストップ安水準に値が張り付くなど、金融セクターの大幅下落が相場全体のセンチメントを悪化させていた。

それにしても、先物市場での売りは凄まじかった。2時すぎに一気に500円以上まで下落幅を拡大させると、引けにかけての10分間で、先週末のイブニング取引で付けた7100円までも割り込む場面があった。日中の高安差は、実に810円に及ぶこととなった。(小林)

◇081027 前場概況◇

日経平均  7679.50円 (前日比+30.42円)

TOPIX    794.45    (前日比▲11.66ポイント)

東証一部出来高     1244.61 百万株(概算)

東証一部売買代金   904,481 百万円(概算)

値上がり銘柄数  568 (33.2%)

値下がり銘柄数1044 (61.2%)

変わらず         91 (5.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     823.67 (▲1.49%)

中型株     812.97 (▲1.24%)

小型株    1105.45 (▲1.68%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 海運、ガラス、陸運、空運、小売

値下がり業種上位5社 銀行、保険、ゴム、その他金融、パルプ

*バブル崩壊後の安値を更新後、円相場の下落を受けて買戻しの動き

27日、東京株式市場の前場では日経平均株価は小幅に反発、一方TOPIXは続落している。海外株安や円高の影響もあって、東京株式市場は寄付きから2003年4月に付けたバブル崩壊後の安値を更新した。寄り付き直後に一段安となる場面があったが、円売り介入の観測から円相場が円安方向へと大きく振れたことで、先物市場で急速に買戻しの動きが拡がり、日経平均株価は一時前日比200円以上高くなる場面があった。先週末、欧州市場で一段と円高が進展した際にはイブニング取引で7100円まで下落するなど、現在の株式市場における最大の関心事が為替動向であることを反映しての相場展開となった。

日経平均が大きく上昇する中、TOPIXの戻りは鈍かった。三菱UFJの大型増資のニュースを受けて需給悪化懸念から同社株が大きく下落、他のメガバンクにも連想売りが働くなど、金融セクターの下落がTOPIXの足かせとなった。(小林)

081027先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 見られない

売り: 日経平均  3,000枚

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:1050億円

欧州系 4主体で850億円

300億/ 損保、銀行、不動産 前場執行

40銘柄 200億/ 自動車、電機、鉄鋼、機械など

40銘柄 200億/ 内需関連中心

80銘柄 150億/ TOPIX型

米系 1主体で200億円

25銘柄 200億/ 主力銘柄中心

買い:見られない

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081027 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3330万/買い 2160万株 差し引き 1170万株の大幅売り越し。

2008年10月25日 (土)

081025 来週の主な予定

*国内外ともに決算発表に注目。米国では29日のFOMC、そしてマクロ経済指標にも注目。

10/27(月)

・4―9月期決算=花王、郵船、商船三井、川崎汽など

・1―9月期業績=キヤノン

(米)9月の新築住宅販売件数

・(独)10月のIfo企業景況感指数

10/28(火)

・4―9月期決算=ニチレイ、ホンダ、リコー、野村、JR東海など

(米)8月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数

10/29(水)

・9月の鉱工業生産指数速報

・4―9月期決算=双日、新日石、新日鉄、住友鉱、コマツ、東芝、富士通、エプソン、ソニー、住友商、JR東日本など

・1―9月期業績=アサヒ

・(米)FOMC

・(米)7―9月期決算=P&G、ビザなど

10/30(木)

・4―9月期決算=JT、野村不HD、コニカミノル、住金、神戸鋼、豊田織、日立、三菱電、NEC、シャープ、TDK、デンソー、京セラ、三菱自、ヤマハ、任天堂、伊藤忠、豊田通商、三井不など

・1―9月期業績=ヤマハ発

(米)7―9月期のGDP速報値

・(米)7―9月期決算=モトローラ、エクソンモービルなど

10/31(金)

・9月の全国消費者物価指数(CPI)

・10月の都区部消費者物価指数(CPI)

・9月の完全失業率、9月の有効求人倍率

・9月の住宅着工件数

・4―9月期決算=王子紙、住友化、第一三共、三菱重、日産自、スズキ、丸紅、三菱商、大和証券G、ANA、NTTドコモ、東電など

()9月の個人所得、個人消費支出(PCE)

・(米)10月のシカゴ購買部協会景気指数

・(米)10月の消費者態度指数(ミシガン大学調べ)

・(欧)9月の失業率、10月の消費者物価

◇081025 米国株概況◇

*米国株急落-リスク資産回避の動きから、再び世界同時株安へ突入。

NYダウ   8378.95(前日比▲312.30)

ナスダック  1552.03(前日比▲51.88)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅安となった。週足ベースではNYダウが▲5.3%、ナスダックは▲9.3%の下落となった。

アジアおよび欧州株式市場が軒並み大幅安となる中、昨日の米国株式市場も寄り付きから売りが先行し、NYダウは早々に500ドル近い下落に見舞われた。金融危機が実体経済に及ぼす悪影響への不安から、全世界的に投資家のリスク資産回避の動きが強まった格好。

朝方の売りが一巡した後は買戻しの動きが拡がって、徐々に下げ幅を縮小させる場面があった。アジアや欧米株式市場に比べて下落幅が思ったほど大きなものとならず、短期筋を中心に買い戻しに繋がったとの指摘があったが、ショートカバー以外の買い手は不在のため、引けにかけては下落基調へ逆戻りとなって取引を終えた。

今後のタイムスケジュールで見れば、11月の大統領選挙終了後も来年1月の新大統領就任までは実質的に政治空白の期間ともいえ、政策面から思い切った株価対策が出されるとは想定しにくい。また、現在佳境を迎えている決算発表で一旦株価は決算悪を織り込みにいくこととなろうが、最大のイベントであるクリスマス商戦が不発に終わることは必至の情勢であり、そこで再度景況感の悪化を嫌気した売りが出てくる可能性が高い。反発のきっかけは?うーん・・・材料が思いつかず、正直って今のところイメージが描けない状況。(小林)

シカゴ日経平均先物は急落。世界的な株価急落、そして90円台に突入した急激な円高を嫌気した売りが殺到、一時前日比▲1000円安のストップ安水準まで売り込まれた。米国株が下げ渋る動きを見せるとストップ安は解かれたが、戻りは限定的なものとなった。結局、ストップ安レベルに近い7550円(前日比▲910円、大証終値比▲70円)で取引を終えた。この日の高値は8480円、安値は7460円。

081025商品市況

     金相場は反発するも、他の商品相場はリスク資産圧縮の動きから売られる展開。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は軒並み急反落となった。現在の穀物相場は株、他の商品相場との従属性を一層強めており、株安、原油安とあっては自ずとファンド筋を中心とした換金売りに押される展開を余儀なくされた。

ここ30日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント、▲20.75セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント、▲17.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント、▲6.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.6375ドル(前日比▲20.75セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.7275ドル(▲17.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.1625ドル(▲6.75セント)。コメも反落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は4日ぶりに反発、12月物は前日比▲15.6ドル高い1トロイオンス=730.3ドルで取引を終えた。高値750.4ドル、安値681.0ドル。安全資産という位置づけで金を買う動きとの声も聞かれたが、朝方は米国株が大きく売り込まれる過程で、金も一緒になって売られていたところを見ると、必ずしも安全資産という位置づけではなく、前日まで続落していたこともあってショートカバーや値頃感からの買いが優先した面が大きいのではないだろうか。

9連敗後のここ31日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル、+15.6ドル

他の主要貴金属は総じて安い展開。銀は反落、パラジウム、プラチナ、銅はそれぞれ続落となった。ロンドンのアルミは反落、一方ニッケルは反発した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は急反落した。WTI11物は前日比▲3.69ドル安い1バレル=64.15ドルで引けた。高値69.50ドル、安値62.65ドル。OPEC臨時総会で11月から減産することが決定されたが全くといっていいほど材料視されず、世界景気の悪化に伴う需要減退懸念から売りが先行した。もちろん、世界的株安の影響も売りに拍車をかける展開となった。

2008年10月24日 (金)

◇081024 引け後概況◇

日経平均  7649.08円 (前日比▲811.90円)

TOPIX    806.11   (前日比▲65.59ポイント)

東証一部出来高     2636.56 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,056,881 百万円(概算)

値上がり銘柄数 123 (7.1%)

値下がり銘柄数 1556 (90.7%)

変わらず         34 (1.9%)

「東証規模別株価指数」

大型株     836.13 (▲7.97%)

中型株     823.16 (▲7.23%)

小型株     1124.39 (▲5.35%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  ガラス、保険、電機、非鉄、証券

*暴落!日経平均株価はバブル崩壊後の安値に急接近。

24日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに急落した。昨夜の米国株はまちまちの動きとなるなど、さしたる方向感も掴めない状況にあったが、東京市場の寄り付きに待ち構えていたのは、先物主導の断続的な売りであった。止まる気配の見せない円高、そしてソニーの下方修正など市場センチメントが悪化しているところに、先物に大口の売り仕掛け的な注文が入った。昨日と違ってショートカバーの動きはほとんど見られず、寄付きからほぼ一本調子の下落に見舞われた。

現物市場で売りのターゲットとされた筆頭は、想定を超える円高の進展が嫌気された輸出関連銘柄。ただでさえ、金融危機の影響から世界的な需要減退が見込まれている中、円高による輸出採算の悪化が加われば、業績面で致命傷になりかねない状況。PER等のバリュエーション指標に投資効果を見出しにくい環境にあるなかで、その前提条件となる利益水準自体の見通しにも不透明感が高まるとあっては、投資家としてはなおさらのこと手の出しようがない、いやむしろ、一旦株を手放したいと考えるのは致し方ないところか。

さて後場に入ると、円高が更に進展し日経平均株価の下落幅は▲800円以上にまで拡大、一段安となった。寄付きを迎えるに当たって、本日がこんな相場になるとは想像もしていなかった。振り向けばバブル崩壊後の安値7600円まで、あとちょっと。バブル崩壊後の安値を意識した相場展開になるとは予想していたが、決算発表が本格化する前のタイミングで到来してしまうとは予想外。大変厳しい状況だ。(小林)

◇081024 前場概況◇

日経平均  8046.99円 (前日比▲413.99円)

TOPIX    833.78    (前日比▲37.92ポイント)

東証一部出来高     969.67 百万株(概算)

東証一部売買代金   768,124 百万円(概算)

値上がり銘柄数   234 (13.7%)

値下がり銘柄数1406 (82.6%)

変わらず         62 (3.6%)

「東証規模別株価指数」

大型株     866.04 (▲4.67%)

中型株     850.74 (▲4.12%)

小型株    1155.20 (▲2.76%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 なし

値下がり業種上位5社 証券、電機、ガラス、パルプ、機械

*大幅に続落。日経平均株価は連日でザラバ年初来安値を更新

24日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落している。昨夜の米国株はまちまちの動きとなるなど、さしたる方向感も掴めない状況にあったが、東京市場の寄り付きに待ち構えていたのは、先物主導の断続的な売りであった。止まる気配の見せない円高、そしてソニーの下方修正などセンチメントが悪化している中で、先物に大口の売り仕掛け的な注文が入った。昨日と違ってショートカバーの動きは見られない状況で、寄付きからほぼ一本調子の下落に見舞われている。日経平均株価は前場引けにかけて、400円以上の下落となりザラバ安値を更新して取引を終えている。

ソニーの株価は95年6月以来となる2000円割れを示現するなど、電機セクター全体に連想売りが働いてきつい下げとなっている。(小林)

081024 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3490万/買い 2140万株 差し引き 1350万株の大幅売り越し。

081024商品市況

     商品相場全体に勢いが感じられず、様子見ムード強い。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は軒並み反発した。米国株、他の商品市場が反発した流れを受けて、ファンド筋を中心にショートカバーの動きが強まった。

ここ29日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント、+25.5セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント、+5.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント、+5.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.8450ドル(前日比+25.5セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.9020ドル(+5.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.2300ドル(+5.25セント)。コメは5日ぶりに反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は大幅に続落、12月物は前日比▲20.5ドル安い1トロイオンス=714.7ドルで取引を終えた。高値735.2ドル、安値695.2ドル。投資家の換金売りが続いている。一連の金融危機が始まって以来、他の金融商品に比べ相対パフォーマンスが好調な金に対して、利益確定の売りが出た格好。足許は、ドル堅調も売り材料となっている。

9連敗後のここ30日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル、▲20.5ドル

他の主要貴金属はまちまちの動き。銀は反発したものの、パラジウム、プラチナ、銅はそれぞれ続落となった。ロンドンのアルミは4日ぶりに小反発、ニッケルは続落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は3日ぶりに反発した。WTI11物は前日比+1.09ドル高い1バレル=67.84ドルで引けた。高値69.42ドル、安値65.90ドル。OPEC臨時総会での減産枠拡大の思惑から買いが先行した。ただ、減産の話は材料性が薄れつつあり、若干ショートカバーが入った程度の動きで、買いの勢いは感じられなかった。

◇081024 米国株概況◇

*米国株まちまちの動き-売り買い交錯し、方向感のない展開。

NYダウ   8691.25(前日比+172.04)

ナスダック  1603.91(前日比▲11.84)

昨日の米国株式市場は、NYダウは3日ぶりに反発、ナスダックは小幅に続落となった。日中は相変わらずボラタイルな動きを続けており、この日もNYダウの高安差は550ドルまでに及んだ。景気・企業業績に対する先行き懸念の売りと値頃感からくる買い戻しが交錯し、結局NYダウは引けにかけて買い戻し圧力が優る格好となり、前日比プラスで取引を終えることとなったが、指数寄与の高いエネルギー株の上昇が貢献しただけの話で、きっちり方向感が出たとは言い難い相場展開であった。

昨日は住宅市場の厳しい現状が浮き彫りとなるデータが発表された。住宅差し押さえ手続き件数に関する数字が発表され、7-9月期は前年同期比+71%と急増し、集計開始以来最大の大きさとなった。これを受けて、住宅セクターの株価指数は過去最低水準まで売り込まれた。金融危機の根源ともいえる住宅市場の低迷は続いており、その脱却にはしばらく時間が掛かりそうである。

一方、昨日発表された主要企業の決算は、今週発表された中ではポジティブな部類に入る内容だった。ダウ・ケミカル、UPSとも市場予想を上回る内容で、両社の株価はともに上昇した。そして注目のマイクロソフトは引け後に決算を発表し、EPS実績は予想を上回ったものの、先行き見通しは下方修正という内容。株価の反応は決算内容をポジティブに受け止めて、時間外取引で上昇している。先行き見通しの下方修正幅が、市場予想よりも小幅なものにとどまったことを好感している模様。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発した。米国がボラタイルな動きを見せる中、おのずと日経平均先物もボラタイルな動きとなってしまう。一時8000円を割り込む場面があったが、引けにかけて米国株が買い戻されると、それに呼応して大きく上昇し、結局本日の高値圏に近い8460円(前日比+245円、大証終値比+10円)で取引を終えた。この日の高値は8520円、安値は7925円。

2008年10月23日 (木)

◇081023 引け後概況◇

日経平均  8460.98円 (前日比▲213.71円)

TOPIX    871.70   (前日比▲17.53ポイント)

東証一部出来高     2826.40 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,354,444 百万円(概算)

値上がり銘柄数 470 (27.4%)

値下がり銘柄数 1152 (67.1%)

変わらず       88 (5.1%)

「東証規模別株価指数」

大型株     908.51 (▲2.20%)

中型株     887.32 (▲1.71%)

小型株     1187.99 (▲1.13%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  不動産、ガス、陸運、情報通信、化学、繊維

値下がり業種上位5社  精密、鉱業、その他製品、海運、ガラス

*米国先物高を受けて、後場に入り急速に下げ渋る。

23日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに続落となった。欧米株式市場の急落と急激な円高進展という強烈なダブルパンチを喰らって、東京市場は寄付きから幅広い銘柄に売りが殺到した。日経平均株価は一時600円以上の下落に見舞われ、今月10日に付けたザラバ安値を下回り、8000円割れ寸前のところまで下落した。その後、前場引けにかけては心理的節目である8000円に一旦到達したということで、買い戻しの動きが強まり戻り歩調となった。

後場に入るとグローベックス米国株先物が急速に上昇、これを受けて先物市場は一気に動意付くこととなった。WSJ電子版で「金融危機への対応策の一環として、住宅の借り手保護策がまとまった」と報道されたことが米国株先物反発のきっかけのようで、正直いって材料的にはパンチ力に欠けると思われたが、この2日間でNYダウは700ドル以上下げていることもあって、自律反発狙いの買いや売り方の買戻しを誘発したようだ。日経平均もこの2日間でNYダウを上回る1300円近く下げていたこもあり、同様に買い戻しを誘うこととなった。

今日一日、さながらジェットコースターのような上下動の激しい相場展開となった。終わってみれば、チャート的には長い下ひげを作って、いかにも底入れムードを漂わせる形となっている。しかし、どうしても私自身は今日の動きからは底打ち感を感じることができない。この2日間のNYの動きは業績悪を織り込みにいく過程であり、まだその過程は道半ばであるような気がしてならない。日本においても同様である。バブル崩壊後の安値である7600円を意識した場面が、やはり訪れるのではないだろうか。(小林)

◇081023 前場概況◇

日経平均  8195.74円 (前日比▲478.95円)

TOPIX    846.32    (前日比▲42.91ポイント)

東証一部出来高     1228.50 百万株(概算)

東証一部売買代金   982,554 百万円(概算)

値上がり銘柄数   87 (5.1%)

値下がり銘柄数1583 (92.8%)

変わらず         33 (1.9%)

「東証規模別株価指数」

大型株     882.72 (▲4.97%)

中型株     860.64 (▲4.67%)

小型株    1150.71 (▲4.23%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 なし

値下がり業種上位5社 鉱業、ガラス、精密、その他製品、電機

*急落!日経平均株価はザラバ年初来安値を一時更新

23日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落している。

欧米株式市場の急落と急激な円高進展という強烈なダブルパンチを喰らって、東京市場は寄付きから幅広い銘柄に売りが殺到した。特に、想定を超える円高進展の影響をまともに受ける自動車、電機といった輸出関連銘柄の下げがきつい。日経平均株価は一時600円以上の下落に見舞われ、今月10日に付けたザラバ安値を下回り、8000円割れ寸前のところまで下落した。その後、心理的節目である8000円に一旦到達したということで、短期筋を中心に先物市場で買い戻しの動きが強まり戻り歩調となったが、底打ち感は感じられない。バブル崩壊後の安値である7600円を意識した相場展開となってきた。(小林)

081023商品市況

     対ユーロでのドル急伸により、商品相場は軒並み安

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は軒並み急落した。対ユーロでのドル急伸を受けて、他の商品市場が急落する中、穀物市場も連れ安となった格好。新興国経済にも景気減速の恐れが強まりつつあり、需要減を嫌気した売りも出た。

ここ28日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント、▲49.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セント、▲26.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント、▲31.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.5900ドル(前日比▲49.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8500ドル(▲26.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.1775ドル(▲31.25セント)。コメは4日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は急落、12月物は前日比▲32.8ドル安い1トロイオンス=735.2ドルで取引を終えた。高値777.9ドル、安値720.0ドル。株急落もドル急伸とあっては、さすがに安全資産への逃避といった発想での金買いは見られず、むしろ投資家はリスク資産圧縮の動きに精一杯といったところ。やはり、「リーマンショック以来、金のポジションを積み上げたポジションの損切りが目立つ

9連敗後のここ29日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル、▲32.8ドル

他の主要貴金属も軒並み安。銀は、パラジウムは反落、プラチナ、銅はそれぞれ続落となった。ロンドンのアルミは3日続落、ニッケルは反落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は大幅に続落した。WTI11物は前日比▲5.43ドル安い1バレル=66.75ドルで引けた。高値71.80ドル、安値66.20ドル。景気後退懸念がテーマとあっては、株式市場との連動性は高まるばかり。これにドル急伸という材料も加わっては、原油相場はひとたまりもないといった感じで、下げ足を速める展開となった。

081023先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,500枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:900億円

欧州系 2主体で500億円

40銘柄 200億/ 自動車、電機、鉄鋼、不動産、銀行など

40銘柄 300億/ 鉄鋼、機械、商社、銀行、海運など

アジア系 1主体で200億円

30銘柄 200億/ 内需関連銘柄中心

米系 1主体で200億円

25銘柄 200億/ 主力銘柄中心

買い:見られない

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081023 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 5010万/買い 2840万株 差し引き 2170万株の大幅売り越し。

金額ベースでも160億円程度売り越しの模様。

◇081023 米国株概況◇

*米国株急落-資源株大幅安。決算発表も不振で売りが先行する。

NYダウ   8519.21(前日比▲514.45)

ナスダック  1615.75(前日比▲80.93)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落して取引を終えた。結局、アジア株安→欧州株安と流れてきた株安の波に、米国株も飲み込まれてしまった格好だ。

外為市場におけるドルの対ユーロ急伸(ユーロ急落という表現のほうが適切)を受けて、ドル相場に逆行しやすい商品市場が急落したことで、素材・エネルギー関連株が軒並み大幅安となった。特に、エクソンやシェブロンといった銘柄は値がさ株で指数寄与が高く、この2銘柄でNYダウを100ドル近く押し下げた計算になる。加えて、前日のキャタピラーやデュポンに続いて、この日発表されたボーイングやAT&Tなど主要企業の決算も予想を下回るものが多く、景気の先行き不透明感を高めることとなって売りに拍車をかけた

この日の下落でナスダックは直近付けた安値を下回り、NYダウも10日に付けた安値目前まで迫ることとなった。VIX指数(恐怖指数)が一時80%台まで急上昇するなど、新たな下落ステージに突入してしまった可能性が高い。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。欧米株の急落を受けて売りが先行、97円台に突入した円高が売りに拍車をかけ、一時8000円割れ寸前まで売りこまれる場面があった。結局、8215円(前日比▲790円、大証終値比▲445円)で取引を終えた。この日の高値は9000円、安値は8005円。

2008年10月22日 (水)

◇081022 引け後概況◇

日経平均  8674.69円 (前日比▲631.56円)

TOPIX    889.23   (前日比▲67.41ポイント)

東証一部出来高     2157.60 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,880,554 百万円(概算)

値上がり銘柄数 75 (4.3%)

値下がり銘柄数 1602 (93.5%)

変わらず       35 (2.0%)

「東証規模別株価指数」

大型株     928.90 (▲7.49%)

中型株     902.79 (▲6.62%)

小型株     1201.54 (▲5.33%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  不動産、鉱業、非鉄、保険、卸売

*急反落。日経平均は再び9000円割れの水準に。

22日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに急反落した。昨夜の米国株市場が企業業績の先行き悪化懸念から急落したことを受けて、東京市場は前日急騰した反動もあって、利益確定の売りが先行する展開となった。円相場が99円台に突入するなど円高進展を嫌気する動きも加わって、後場に入ると日経平均株価は下げ足を速めて、下落幅は600円超に及んだ。金融危機を背景とした最近の暴落を彷彿させる展開となってしまった。

それにしても、日替わりで急騰・急落を繰り返す相場展開となってしまうのは何故だろう?金融危機を背景とした暴落によって、既に処分すべき玉の整理は大方ついているはず。とすれば、現在の高ボラティリティーを作っている主因は、直近保有したポジションをベースとした売買によるものと思われる。売り手にしろ、買い手にしろ、決して腰の据わった売買ではないため、互いに少しでも反対方向に相場が振れるとポジションをすぐ手仕舞う行動をとってしまうのでないだろうか。出来高に厚みのない状況でこうした売買を繰り返すので、自ずとボラティリティーが上昇してしまうという訳である。当たり前の話であるが、買い手にとってのアンフェーバーな相場状況は売り手とってフェーバーなこと、反対に買い手にとってのフェーバーな相場状況は売り手とってアンフェーバーなこと。そして、アンフェーバーな方はポジションをすぐさま処分し、フェーバーな方は更にポジションを上乗せする、ともに注文は同一方向であり、こうした短期目的のポジションによる売買が相場を一方向に大きく振れさせる要因に繋がってしまっている感がある。

いずれにせよ、それだけ実需筋が入り込む余地のない相場環境にあるということ。しばらくはボラティリティーの高い不安定な相場展開から抜け出せそうもないようだ。(小林)

◇081022 前場概況◇

日経平均  9041.07円 (前日比▲265.18円)

TOPIX    924.95    (前日比▲31.69ポイント)

東証一部出来高     850.92 百万株(概算)

東証一部売買代金   705,003 百万円(概算)

値上がり銘柄数  255 (14.9%)

値下がり銘柄数1371 (80.4%)

変わらず         78 (4.5%)

「東証規模別株価指数」

大型株     966.59 (▲3.74%)

中型株     939.89 (▲2.78%)

小型株    1242.86 (▲2.07%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 金属

値下がり業種上位5社 不動産、非鉄、鉱業、卸売、鉄鋼

*米国株安を受けて急反落。一時100円割れを示現した円高を嫌気する動きも

22日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに急反落している。昨夜の米国株市場が企業業績の先行き悪化懸念から急落したことを受けて、東京市場は前日急騰した反動もあって、利益確定の売りが先行する展開となった。円相場が一時99円台に突入するなど円高進展を嫌気する動きも加わって、日経平均株価は一時9000円を割り込む場面もあった。日替わりで急騰・急落を繰り返す相場展開に、なかなか実需筋は参加しづらい相場環境にある。

観測記事も含めて直近発表された企業決算では、特に半導体関連企業の決算が大変厳しい内容となっている。エルピーダ、NECエレク、TOWAなどはきつい下げに見舞われており、周辺銘柄にも連想売りを誘っている。投資家の間では、これからピークを迎える企業決算の動向を見極めようとする動きが一層強まりそうだ。(小林)

081022商品市況

     どっちもどっちの景気減速ながらドルが対ユーロで買われ商品安

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場で大豆、コーンともに反落、小麦は2日続落となった。昨日も大きな売り玉は見られなかったが他の商品市場の軟調な推移につれた動き。

ここ27日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント、▲21.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セン、▲7.50セントト

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.50セント、▲17.25セント、▲0.50セント、+11.00セント、▲2.75セント、▲14.50セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.0800ドル(前日比▲21.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1100ドル(▲7.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.4900ドル(▲14.50セント)。コメは小幅に3日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において一昨日8日ぶりに反発した金先物12月物は大きく再下落、12月物は前日比▲22.0ドル安い1トロイオンス=768.0ドルで取引を終えた。高値805.0ドル、安値766.4ドル。穀物市場と違い金市場では一昨日は見られなかった大口の売り物も為替市場がドル・ブルに傾く場面で見られた。「リーマンショック以来、金のポジションを積み上げたポジションの損切りが目立つ

9連敗後のここ28日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル、▲22.0ドル

他の主要貴金属はまちまちの動き。銀は2日、パラジウムは3日続伸するも、プラチナは反落、銅は2日続落。ロンドンのアルミは2日続落となったが、ニッケルは上昇。昨日指摘したロンドンのアルミとニッケルの非連動が早くも復活

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で週末から2日続伸した原油先物は反落。WTI11物は前日比▲3.36ドル安い1バレル=70.89ドルで引けた。2日間の上昇分の四分の三を吐き出した。高値75.69ドル、安値69.77ドル。指摘したようにOPEC臨時総会の減産合意は織り込み済みで為替動向の方が昨日は材料視された。

081022先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:800億円

欧州系 3主体で600億円

40銘柄 250億/ 不動産、機械、銀行、商社

70銘柄 150億/ TOPIX型

40銘柄 200億/ 鉄鋼、機械、銀行、自動車

アジア系 1主体で200億円

250億/ 不動産、鉄鋼、海運、商社など

買い:見られない

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081022 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4220万/買い 2560万株 差し引き 1660万株の大幅売り越し。

金額ベースでも190億円程度売り越しの模様。

◇081022 米国株概況◇

*米国株急反落-業績悪を嫌気して、利益確定の売り先行。

NYダウ   9033.66(前日比▲231.77)

ナスダック  1696.68(前日比▲73.35)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落して取引を終えた。前日に急騰していた反動もあって、寄付きから利益確定の売りに押される展開となった。やはり利益確定の売りを急がせた一番のきっかけとなったのは、企業業績に対する先行き懸念である。前夕発表された半導体大手TI、ネットワーク機器大手サンマイクロ、そして朝方発表された建機大手キャタピラー、化学大手デュポンなど、主要企業の決算および先行き見通しが軒並み市場予想を下回ったことで、リセッション懸念が高まった。厳しい決算になるであろうと予想はされていたものの、当初予想を更に下回るとあっては失望売りに近い動きも見られた。

ただ、世界的な金融危機ピーク時に見られたあの得体の知れない恐怖心からくるパニック的な売りとは違って、相場の焦点が景況感へと移ったいま、争点はシクリカルな話(景気の谷の深さや期間など)であり、投資家としては比較的冷静な判断・対応で臨むことができる。

一方、昨夜は金融ネタもいくつか出ている。リーマンの債券を対象としたCDSの清算が行なわれた。金融機関が多額の損失を被ることになるのではないかと懸念されていたが、とりあえず清算は無事通過したようだ。また、FRBがMMFからCPを買い取る制度を導入するなど、信用収縮の緩和に向けた施策は引き続き行なわれている。短期金融市場でもLIBORが低下傾向にあるなど株式市場にはプラス要因となっている。もちろん油断は出来ないが、金融ネタから株式市場が大きく揺さぶられるようなことはなさそうである。

さて、相場の焦点が景況感へと移り、投資家としては比較的冷静な判断・対応で臨むことができると述べたが、それでも懸念される点はある。金融危機がもたらした安値からあまり上昇していない水準で、景況感の議論をしなければならないということ。つまり、何らかのきっかけで安値に接近してしまうと、景況感うんぬんの話ではなく、安値を切ってしまうのではないかという “新たな恐怖心”が生まれてくることである。東京市場でもバブル崩壊後の安値7600円まで、まだ少し距離があるように見えるが、何かのきっかけで急接近してしまうと同じような恐怖心が芽生えてくるリスクは残っている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株同様に利益確定の売りに押される展開となった。また、円高傾向も嫌気されたようだ。一時9000円を割り込む場面があったが、結局、9005円(前日比▲390円、大証終値比▲235円)で取引を終えた。この日の高値は9415円、安値は8880円。

2008年10月21日 (火)

◇081021 引け後概況◇

日経平均  9306.25円 (前日比+300.66円)

TOPIX    956.64   (前日比+29.27ポイント)

東証一部出来高     2083.58 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,882,360 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1257 (73.2%)

値下がり銘柄数  393 (22.8%)

変わらず         66 (3.8%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1004.14 (+3.86%)

中型株     966.76 (+2.18%)

小型株     1269.16 (+1.35%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  鉱業、石油、不動産、非鉄、証券

値下がり業種上位5社  パルプ、食品

*主力大型株が堅調。セクターでは資源株、金融株が高い。

21日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸した。バーナンキFRB議長が財政出動による景気刺激策を促す発言をしたことを受け、昨夜の米国株が急伸した流れを引き継いで、東京市場でも寄付きから幅広い銘柄に買いが先行した。後場に入ると、グローベックス米国株先物が軟調に推移していたことや、円高にやや振れていることを嫌気して一時ダレる場面があったが、引けにかけて再度買い戻しの動きが強まり、本日の高値圏で取引を終えた。終日、コア30指数の上昇が際立つ展開となった。

商いは全般に細り気味にあるが、裏を返せばヘッジファンド等の海外勢の売り圧力の低下と捉らえることもでき、また寄り前の外資系経由の売買注文が小幅ながらも買い越しが続いていることや、バスケット観測においても買いバスケットが一部見られるなど、需給が徐々に改善しているのは確かなようだ。ただ、今回の株価急落によって投資家が受けたダメージは大きく、ここから上値を追って買い上がっていく程まではセンチメント、体力ともに回復しておらず、現在のところは短期的なリバウンド相場の域を脱し得ない状況。この3日間で16日の急落部分の8割程度を既に戻しており、9500円近辺では一旦達成感は出てきそうなレベルである。(小林)

◇081021 前場概況◇

日経平均  9238.59円 (前日比+233.00円)

TOPIX    950.41    (前日比+23.04ポイント)

東証一部出来高     964.90 百万株(概算)

東証一部売買代金   852,701 百万円(概算)

値上がり銘柄数  1226 (71.5%)

値下がり銘柄数  396 (23.1%)

変わらず          91 (5.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     997.39 (+3.17%)

中型株     959.80 (+1.45%)

小型株    1265.96 (+1.10%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 鉱業、石油、その他金融、不動産、卸売

値下がり業種上位5社 パルプ、食品、陸運、空運

*米国株高を受けて続伸。コア30の上昇際立つ

21日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに続伸している。

バーナンキFRB議長が財政出動による景気刺激策を促す発言をしたことを受け、昨夜の米国株が急伸した流れを引き継いで、東京市場でも寄付きから幅広い銘柄に買いが先行、日経平均株価は一時300円超上昇する場面があった。寄り付き前のバスケット観測においても、久しぶりに米系の主力株を中心とした買いバスケットが入っており、コア30指数の上昇が際立つ展開となっている。米国市場引け後に発表された半導体大手TIの失望決算の影響であるが、今のところグローベックス米国株先物が大きく下落するまでには至っておらず、東京市場への影響も軽微なものにとどまっている様子である。(小林)

081021先物・現物バスケット観測

「先物」

売り: 日経平均  3,000枚

売り: 日経平均  2,000枚

買い: 見られない

「現物」

*久しぶりに買いバスケットはいる。

売り:350億円

欧州系 2主体で350億円

40銘柄 250億/ 内需系銘柄中心

100銘柄 100億/ TOPIX型

買い:500億円

米系 2主体で500億円

30銘柄 300億/ 主力銘柄中心

25銘柄 200億/ 自動車、電機など

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081021 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 2320万/買い 3110万株 差し引き 790万株の買い越し。

金額ベースでも30億円程度買い越しの模様。

◇081021 米国株概況◇

*米国株急反発-FRB議長による異例の財政出動を促す発言にポジティブな反応を示す。

NYダウ   9265.43(前日比+413.21)

ナスダック  1770.03(前日比+58.74)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発して取引を終えた。

アジア、欧州株高の流れを引き継いで、米国株も買い先行で取引がスタートした。その後、利益確定の売りが出てもたつく場面があったが、午前10:00過ぎに下院予算委員会でのバーナンキFRB議長の発言が伝わると相場の上昇に弾みがつくこととなった。

それは、「財政出動要請」とも受け取れる追加景気刺激策の検討を促す発言だった。FRB議長は、今後景気は数四半期にわたって弱含み、景気減速が長期化する可能性が高いことを指摘、財政出動を促す根拠の一つとして掲げた。この裏側には前回の協調利下げによってFFレートは1.5%まで低下しており、金融政策に残された“のりしろ”はもはや限界点に近づきつつあるという苦しい台所事情がある。換言すれば、金融政策には手詰まり感が出ているということで、民主党が提案している追加財政措置を指示するという異例の発言に繋がったものと思われる。

ここもと追加利下げの可能性を示唆するたびに下落してきた株式市場にとって、FRB議長による異例の財政出動要請にはポジティブに反応した。しかし、ここまで金融機関救済の資金を捻出するために国債を増発してきているだけに、追加の財政出動は更なる財政悪化にも繋がるリスクファクターにもなるため注意が必要である。とはいえ、昨日のマーケットはこうした懸念される部分には蓋をして、引けにかけて一段高となり本日のほぼ高値で取引を終えることとなった。

さて、注目の決算発表がひとつ。通常取引終了後に発表された半導体大手TIの決算が事前の市場予想を下回る、減収減益かつ弱めの先行き予想とあって、アフターマーケットで急落している。通常取引を+400ドル超で終えたNYダウであるが、本日の東京市場では額面通りに受け取られない可能性もあるので注意が必要である。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反発した。米国株の大幅高を受けて買いが先行し、引けにかけて一段高となった。結局、本日のほぼ高値に近い9395円(前日比+740円、大証終値比+305円)で取引を終えた。この日の高値は9405円、安値は8970円。

081021商品市況

     3資産(株・債券・商品)のボラ低下を予感させる商品市況の動き

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は小麦以外続伸、大豆は9ドルを奪回。中西部の降雨予想を材料にする向きもいたが、「市場が落ち着きを取り戻しつつあることを感じる」というトレーダーもいる。この「落ち着き」については3資産(株・債券・商品)ともにボラティリティーが下落していく入り口に立っているということを意味していると思われる。尚、中国政府が国内の大豆買い上げ価格を引き上げる方向性を示唆。先々週に大豆の大量買付けが言われた同国の施策だけに市場に明るさを加えた。

ここ26日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント、+35.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント、+15.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.5セント、▲17.25セント、▲0.5セント、+11.00セント、▲2.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.2900ドル(前日比+35.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1850ドル(+15.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.6350ドル(▲2.75セント)。コメは小幅に続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は8日ぶりに反発。12月物は前日比+2.3ドル高い1トロイオンス=790.0ドルで取引を終えた。高値811.8ドル、安値782.8ドル。ヘッジファンドの大口の換金売りが昨夜は見られなかった。

9連敗後のここ27日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル、+2.3ドル

他の主要貴金属はまちまちの動き。3日続落した銀は反発。同じく大きく3日続落していたプラチナも反発。パラジウムは2日続伸するも銅は反落。週末に2日続伸したロンドンのアルミは大きく下落、ニッケルも反落した。ここのところロンドンのアルミとニッケルの非連動が目立っていたが昨日は同じ動き。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で週末に4日ぶりに反発した原油先物は昨日も続伸。WTI11物は前日比+2.40ドル高い1バレル=74.25ドルで引けた。高値76.12ドル、安値71.774ドル。24日のOPEC臨時総会における減産合意よりも、3資産ともに落ち着きを取り戻しつつある影響のほうが大きいと思われる。

2008年10月20日 (月)

◇081020 引け後概況◇

日経平均  9005.59円 (前日比+311.77円)

TOPIX    927.37   (前日比+33.08ポイント)

東証一部出来高     2216.42 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,888,761 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1411 (82.2%)

値下がり銘柄数  242 (14.1%)

変わらず         60 (3.5%)

「東証規模別株価指数」

大型株     966.78 (+4.01%)

中型株     946.11 (+3.09%)

小型株     1252.24 (+3.60%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  ゴム、不動産、倉庫、石油、卸売

値下がり業種上位5社  なし

*後場に入ると戻り売りをこなして上伸。日経平均株価は9000円回復。

20日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続伸した。米国株安で迎えたものの、先週末のイブニングで大きく売り込まれていた反動もあって、先物主導で寄付きから買い先行の動きとなった。現物市場ではパナソニックや大手鉄鋼株の業績が想定よりも上振れするとの報道を受けて買われるなど、企業収益に対する過度の不安感が一部後退する動きが見られたが、前場段階では明らかに戻り売りのスタンスが優勢の展開だった。ところが、後場半ば過ぎあたりから徐々に状況は変化し始め、グローベックスで米国株価指数先物が上げ幅を拡大させると、先物主導で上げが加速し、コア30など主力大型株もインデックス買いによって連れ高、こうした動きが結果的に戻り売りを吸収する格好となって、日経平均株価は9000円台を回復した。ただ、売買代金は閑散な状況にあり、確かに上げ幅は大きかったが、まだ不安が残る内容ではないだろうか。(小林)

◇081020 前場概況◇

日経平均  8739.70円 (前日比+45.88円)

TOPIX    901.38    (前日比+7.09ポイント)

東証一部出来高     918.43 百万株(概算)

東証一部売買代金   745,790 百万円(概算)

値上がり銘柄数  974 (57.4%)

値下がり銘柄数 612 (36.0%)

変わらず        108 (6.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     940.80 (+1.21%)

中型株     917.44 (▲0.04%)

小型株    1216.19 (+0.62%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 ゴム、不動産、輸送用機器、卸売、鉄鋼

値下がり業種上位5社 金属、水産、空運、保険、機械

薄商いながらも小確りの展開。ただ、上値は重いとの印象。

20日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに小幅に続伸している。先週末イブニングで大きく売り込まれていた反動もあって、先物主導で寄付きから買い先行の動きとなった。現物市場では予想を上回る業績観測が報道されたパナソニックや大手鉄鋼株が買われる一方、業績下方修正の森精機や決算悪から米キャタピラー株が下落した流れを受けて同業のコマツや日立建機が売り込まれるなど、決算絡みのニュースで明暗分かれる相場展開となっている。指数的には薄商いの中、先物主導で上昇・下落しやすい状況となっているが、積極的な実需の買いは入らず、どちらかというと戻りは売りたいとのムードが強く、前場引けにかけては値を消す展開となった。(小林)

081020先物・現物バスケット観測

「先物」

売り: 日経平均  3,000枚

売り: 日経平均  2,000枚

売り: 日経平均  8800円~8900円 5,000枚

買い: 見られない

「現物」

売り:700億円

欧州系 2主体で550億円

25銘柄 250億/ 自動車、電機、通信、海運など

40銘柄 300億/ 電子部品、鉄鋼、機械、海運、自動車など

米系 1主体で150億円

100銘柄 150億/ TOPIX型

買い:150億円

欧州系 1主体で150億円

30銘柄 150億/ 医薬品、資源、化学、食品など

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081020 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 2080万/買い 2470万株 差し引き 390万株の買い越し。

金額ベースでも40億円程度買い越しの模様。

2008年10月18日 (土)

081018 来週の主な予定

*国内外ともに決算発表シーズンに突入する。

10/20(月)

・10月の月例経済報告

・8月の景気動向指数改定値

・(米)9月の景気先行指標総合指数

・(米)7―9月期決算=アメックス、テキサス・インスツルメンツなど

10/21(火)

・1―9月期業績=中外薬

・(米)7―9月期決算=スリーエム、キャタピラー、デュポン、ファイザー、ヤフー、アップルなど

10/22(水)

・4―9月期決算=KDDI

・(米)7―9月期決算=アマゾン・ドット・コム、AT&T、マクドナルド、メルク、ボーイングなど

10/23(木)

・9月の貿易統計

・4―9月期決算=信越化、JAFCO、カブコムなど

・(欧)ECB理事会

・(米)7―9月期決算=マイクロソフト、ダウ・ケミカル、UPSなど

10/24(金)

・4―9月期決算=野村総研、ヤフー、日電硝、東京製鉄、ファナック、パナ電工など

・8月中間決算=東宝

・(米)9月の中古住宅販売件数

◇081018 米国株概況◇

*米国株反落-景気後退懸念燻り、引けにかけて利益確定の売りに押される。

NYダウ   8852.22(前日比▲127.04)

ナスダック  1711.29(前日比▲6.42)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落して取引を終えた。朝方発表された9月の住宅着工件数が市場予想を上回る減少幅となったことから売りが先行、前日引けにかけて急騰した反動も加わって、NYダウはあっという間に▲250ドル超の下落に見舞われた。今週に入ってから、小売売上高に始まって前日発表された鉱工業生産指数など、一つの経済指標の数字に対して、これ程までにマーケットが反応する状況はあまり記憶にない。

しかし、日中このままで終わらないのが、今の相場の特徴のひとつ。前日同様に、エネルギー関連株に買いが入り始めると一気に株価は持ち直し始めて、午後1時すぎにはNYダウは一転して300ドル高まで上昇した。そして、このまま大引けまで駆け上がってしまうのかと思われた矢先に、今度は利益確定の売りが膨らんで、まるでジェットコースターで一気に駆け下りてくるように下落した。週末要因やオプション権利行使日という特殊要因があったかもしれないが、この日の安値、高値のポイントの格差を計測すると、寄り直後に260ドル幅、午後1時すぎの高値を付けにくまで560ドル幅、そして大引けまでの下落幅が430ドル、ちょっとクレージーじゃない?とでも言いたくなるような相場展開。これが昨日に限ったことでないのだから驚かされる。まさにボラティリティー天国の状態。賢明な投資家は、今の相場には参加していないではないだろうか。

さて、日中の値動きばかりに気をとられてしまうと大局観を見失いそうだが、やはり市場参加者がリセッションに怯えているのは事実で、四半期決算発表で業績見通しを引き下げたハネウエルが大きく下落、キャタピラーがダウ構成銘柄で下落率トップとなるなど引き続き景気敏感株は弱い動きを見せている。金融危機問題のように公的資金の注入といった類の特効薬がない分、解決には一定の時間を要するリセッション問題の方が、株式市場にとってある意味厄介な問題といえるかもしれない。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株の動向にリンクして非常にボラタイルな相場展開となった。米国株上昇時には一時9000円台を回復する場面があったが、その後は米国株の下落とともに値を消すこととなった。結局、8655円(前日比▲150円、大証終値比▲45円)で取引を終えた。この日の高値は9030円、安値は8435円。

081018商品市況

     「金」7日続落

     OPEC前倒し開催で、減産体制への思惑が働いて原油反発

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物は軒並み上昇した。週間の輸出売上高が予想を上回ったことも支援材料となっている。

ここ25日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント、+27.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント、+18.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.5セント、▲17.25セント、▲0.5セント、+11.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.9400ドル(前日比+27.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.0300ドル(+18.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.6625ドル(+11.0セント)。コメは小反落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は7日続落。12月物は前日比▲16.8ドル安い1トロイオンス=787.7ドルで取引を終えた。高値816.9ドル、安値772.2ドル。株式市場の動向にかかわらず、ヘッジファンドなどの換金売りが継続している。

9連敗後のここ26日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル、▲16.8ドル

他の主要貴金属はまちまちの動き。銅、パラジウムは反発する一方、銀、白金は続落。ロンドンのアルミは続伸、ニッケルは反発。 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は4営業日ぶりに反発、WTI11物は前日比+2.0ドル高い1バレル=71.85ドルで引けた。高値74.3ドル、安値69.84ドル。OPECの臨時総会が来週に前倒しで開催されることが決定し、減産体制が強化されるのではないかとの思惑から買いが先行した。

2008年10月17日 (金)

◇081017 引け後概況◇

日経平均  8693.82円 (前日比+235.37円)

TOPIX    894.29   (前日比+29.77ポイント)

東証一部出来高     2299.61 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,969,005 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1392 (81.2%)

値下がり銘柄数  272 (15.8%)

変わらず         50 (2.9%)

「東証規模別株価指数」

大型株     929.55 (+3.06%)

中型株     917.77 (+3.95%)

小型株     1208.67 (+4.50%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  ガス、金属、情報通信、水産、食品

値下がり業種上位5社  海運、ゴム、その他製品、卸売

*米国株高を受けて反発したものの、上値は限定的。

17日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに急反発した。昨夜の米国株高を好感し、東京市場も買い先行で取引が開始された。日経平均株価は一時300円超まで上昇する場面があったが、買い一巡後は徐々に戻り売りを浴び上値は限定的だった。

後場に入ってもレンジ内での取引が続き、時折、先物市場での仕掛け的な売買により動意づく場面が見られたが、結局さしたる方向感の出ないまま取引を終えた。ただ、週末要因のポジション調整からか、先物市場では引け前20分間は乱高下した。

今週を振り返ってみると、おとといの米国株暴落はやはりショッキングな出来事だったと感じている。世界各国協調体制での金融安定化策により、金融危機がもたらす株価底割れ懸念が大きく後退し、株価底入れムードすら漂い始めた矢先に起こった米国株暴落のショックは、しばらく尾を引きそうである。今、米国株式市場に入り込んでいるリスクマネーは、短期的な売買目的の投機マネーが主であり、高ボラティリティーを好んでいる。昨日も乱高下の末、結果的に前日比大幅高で終っただけで、決して株式市場に先高感をもたらすような内容ではなく、むしろ投資家に対して市場の不安定さだけを植え付けることとなったのではないだろうか。来週から日米とも企業決算が本格化する。リセッション懸念を株式市場のテーマとして据えるなら、ますます市場のボラティリティーは高まりそうである。(小林)

◇081017 前場概況◇

日経平均  8588.11円 (前日比+129.66円)

TOPIX    885.17    (前日比+20.65ポイント)

東証一部出来高     1036.87 百万株(概算)

東証一部売買代金   849,869 百万円(概算)

値上がり銘柄数  1392 (81.5%)

値下がり銘柄数  262 (15.3%)

変わらず          53 (3.1%)

「東証規模別株価指数」

大型株     919.75 (+1.98%)

中型株     908.75 (+2.93%)

小型株    1197.34 (+3.52%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 ガス、金属、情報通信、空運、鉄鋼

値下がり業種上位5社 その他製品、卸売、ゴム、鉱業

*朝高の後、戻り売りを浴びて伸び悩み。

17日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに反発している。昨夜の米国株が乱高下の末、最終的には前日比大幅高で終わったことを好感し、東京市場でも買い先行で取引が開始された。日経平均株価は一時300円超まで上昇する場面があったが、自律反発狙いを中心とした買い一巡後は、徐々に戻り売りを浴びて上げ幅を縮小させる展開となっている。昨夜の米国株大幅高で迎えた割りは、大型株を中心に戻りが鈍いとの印象を受ける。寄り前の外資系証券経由の売買注文は売り越しとなっており、海外勢の売りスタンスはまだ継続しているようで、上値を抑える要因となっている。

コマツ、日立建機といった機械セクターの主力銘柄や商社株の逆行安しているのが目を引く。一方、アナリストの投資判断引き上げを受けてNTTドコモ、KDDIといった通信株が軒並み高くなっている。(小林)

訂正:081017先物・現物バスケット観測

「先物」

売り: 日経平均  3,000枚

売り: 日経平均  2,500枚

売り: 日経平均  8900円 3,000枚 オアベター

買い: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:800億円

欧州系 3主体で650億円

100銘柄 150億/ TOPIX型

40銘柄 300億/ 銀行、海運、不動産、鉄鋼など

40銘柄 200億/ 自動車、電機、銀行、機械など

日系 1主体で150億円

100銘柄 150億/ TOPIX型

買い:なし

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081017 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3610万/買い 2580万株 差し引き 1030万株の売り越し。

金額ベースでも210億円程度の売り越しとなっている模様。

081017 お知らせ

本日昼12:00からの日経CNBCに井上が出演いたします。お時間がございましたら、是非ご覧ください。(小林)

081017商品市況

     「金」1ヶ月ぶりの安値水準で6日続落

     原油70ドル割れ

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、コーンと小麦は3日続落となったが、大豆は中国の大量買付けの噂も入り小さく反発した。全体的に小動き。

ここ24日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント、+9.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント、▲3.5セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.5セント、▲17.25セント、▲0.5セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.6700ドル(前日比+9.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8450ドル(▲3.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.5525ドル(▲0.5セント)。コメは5日ぶりに反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は大幅下落で6日続落。12月物は前日比▲34.5ドル安い1トロイオンス=804.5ドルで取引を終えた。高値852.1ドル、安値786.7ドル。安値はリーマンショック直後の一ヶ月前の水準。一昨日の株式急落時にも買われずに昨日は株式上昇で大きく売られた金にはファンドの換金売りが出ていると考えられる。

9連敗後のここ25日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル、▲34.5ドル

他の主要貴金属も全面安。銀、銅、パラジウムは大きく続落。プラチナも▲10%近い下落。ロンドンのアルミは上昇したがニッケルの下げは大きい。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は大きく続落、WTI11物は前日比▲4.69ドル安い1バレル=69.85ドルと70ドル割れで引けた。高値74.5ドル、安値68.57ドル。

◇081017 米国株概況◇

*米国株急反発-突っ込み警戒感から、一旦買い戻しの動きが拡がり反発。

NYダウ   8979.26(前日比+401.35)

ナスダック  1717.71(前日比+89.38)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発して取引を終えた。前日とは正反対に、引けにかけて急騰することとなった。

午前中に発表された9月の鉱工業生産指数が34年ぶりとなる落ち込みとなったことや、10月のフィラデルフィア連銀の景気指数が大幅に悪化するなど、景気後退に関わる経済指標の発表には敏感に反応する現在の相場環境を反映して、NYダウは400ドル近く下落する場面があった。しかし、その後8000ドルを下回ることなく下げ渋る動きを見せ始めると、徐々に買戻しの動きが拡がり始めた。きっかけは、原油相場の急落。週間在庫統計が発表され、原油、ガソリンとも予想を上回る在庫増となったことで、原油先物相場が1バレル=70ドル割れを示現した。原油価格の下落は景気減速からくる需要減、つまり今の株式市場のテーマである景気後退が絡んでいるわけで、これまでは原油相場安=株安の構図が成り立っていた。しかし昨日は、この水準まで原油価格が下落してくると、企業業績や個人消費にとってプラスに作用する。つまり、“原油相場は悪材料ではなく、好材料になり始める水準まで下げてきた”という少々身勝手なロジックのようだ。

午後に入ってNYダウは前場の高値を抜いてくると上げ足を速めて、引けにかけての1時間足らずで300ドル近く上昇した。果たして、前述の原油価格下落のロジックだけで、ここまで上昇するだろうか?どうも裏側では個別株オプション売買最終日に絡んだオペレーションが影響していた節がある。プット買いの積みあがっている銘柄に買い戻しの動きが強まったようで、それが引け際に一気に加速したとの見方もある。

昨日のNYダウの日中幅は800ドル超。一日の中で投資家心理がこれほどまでに変化するとは、一体どういうことなのか?昨日ばかりでなく、引け1時間足らずの時間内にその動きが凝縮される展開が数多く見受けられる。投資家は株式というリスク資産を長期間、いや長“時間”にわたって保有したくないがゆえに、超短期の売買に終始しているからではないだろうか。ある程度の期間にわたって保有しても安心感があるのは、プット買いだけと投資家は考えているのかもしれない。ちなみにオプションのボラから算出されるVIX指数(恐怖指数)は、一時80ポイントを越えるレベルにまで上昇するなど依然として高止まりしている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発した。売りが先行し軟調に推移していたが、引けにかけて米国株が上昇すると、一気に上げ幅を拡大させた。結局、ほぼ高値に近い8805円(前日比+340円、大証終値比+555円)で取引を終えた。この日の高値は8845円、安値は8105円。

2008年10月16日 (木)

◇081016 引け後概況◇

日経平均  8458.45円 (前日比▲1089.02円)

TOPIX    864.52   (前日比▲90.99ポイント)

東証一部出来高     2560.68 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,175,761 百万円(概算)

値上がり銘柄数   87 (5.0%)

値下がり銘柄数 1611 (93.7%)

変わらず        16 (0.9%)

「東証規模別株価指数」

大型株     901.93 (▲10.24%)

中型株     882.90 (▲8.64%)

小型株     1156.67 (▲7.20%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  海運、鉱業、卸売、石油、精密

*暴落!日経平均株価は10月8日を上回る1000円超の下落を示現。

16日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに急落した。リセッション懸念の高まりから昨夜の米国株市場が急落したことを受けて、東京市場でも寄付きから幅広い銘柄に売りが入り、日経平均先物には寄り付いた後すぐにサーキット・ブレーカーが発動されるなど波乱の幕開けとなった。サーキット・ブレーカー解除後は、現物指数にサヤ寄せする動きで上昇したが、主力株にストップ安やそれに近い水準まで売り込まれる銘柄が数多く見受けられる状況とあっては、とても買い上がるムードにはなかった。後場に入ると、先物主導で高値をトライする場面があったが買いは続かず、結局引けにかけて本日の安値を更新してしまうと一気に下げ足を速めることとなり、終わってみれば安値引けという最悪の引け味。結果的に本日の下落は、背景となっている売り要因こそ異なるが、下げ方自体は金融不安を背景とした先週までのパニック的な売りに匹敵するものとなってしまった。

10月10日安値を割り込むと、バブル崩壊後安値7600円を更新してしまうのではないかという恐怖心から狼狽売りが膨らむ可能性が高い。史上最大の上昇率を記録してから僅か2日目にして、再び日経平均は危険ゾーンへと突入することになってしまった。(小林)

◇081016 前場概況◇

日経平均  8635.56円 (前日比▲911.91円)

TOPIX    883.21    (前日比▲72.30ポイント)

東証一部出来高     1188.62 百万株(概算)

東証一部売買代金   980,947 百万円(概算)

値上がり銘柄数  66 (3.8%)

値下がり銘柄数1614 (94.8%)

変わらず         21 (1.2%)

「東証規模別株価指数」

大型株     924.28 (▲8.01%)

中型株     897.66 (▲7.11%)

小型株    1174.33 (▲5.79%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 なし

値下がり業種上位5社 鉱業、卸売、非鉄、不動産、機械

*米国株急落を受けて、日経平均株価は大幅反落。下げ幅は一時1000円に迫る。

16日、東京株式市場の前場では日経平均株価、TOPIXともに急落している。リセッション懸念の高まりからNYダウが史上二番目の下げ幅となるなど昨夜の米国株市場が急落したことを受けて、東京市場でも寄付きから幅広い銘柄に売りが入った。日経平均先物は前日比▲1190円安の8300円で寄り付いた後、サーキット・ブレーカーが発動されて一時売買停止となった。現物(いわゆるSQ値)と先物の乖離は300円以上に及ぶこととなり、裁定業者にとっては大きな収益機会となったことだろう。サーキット・ブレーカー解除後は、現物指数にサヤ寄せする動きで上昇し、小康状態となっている。

本日の下落は、背景となっている売り要因こそ異なるが、下げ方自体は金融不安を背景とした先週までのパニック的な売りに匹敵するものとなってしまった。主力株の中には、ストップ安やそれに近い水準まで売り込まれる銘柄が数多く見受けられた。国内要因では反転のきっかけは見当たらず、引き続きグローベックスの動きに左右される展開となろう。(小林)

081016先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:850億円

欧州系 4主体で450億円

100銘柄 150億/ TOPIX型

40銘柄 200億/ 商社、鉄鋼、海運、証券など

250億/ 主力大型株中心 前場執行

40銘柄 250億/ 内需系銘柄、不動産、銀行など

買い:なし

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081016 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4320万/買い 1630万株 差し引き 2690万株の大幅な売り越し。

081016商品市況

     「金」ってこういう日に爆騰するものじゃなかったの?5日続落。

     原油と大豆が1年1ヶ月ぶりの安値

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、3穀物ともに大きく下落。「先々週にたくさん出された値ごろ感からの買いレポートが虚しい」

ここ23日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント、▲38.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント、▲23.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.5セント、▲17.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.5800ドル(前日比▲38.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=3.8800ドル(▲23.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.5575ドル(▲17.25セント)。コメも4日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は小幅安で5日続落。12月物は前日比▲0.5ドル安い1トロイオンス=839.0ドルで取引終了。高値859.2ドル、安値833.1ドルと一昨日とほぼ同じレンジ。「今までであれば、このような株安、ドル安であれば安全資産として大きく買われていたのに、昨日は逆に換金売りが目立った

9連敗後のここ24日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル、▲0.5ドル

他の主要貴金属も全面安。銀、銅、パラジウムは3日ぶりに下落。特に、銀、銅の下落幅が大きい。一昨日3日ぶりに反発したプラチナも大きく反落。ロンドンのアルミ、ニッケルともに大きく下落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は大きく続落、WTI11物は前日比▲4.09ドル安い1バレル=74.54ドルと75ドル割れで引けた。150ドルと言っていたのがつい最近のような気がする。。。OPECが毎月恒例となった需要見通しの下方修正を行った。大きな減産合意の可能性高まるがそれによって先物価格が上昇するかといえば「?」。高値79.17ドル、安値73.55ドル。

◇081016 米国株概況◇

*米国株急落-リセッション懸念強まり、引けにかけて投げ売りが入る。

NYダウ   8577.91(前日比▲733.08)

ナスダック  1628.33(前日比▲150.68)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落して取引を終えた。引け間際の急落は、ほとんど投げ売りに近い悲惨な状況であった。

朝方発表された9月の小売売上高は前月比▲1.2%減と市場予想▲0.7%を上回る落ち込みを見せた。市場の関心が金融問題から景気後退へと移行していく中、景気後退を示唆するものとして格好の売り材料とされた。そして、寄付きから主要株価指数がジリジリと値を下げていく中、講演会でのバーナンキFRB議長の発言が更なる売りを誘うこととなった。「金融安定化策によって金融市場が落ち着きを取り戻しても、すぐに景気回復へ繋がるとは限らず、経済活動は潜在成長率を下回るだろう」とリセッション懸念を煽るような発言に市場は動揺した。実際のところ、米景気がおかれている状況は議長の発言通りなのであろうが、改めてバーナンキ議長の口から景気後退についての懸念を発せられると重みが違った。議長は追加利下げの可能性も示唆したが、なおさら景気実態の悪さを露呈することと受け止められてしまい、安値圏で小康状態にあったNYダウは再び下げ足を速めることとなってしまった。

投資家の間ではリセッションを回避することは難しいと薄々感じていたはずで、私自身、景気後退(谷)の深さとその期間についてが相場の先行きを占うポイントとなろうと思っていた。それだけにそうした議論(市場コンセンサスの確立)におよぶ前の段階で起こった昨日の急落は、正直言ってショックである。引け際にNYダウは350ドルほど下げ幅を拡大させたが、ロスカットを巻き込んでの投げ売りに近い状況であった。投資家がプット買いに走ったことで、VIX指数(恐怖指数)は一気に上昇した。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反落した。米国株の急落を受けて寄り付きから売りが先行、引けにかけては一段と下げ幅を拡大させた。結局、ほぼ安値に近い8465円(前日比▲970円、大証終値比▲1025円)で取引を終えた。この日の高値は9460円、安値は8435円。

2008年10月15日 (水)

◇081015 引け後概況◇

日経平均  9547.47円 (前日比+99.90円)

TOPIX    955.51   (前日比▲0.79ポイント)

東証一部出来高     2512.33 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,342,616 百万円(概算)

値上がり銘柄数 883 (51.5%)

値下がり銘柄数 756 (44.1%)

変わらず        70 (4.0%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1004.80 (▲0.55%)

中型株     966.35 (+0.71%)

小型株     1246.47 (+0.65%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  医薬品、食品、パルプ、空運、小売

値下がり業種上位5社  海運、鉄鋼、鉱業、繊維、ガラス

*グローベックス米国株高を受けて、引け際に急伸。

15日、東京株式市場では日経平均株価は続伸、TOPIXは小幅に反落した。

昨夜の米国株式市場と同様に、東京市場も利益確定の売りに押される展開が続いていたが、グローベックスの米国株価指数先物が上昇に転じると、先物主導で買戻しの動きが急速に強まり、引けにかけて大きく上昇することとなった。まさに、突然の様変わりである。先物の上昇につられて現物市場でもインデックス買いが断続的に入ったことで、日経平均株価の上昇が際立つ格好となった。ただ、現物市場終了後の10分間で、日経平均先物は殆んど値を消してしまったことからも、引け際の急騰劇は超短期筋のポジション調整が主因であったようである。

本日は朝方から利益確定の売りに押されてはいたものの、先週のように一方的に換金売りに押される展開とは違い、金融安定化策を受けて株価底割れ懸念が和らいたことで、一方では押し目買いの動きが見られるといったように、明らかにセンチメントの改善が窺える地合いにあった。

物色動向は、米国株同様に景気後退懸念を反映して、ハイテク、自動車、鉄鋼、素材などの景気敏感株への売りが目立つ一方、医薬品、食品、小売などの内需系ディフェンシブな銘柄はしっかり。(小林)

◇081015 前場概況◇

日経平均  9311.22円 (前日比▲136.35円)

TOPIX    933.52    (前日比▲22.78ポイント)

東証一部出来高     1071.85 百万株(概算)

東証一部売買代金   965,308 百万円(概算)

値上がり銘柄数  510 (29.9%)

値下がり銘柄数1110 (65.1%)

変わらず         80 (4.6%)

「東証規模別株価指数」

大型株     983.35 (▲2.67%)

中型株     940.75 (▲1.96%)

小型株    1217.17 (▲1.72%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 医薬品、空運、小売、ガス、パルプ

値下がり業種上位5社 海運、鉄鋼、鉱業、ガラス、繊維

*利益確定の売りが先行し反落。

15日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに反落している。

昨夜の米国株市場が朝高の後、下落に転じたこともあって、東京市場でも前日に史上最大の上昇率を演じた反動から、利益確定の売りに押される展開となった。ただ、先週までの一方的に換金売りに押される展開とは違い、金融安定化策を受けて株価底割れ懸念が和らいたことで、一方では押し目買いの動きが見られ、日経平均株価がプラスに転じる場面があるなど明らかにセンチメントの改善は窺える。物色動向は、米国株同様に景気後退懸念を反映して、ハイテク、自動車、鉄鋼、素材などの景気敏感株への売りが目立つ一方、医薬品などのディフェンシブな銘柄はしっかり。グローベックスの米国株価指数が安く推移していることもあり、様子見ムードを強める可能性はあるが、特段売り急ぐような動きへとは発展しないのではないだろうか。(小林)

081015 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 2190万/買い 4580万株 差し引き 2390万株の大幅な買い越し。

081015商品市況

     金4日続落。穀物・原油も安い。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要穀物先物市場において、コーンは小幅安であったが、大豆、小麦の下げ幅は大きかった。「株式市場が落ち着いても、その後リスクをとる資金は拡大しないであろう。」大豆の9ドル割れは昨年9月以来のこと。

ここ22日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント、▲32.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント、▲0.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント、▲15.5セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=8.9600ドル(前日比▲32.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1125ドル(▲0.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.7300ドル(▲15.50セント)。コメも3日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は4日続落。12月物は前日比▲3.0ドル安い1トロイオンス=839.5ドルで取引終了。高値857.4ドル、安値833.6ドル、値幅23.8ドル。

9連敗後のここ23日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル、▲3.0ドル

他の主要貴金属動向。銀、銅、パラジウムは続伸。プラチナも3日ぶりに大きく反発。ロンドンのアルミは続伸したが、ニッケルは現物が小幅安で先物は変わらずであった。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で一昨日4日ぶりに反発した原油先物は早くも息切れ。WTI11物は前日比▲2.56安い1バレル=78.63ドルと再度80ドル割れとなった。高値84.83ドル、安値78.31ドル。値幅がやや大きいが、株価が400ドル高の後軟調な推移となるなか、穀物とともに敏感に反応した。

◇081015 米国株概況◇

*米国株反落-市場の関心は「金融問題」から「景気」へ移行しつつある。

NYダウ   9310.99(前日比▲76.62)

ナスダック  1779.01(前日比▲65.24)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反落して取引を終えた。

ようやく金融危機の震源地である米国が、公的資金の注入や銀行間取引の保証制度などを含む金融安定化策詳細の発表にこぎつけた。これにより、一連の金融市場の混乱は一応の決着を見ることになったと思われる。注目のLIBORは連日低下傾向となり、短期金融市場は落ち着きを取り戻しつつある。昨日の米国株市場は、金融安定化策の発表を受けて寄付きから買いが優勢となり、NYダウはあっという間に400ドル以上の上昇を見せた。一部アナリストによる銀行セクターの投資判断引き上げもあって、金融株が相場上昇の牽引役となった。

しかし、市場の関心は既に「金融問題」から「景気」へと移り始めていた。寄付きの買いが一巡すると、前日急騰した反動もあって戻り売りが目立ち始め失速、一気に値を消し始めた。金融株の値保ちは良かったのだが、戻り売りの対象とされたのがハイテク株を中心としたいわゆる景気敏感株だった。金融不安は後退しても、景気減速は回避できないという見方から、投資家は利益確定の売りを優先させたようだ。また今週から7-9月期の企業決算が相次いで発表されることもあり、内容を見極めたいとする動きもあったようだ。特に今回は7-9月期の実績よりも10-12月期の先行き見通しを投資家は重要視している様子。なぜなら、金融危機による貸し渋りの影響が、設備投資動向などに色濃く反映される可能性が高いからだ。

昨日のNYダウの高安差は700ドル以上に及んだ。金融問題については一応の目処がたったが、VIX指数(恐怖指数)は依然として高止まりするなど株式市場からまだボラティリティーは消えていない。金融危機というハードルを越えた後には、リセッションというハードルが待ち構えている。(小林)

シカゴ日経平均先物は続伸した。米国株の寄り付き高が好感されて急伸し、1万円大台に迫る勢いを見せた。しかしその後米国株が下落へと転じると、それに呼応する格好で上げ幅を一気に縮小させた。結局、9435円(前日比+435円、大証終値比▲245円)で取引を終えた。この日の高値は9995円、安値は9185円。

2008年10月14日 (火)

◇081014 引け後概況◇

日経平均  9447.57円 (前日比+1171.14円)

TOPIX    956.30   (前日比+115.44ポイント)

東証一部出来高     2383.00 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,920,955 百万円(概算)

値上がり銘柄数 1678 (97.9%)

値下がり銘柄数    25 (1.4%)

変わらず            6 (0.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1010.32 (+14.23%)

中型株     959.52 (+12.87%)

小型株     1238.44 (+13.02%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  鉄鋼、空運、不動産、非鉄、証券

値下がり業種上位5社  なし

*日本株、過去最大の上昇率を示現。ストップ高銘柄相次ぐ。

14日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに過去最大の上昇率を示現する急反発となった。世界各国協調体制での金融安定化に向けた行動計画が好感され、NYダウが史上最大の上げ幅を演じるなど欧米株式市場が急伸したことを受けて、東京株式市場でも寄付きから買い注文が殺到、一時先物にサーキット・ブレーカーが発動されるなど(上昇時の発動は13年ぶりらしい)、日経平均株価は前週末比1100円超まで上昇した。先週後半にかけて、多くの投資家を恐怖に陥れたスパイラル的なパニック売りという危機的状況は一旦回避されることとなり、先週の下落があまりに異常であったことから、本日はそうした“過度”の悲観論を反映して下落した部分の修正が一気に行なわれた感じだ(日経平均は前7営業日で3000円超下落したが、本日3分の1以上の戻しを達成した)。しかし、実際のところは、まだ投資家の相場に対する先行き不安感を払拭できていないのではないだろうか。暴落は短期間で起こったが、投資家のセンチメントと体力が回復するために要する時間は、同じような短期間では済まないはず。市場のボラティリティーは消えておらず、しばらく不安定な相場展開が続く可能性は高いといえる。

今後、景況感が後退していく中で、株式市場は落ち着きどころを模索する展開が予想されるが、今週から米国では企業決算が相次いで発表され、先行きを占う意味で一つの試金石となろう。企業業績に対する米国株の反応が注目される。(小林)

◇081014 前場概況◇

日経平均  9355.56円 (前日比+1079.13円)

TOPIX    947.47    (前日比+106.61ポイント)

東証一部出来高     1134.62 百万株(概算)

東証一部売買代金   910,649 百万円(概算)

値上がり銘柄数  1586 (98.1%)

値下がり銘柄数    22 (1.3%)

変わらず           4 (0.2%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1002.09 (+13.30%)

中型株     949.11 (+11.64%)

小型株    1223.51 (+11.66%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 不動産、鉄鋼、非鉄、証券、輸送用機器

値下がり業種上位5社 なし

*欧米株式市場の急騰を受けて、急反発。

14日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに急反発している。世界各国協調体制での金融安定化に向けた行動計画が好感され、NYダウが史上最大の上げ幅を演じるなど連休中の欧米株式市場が急伸したことを受けて、東京株式市場でも寄付きから買い注文が殺到し、主力大型株の中でもストップ高する銘柄が多く見受けられ、日経平均株価は前週末比1000円超まで上昇している。先週後半にかけて、多くの投資家を恐怖に陥れたスパイラル的なパニック売りという危機的状況は一旦回避されたようである。

まだ、後場が残されているが、個人的には今日の相場展開は寄り付き近辺が天井になってしまうのではないかと懸念していたこともあり、前場終了時点では正直ホッとしている。それだけ自分の中ではまだ相場に対して疑心暗鬼を払拭できていない。今後は、実体経済の後退との均衡点を探りながら、落ち着きどころを模索する展開となろうが、未曾有ともいえる暴落を経験した投資家のセンチメントと体力が回復するには時間を要するのではないだろうか。(小林)

081014コメント

     催促相場が催促したものが、「金融機関に対する措置」であったのか、

「金融機関の株価に対する措置」であったのかがこれから試される。

     確かに金融機関に対して採りうる措置は全て採った。

     しかし、金融機関の株価に対して採りうる措置はまだある。

 欧米市場の上昇について今更詳述することもないが、米国世論云々の前にG7で公的資金注入を「行動計画」として約束した。これによって、先週述べたように「G7の後押し」を利用した最短のシナリオで事は運んだことになる。やはり大統領選などは待っていられなかった。

 “施策に逆らって市場が下落する”という歴史的な出来事であった「AIGショック」の時と違い、昨夜、素直に市場は反応した。しかし、問題はこの上昇の後、先週10/9に書いた時間軸でいう4の部分である。ここにおいて冷静に見ていかなくてはならないのは、先週10/10に述べた金融株の動向である。

 「昨日、モルガン・スタンレーは上昇したではないか」と言われる方もいらっしゃると思うが、これは邦銀の増資完了によるものである。つまりは、「公的資金が資本に入るリスク=株主責任が問われるリスク」が大きく減少したと市場が考えたことによるもので、個別要因である。では、JPモルガンは上昇したか?昨日は結果的に0.8%高と小幅な上昇にとどまり、ザラ場はマイナスの場面が目立ったのである。市場が大きく上昇するなか、少し気味の悪い下げであった。S&Pの業種別指数は10業種全てが上昇したが、上位にはディフェンシブな業種が目立ち、「金融」は6位と微妙な位置である。これからは先週紹介した、メットライフなどの保険株そしてJPモルガンなどの株価動向をやはり注意していかなくてはならない。「GSE2社の呪縛」は市場に根が深い。思えば、リーマンのことを夏前から「達磨落しの一番下」と書いてきた。それでも、当局が破綻させる可能性は実際には低いと思っていた。悪い表現をしてしまったと少し思っている。現在は、公的資金が資本に入ることによって、大手金融機関がここから弾き出されることはなくなったと考えられる。しかし、繰り返しになるが、問題は、上場は維持されても株主責任が問われることのリスクである。この部分は容易に解決されるものではなく、少なくともファンドや機関投資家の新規資金の振り向け先に金融株の現物は選ばれることはないと考えておいたほうが無難であろう。

 本日は新聞休刊日であるが、日経新聞が宅配号外を出すというので昨夜取材を受けた。弊社にはまだ届いておらず、その存在は分からないが、もし、コメントが引用されていたとしたら、真意は以上である。

081014 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 2570万/買い 5700万株 差し引き 3130万株の大幅な買い越し。

081014商品市況

     金は下げ、穀物・原油は反発。でも迫力は「?」

CBOT(シカゴ穀物市場)の先物市場で、週末に米農務省の穀物生産量(需給見通し)の上方修正を受けてストップ安をした大豆とコーンを含めて3穀物ともに上昇した。市場が開く前はストップ安で売り切れなかった分の売りが懸念されたが、欧州の株式市場が堅調なオープニングとなったことから徐々に安心感が広がった。

ここ21日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+18.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント、▲30.00セント(ストップ安)、+3.25セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント、▲41.25セント、+25.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.2800ドル(前日比+18.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1150ドル(+3.25セント)、小麦12月物1ブッシェル=5.8850ドル(+25.00セント)。コメは続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は3日続落。前日比▲16.5ドル安い1トロイオンス=842.5ドルで取引終了。「株式の大きな上昇を受けて下落となったが、ETFの残高を見る限り急落懸念は薄いのではないか」との指摘もあった。高値875.0ドル、安値824.5ドル、値幅50.5ドル。

9連敗後のここ22日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル、▲27.5ドル、▲16.5ドル

他の主要貴金属動向。銀、パラジウムは反発、週末に大きく下落した銅も反発したが、プラチナは2日続落となった。銅と同じく週末に大きく下げたロンドンのアルミ、ニッケルも揃って反発。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で原油先物は4日ぶりに反発、WTI11物は前日比+3.49ドル高い1バレル=81.19ドルで取引終了。金曜日に▲8.89ドル(週末2日間で▲11.25ドル)と大きく下げたことを考えると株式に比べて戻りが限定的であった感は否めない。高値82.52ドル、安値79.45ドル。

◇081014 米国株概況◇

*米国株急騰-各国協調による金融安定化策を好感。NYダウは史上最大の上げ幅。

NYダウ   9387.61(前日比+936.42)

ナスダック  1844.25(前日比+194.74)

週明けの米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急騰した。NYダウは10月に入り9営業日目にしてようやく、史上最大の上げ幅というおまけ付きで上昇した。

週末開催されたG7において採決された「金融市場安定化に向けた行動計画」を好感し、アジア、欧州株が軒並み上昇した流れを受けて、米国株市場も大幅高で取引が開始された。その行動計画であるが、金融機関への公的資金の注入、銀行間取引の政府保証を柱とし、そして必要とあらば今後とも世界各国協調で金融システムの安定化へ向けた施策を打ち出すというもの。それぞれ微妙に利害の異なる共同体で構成されたEUが、しっかりと足並みが揃うか心配されたところであったが、そのEU各国がいち早く計画を実行に移したことで、市場に安心感が拡がった。また、FRBが中心となって主要中央銀行が、事実上の無制限にドル資金を供給すると発表したこともカネ詰まり解消に繋がるとして好感された。昨日の世界的な株上昇は、本丸ともいえる金融機関への公的資金の注入にまで斬り込んだ点を評価したものと思われる。だた、今回の金融危機の震源地である米国は、今後難航が予想される議会と折衝を控えて、まだ具体的な行動にまでは移せていない。未曾有の金融危機に対しては、その対応についても“異例の措置”で臨まなければならず、ある程度のモラルハザードにも目を瞑ることになるかもしれないが、今回は議会との間でのドタバタ劇は絶対に避けなければならない状況だ。

今回の公的資金の注入、そして多様な手段を用いてのドル資金供給によって、とりあえず金融機関に対してとりうる救済策はすべて行なった感じである。今週から本格的に企業決算がスタートするが、今後は一連の金融危機によって実体経済が受けた影響に対する市場の反応を注視していかなければならない段階へと移りつつあるのではないだろうか。(小林)

シカゴ日経平均先物は急伸した。世界各国の金融安定化にむけた施策を受けて、米国株が急騰したことを好感し、寄付きから買いが先行した。引けにかけて米国株が一段高となると、それに呼応する格好で上昇幅を拡大させた。結局、この日の高値である9000円(前週末比+1000円、大証終値比+980円)で取引を終えた。この日の安値は8540円。

2008年10月10日 (金)

081010 来週の主な予定

*米国重要指標目白押し

10/13(月)

日、米(コロンブスデー)祝日

・米国、為替・債券休場

・IMF年次総会(ワシントン)

10/14(火)

・消費動向調査9月(内閣府)

・企業物価指数9月(日銀)

・中間決算=ローソン、Jフロント

・ZEW(独景気予測指数)10月

・インテル7―9月期決算

10/15(水)

・国際収支8月(財務省)

・中間決算=良品計画

・米地区連銀経済報告(ベージュブック)

・米卸売物価指数(PPI)9月

・米小売売上高9月

・ニューヨーク連銀景気指数10月

・8月の米企業在庫

JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、

コカ・コーラ、イーベイ7-9月期決算

10/16(木)

・米消費者物価指数(CPI)9月

米鉱工業生産、設備稼働率9月

フィラデルフィア連銀景気指数10月

NAHB(全米住宅建設業協会住宅市場指数)10月

・9月のBBレシオ

・IBM、シティ、メリルリンチ、ノキア、

AMD7-9月期決算

10/17(金)

・第3次産業活動指数8月(経産省)

・毎月勤労統計確報8月(厚労省)

・全国百貨店売上9月(百貨店協会)

米(ミシガン)消費者態度指数10月速報値

米住宅着工件数10月

◇081010 引け後概況◇

日経平均  8276.43円 (前日比▲881.06円)

TOPIX    840.86   (前日比▲64.25ポイント)

東証一部出来高     3274.41 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,635,342 百万円(概算)

値上がり銘柄数   175 (10.2%)

値下がり銘柄数 1499 (87.4%)

変わらず          40 ( 2.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     884.43 (▲7.27%)

中型株     850.12 (▲7.24%)

小型株    1095.73 (▲5.32%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  医薬品、保険業、情報・通信業、電気・ガス業、サービス業

     週次で日経平均▲2,661.71円、▲24.33%の下落

日経平均が11000円を割れ、無いとこ安値引けと騒がれたのが丁度1週間前。一昨日8日の大下げ相場が終わった時に思ったのが「今週、あと2日もある」ということ。本日は下げ率でその10/8(▲9.38%)を超え歴代3位の▲9.62%を記録した。

値下がり業種で前場から姿を消したのが、鉄鋼、海運、その他金融。逆にランクインしたのは情報・通信業、電気・ガス業、サービス業。午後1時時点で日経平均採用全銘柄が値下がりしていたが、1時半頃から三菱商事、コマツなどここもと下落が厳しかった銘柄が切り返し、両銘柄に横河、伊藤忠、住友重、川重、丸紅を加えた計7銘柄が前日比プラスとなった。逆に50銘柄がストップ安。この中には先週末まで業績も株価も相対的に堅調であったファーストリテイリング(9983)も含まれる。同銘柄の今週の下げ率は▲30.80%、NET信用金額は売り超である。

しかし驚いたのが14:45からの先物主導の下げ。この時点で日経平均先物(ラージ)12月限は8440円であったが、その後大きなロットの成り行き売りが連発し急速に値を消した。現物が上記値で引けた後も15:10まで同じ展開が続いて結局先物は8020円引け。現物指数とのカイ離は実に256円にも広がった。

昨年の昨日(10/9)思えばダウは最高値14,166.97ドル(終値14,164.53ドル)を記録した。丁度1年で▲39.4%下落したことになるが、昨年10/10の日経平均終値は17,177.89円(前日は休日)、1年間での下落率は▲51.8%とそれよりも大きいことになる。(井上)

◇081010 前場概況◇

日経平均  8183.37円 (前日比▲974.12円)

TOPIX    829.91    (前日比▲75.20ポイント)

東証一部出来高     1550.12 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,226,456 百万円(概算)

値上がり銘柄数    59 ( 3.4%)

値下がり銘柄数  1609 (94.7%)

変わらず         31  ( 1.8%)

「東証規模別株価指数」

大型株     872.55 (▲8.51%)

中型株     838.82 (▲8.47%)

小型株    1086.49 (▲6.11%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 なし

値下がり業種上位5社 医薬品、鉄鋼、海運、保険、その他金融

*記録づくしの暴落。

ダウが大引け2時間で急落し、5年5ヶ月ぶりに8500ドル台まで沈んだ流れを受けて、本日の東京株式市場は朝方から売りが殺到しパニック的な動きとなった。遂に9時8分から15分間のサーキットブレーカーが発動されたが、これは2001年9月の同時多発テロ以来のこと。SQ日であるのにも関わらず9時50分段階で日経平均採用225銘柄のうち30銘柄の値がつかない異常な状態となった。結局同精算値は8000円を割り込んだ模様(試算7992円台)。日経平均の安値は8115.41円。日経平均が8100円台まで落ち込むのはこれも5年5ヶ月ぶり。当時はりそな銀行に公的資金が注入されたことによって、バブル崩壊後の安値水準から脱した時期。今回、米国での資金注入の遅れと金融株のカラ売り解除が米国の急落を招いたことに因果を感じてしまう。表に書いたように95%もの銘柄が値下がりしているが、外国部まで含めた東証1部の下落率トップはAIG(8685)の▲25.71%、メリルリンチ(8675)も▲22.22%で3位に入っている。(井上)

081010 コメント(続き)

 日経平均のSQ値は豊田通商(8015)がストップ安の状態でどうやら8000円を微かに割り込んだ水準となったようである。日本市場はQUICKの端末などで「米政府は9日、公的資金による金融機関への資本注入の本格的な検討に入った。ブッシュ大統領は10日午前(日本時間11日夜)に金融危機への対応について声明を発表する」との報道がされたことによって、落ち着きを取り戻したかのように見えるが、今朝方配信した“二つの愚策”のうち特に後半の「金融株のカラ売り禁止解除による暴徒の増加」によって、昨日のコメントの③の部分の幅が小さくなることを覚悟しなくてはならない。なくなる可能性もある。昨夜のカラ売り禁止解除後の動きはとにかく凄まじかった。繰り返しになるが「公的資金が資本に直接注入されても、株主責任を問われるのではしょうがない、というGSEの呪縛」が暴徒化したカラ売りの背景にある。そして、それはしごく尤もである。

 そして、このことは④の期間において上値の重さに繋がってしまう。もう今までの経緯から「再度の金融株のカラ売り禁止」の施策は採れないのであろうか?そこまでヘッジファンドに気を遣う必要が一体どこにあるのであろうか、私には理解できない。

 大和生命が破綻した。80年代後半は「保険がとれなくても本社ビルの家賃で食べていかれるのではないか」と羨ましがられた会社である。有価証券の評価損が大きな破綻の理由という。さきほどブルーンバーグの取材にも答えたが、心配なのは年金である。別に同社の年金運用のことではなく、このレベルにまで日経平均が下落することによって、生保等に運用を委託している年金基金がますます運用を中止し、解散の方向を歩むのではないかという懸念である。無論1週間、1ヶ月、3ヶ月という短いタームで示現する材料ではない。しかし、今回の生保の破綻は年金運用においてもギリギリのレベルに指数が到達したことを意味しているのではないかという危惧を私に抱かせる。

 「群臣嘉賓燕をする」という鹿鳴の詩から名付け、外国人を思いっきりバブリーにもてなした鹿鳴館跡地を買い取った徴兵生命保険が大和生命の前身。オフサイトミーティングを国有化後にも高級ホテルで行ったAIGが叩かれている現在、完全に日米の金融機関にとって反面詩である。

081010大和生命破産手続き開始(読売)

081010米国市場コメント_概況

     “二つの愚策”により暴徒が増加。

     引け2時間で400ドルの急落。

  

ポールソン財務長官が公的資金を金融機関へ直接注入することを示唆した発言を行ったことが伝わったのは昨日の日本市場の後場。一時的に上昇した相場がその後下落した市場の反応が正しかったことを昨日のNY市場は証明してしまった。

一つ目の愚策、「ポールソン発言」。“真意”ではなく“品位”を疑う。昨日書いた新聞の取り上げはNYタイムスが「公的資金の投入検討」の見出しをつけてくれたのに財務長官が勇み足、しかも「今回可決された金融安定化法案の金額には資本投入分も含まれていると解釈している」との仰天発言である。それはない。そんなことが許されるのは、クチを尖らせた言い合う子供だけである。前回の下院否決後、選挙区にトンボ帰りした議員が選挙民に理解を求めた部分に公的資金投入など絶対に入っていない。金融安定化法案とは別にきちんとした手順を踏んでセットでの有効性を訴えるのが筋であるのにこの発言。米国はSECの時価会計基準の二転三転のようなことをしておきながらも、このようなこと(ポールソン発言)は絶対に許さない国民性がある。つくづくカードの切り方が下手だと思う。

二つ目の愚策、「金融株のカラ売り規制解除」。月曜のNIKKEINETでもラジオNIKKEIでもジョインベスト証券でのセミナーでも述べたが、不安が的中してしまった。遂に恐怖指数は60の大台を超えて63.92まで上昇して引けた。モルガンスタンレーをはじめとして幅広く金融株がカラ売りを浴びた。NYSEの出来高は20億1400万株。一昨日に続いて20億株を超えたが、過去のデータから1割が信用売でカラ売りはそれ以上であると考えると、実株の売買は決して膨らんではいない。あっ、と思ったのが保険株の動き。メットライフなどが急落。最大のAIGが実質国有化されたわけで、2位以下がカラ売りを浴びるのは当然なのだ。ここで、今まで行ってきた施策の一つが大きくクローズアップされる。それはGSE2社への対応によって“既存の株主”が一定、というよりも膨大な責任を負ったという事実である。「上場維持か否かが焦点」と述べたが、結局責任の取らされ方は「りそな」ではなく「長銀・日債銀」に限りなく近い。また、「全ての金融機関が救われるという訳ではない」とのポールソン発言。“救われた”ところでGSE方式の責任の取らされ方をする以上、金融株にカラ売りの連想が働くのは当然。「金融株のカラ売り禁止解除」は新たな暴徒を増やしただけである。アメリカ、カナダ、中国以外のカラ売り規制実行国を列記。英国、オランダ、フランス、ドイツ、スペイン、スイス、ロシア、韓国、香港、台湾、オーストラリア。

尚、SGX(シンガポール)の日経平均先物は8090円で現在サーキットブレーカー発動中(井上)

081010 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 1900万/買い 3290万株 

差し引き 1390万株の大幅な買い越しであるが今日はミニSQ。

     バスケットは観測されていない。SQ前のせいか、225ベースで40万株の

売り発注を出しては消している業者がある。業者自己の発注取り消しは手数料を

取っていいのではないかと思う。(井上)

081010商品市況

     注意。商品市場引け後にダウが500ドル下げている。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要3穀物先物市場で、一昨日10日ぶりに反発したコーンが続伸、大豆も3日続伸となったが、小麦は3日ぶりに反落。今週のテーマであった米農務省の穀物生産量(需給見通し)が今夜発表されるが、事前の市場予想は「大豆にポジティブな数字が出て小麦は厳しい数字が出るのでは」というもの。全体的に発表前の様子見気分が強かったが、商品市場がクローズしてからダウが500ドル以上も下がっていることから今夜は寄り付きから波乱の動きとなる可能性がある。

ここ19日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント、+16.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント、+10.75セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント、▲3.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.8000ドル(前日比+16.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.3825ドル(+10.75セント)、小麦12月物1ブッシェル=6.0475ドル(▲3.25セント)。コメは続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物12月物は4日ぶりに反落。前日比▲20.0ドル安い1トロイオンス=886.5ドルで取引終了。「利喰いの動きが少し出ると株式との逆相関が薄れた」との指摘があったが、こちらも市場が終わった後の株価急落により時間外で1トロイオンス=920ドル以上(引け後+35ドル以上)にまで上昇したので注意。高値929.0ドル、安値882.9ドル。

9連敗後のここ20日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル、▲20.0ドル

他の主要貴金属動向。銀は3日続伸、銅、プラチナ、パラジウムは反発。ロンドンのアルミ、ニッケルも揃って反発と貴金属における「金VS他の貴金属」の図式くっきり。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で続落。WTI11物は前日比▲2.36ドル安い1バレル=86.59ドルで取引終了。年初来安値を更新し、引け後の84.19ドルは丁度1年前の水準。しかし、1年前のダウの水準を考えると。。。尚、OPECは11/18に臨時総会を開催すると発表した。明らかに減産協議。昨日の高値89.82ドル、安値84.19ドル。

2008年10月 9日 (木)

◇081009 引け後概況◇

日経平均  9157.49円 (前日比▲45.83円)

TOPIX    905.11   (前日比+6.10ポイント)

東証一部出来高     2918.98 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,474,855 百万円(概算)

値上がり銘柄数  980 (57.0%)

値下がり銘柄数  656 (38.1%)

変わらず           74 (4.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     953.77 (+1.07%)

中型株     916.47 (▲0.29%)

小型株     1157.25 (+1.14%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  その他製品、卸売、その他金融、証券、鉄鋼

値下がり業種上位5社  小売、医薬品、陸運、ゴム、情報通信

*引けにかけて値を消し、結局、日経平均株価は続落。不安定な相場展開が続く。

9日の東京株式市場では、日経平均株価は6日続落、TOPIXは6日ぶりに小反発となった。協調利下げの効果も殆んど見られず、昨日の欧米株式が下落したことを受けて、年初来安値を更新して始まった東京株式市場であったが、その後は短期筋を中心に買い戻しの動きが入ってプラスへと転じた。後場に入ると、ポールソン財務長官が8日行なわれた記者会見にて、先日可決された不良債権買い取り制度における7000億ドルについては、金融機関への資本注入にも活用できると発言、金融不安が大きく後退するのではないかと安心感から買戻しの動きが活発化し、日経平均株価は一時200円以上高くなる場面があった。ただ、この部分については、法案が可決させた当初から議員の間で法解釈の問題として議論を呼んでいたこともあり、すんなりと公的資金の注入が進むかどうかはまだ不透明と思われ、鵜呑みにするのは注意が必要である。

買い戻し一巡後は、依然として弱気なセンチメントが支配的な相場環境にあることを象徴するかのようにじわじわと売りが膨らみ、大引けにかけては大きく値を消して、結局日経平均は本日の安値に近い水準で取引を終えることとなった。一方、TOPIXはコア30が踏ん張っていた分、なんとか6日ぶりに反発している。

◇081009 前場概況◇

日経平均  9318.40円 (前日比+115.08円)

TOPIX    915.49    (前日比+16.48ポイント)

東証一部出来高     1294.40 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,032,841 百万円(概算)

値上がり銘柄数  1043 (60.8%)

値下がり銘柄数   597 (34.8%)

変わらず         65 (3.7%)

「東証規模別株価指数」

大型株     966.16 (+2.39%)

中型株     926.39 (+0.79%)

小型株     1159.71 (+1.36%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 その他製品、卸売、その他金融、機械、鉄鋼

値下がり業種上位5社 小売、ガス、陸運、情報通信、金属

*6日ぶりに反発するも、下値不安は払拭できず。

9日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに6日ぶりに反発している(反発といっても、前日までの5日間で日経平均株価は2000円超の下落を演じているだけに、ほんの小反発に過ぎないのだが・・・)。協調利下げの効果も殆んど見られず、昨日の欧米株式が下落したことを受けて、年初来安値を更新して始まった東京株式市場であったが、その後は短期筋を中心に買い戻しの動きが入ってプラスへと転じた。円相場の上昇が小休止していることから、輸出関連株などの主力大型株に上昇している銘柄が目立つ(リターンリバーサル的動き)。

ただ、依然として弱気なセンチメントが支配的な相場環境では、積極的な追随買いは見られず、上値は限定的なものとなっている。また、寄り前のバスケット動向では売りバスケットのみが観測されており、海外勢の換金売りはまだ継続している様子。明日のミニSQを前に、権利行使価格を巡って思惑的な売買も入りそうで、まだまだすんなりとは終わらない様子だ。

081009コメント

 協調利下げが行われた。そして、市場の反応は予想通りであった。昨日より日本でも「金融機関への資本の直接注入」の話が報道されている。私は昨日、大統領選など市場は待っていられないのではないかという趣旨のことを述べた。昨夜のNYもやはり最後の30分で大きく下げたように先物、現物を使った荒っぽい“売りで儲けることに慣れた手”が主役の相場は完全に実需から離れてゲーム化している。そして、その実需にあるものがファンドの売りだけならば、ゲームはますます乱暴なものとなってしまう。

 時間軸で整理してみよう。

①(現在)金融安定化法案、協調利下げなどは銀行の資金繰りという現在の不安心理の元凶に対して何も寄与しない。米国の公的資金の銀行への資本注入が決定されるまでは売り方安心相場が続く。金融安定化法案が決まったばかりでその買取りも行われていない段階での決定は世論を配慮しても有り得ない。大統領選もある。→②米国の公的資金の銀行への資本注入が決定→③買戻しによって株式相場一旦大きく上昇(LIBOR3ヶ月急低下)→④その後、恐怖指数(ボラティリティー)低下とともに景気と需給の綱引きといういつもの相場(ボックス)に回帰

という時間軸である。

 そして現在の最大のテーマが「②がいつ?」であるかなのだが、これについて、「年明け、新政権で」という見方が一般的なのに対して、私は「市場の暴力に耐えられなくなる」ことによって早まるのではないかと考えているのである。

 現在、米国当局が通常の手続きを踏んで法案を通すには、金融安定化法案の経緯を見る限り再度混乱を招く可能性が高い。世論に問う前に“後押し”が必要である。それは例えば「G7で米国の公的資金の銀行への資本注入を論議」などという大きな新聞の見出しである。決して「G7で金融安定への協議」などというものではない。これによって「諸外国からこれほど突き上げられているが、実際に混乱は米国金融が招いたものである。金融安定化法案という懲罰的なものに、銀行への資本注入というセーフティーネットをつけることによって初めて動揺が収まる。あくまでもセットでの運用が必要なのだ。」というメッセージを国民へ送ることができる。以前「2つのクライマックス」か何かで、GSE2社への資本注入が行われるであろうと予想した時に書いたが、WSJやNYタイムズなどの紙面に一斉に取り上げられたとき、その確度は高くなる。日経新聞の週末の見出しも要注意である。そして、市場(コンセンサス)は②の期間をグッと手前に引き寄せることになるのである。②の時期を前提とした①の時間を謳歌している現在の“売りで儲けることに慣れた手”がそこで止まる。

 果たして②が行われたとして③はあるのか?という質問に対する答えは「YES」である。LIBORは銀行債と国債(銀行保証と国の保証)のスプレッドであると考えれば必ずやそのスプレッドは縮小する。また、市場はもう当局に残された手だてはない、つまり催促する“アメ”が何もないことを充分に認識している。アメがない以上催促相場は起きない。そして④の時間帯へと移行するのである。

 米国当局は世論に問う背中を強く押してくれるものを待っている。

081009「株価格付け変更」

しまむら(8227) JPモルガンが目標株価8000円→8800円

イオン(8267) JPモルガンが目標株価1150円→1000円

住友金属鉱山(5713) UBSが「バイ」→「ニュートラル」格下げ 目標株価1700円→790円

三菱マテリアル(5711) UBSが「バイ」→「ニュートラル」格下げ 目標株価500円→240円

三井金属(5706) UBSが目標株価280円→190円

DOWAホールディングス(5714) UBSが目標株価570円→340円

旭硝子(5201) UBSが目標株価1230円→760円

日本板硝子(5202) UBSが目標株価500円→420円

伊藤園(2593) モルガンスタンレーが「アンダーウエイト」→「イコールウエイト」格上げ

住友大阪セメント(5232) メリルが「中立」→「アンダーパフォーム」格下げ 目標株価220円→120円

イオンモール(8905) メリルが目標株価3900円→3700円

スズキ(7269) 日興シティが「2M」→「1M」格上げ

イオンクレジット(8570) 日興シティが「3H」→「2H」格上げ

三井化学(4183) 日興シティが目標株価480円→320円

日野自動車(7205) 三菱UFJが「1」→「2」格下げ

パナソニック(6752) ゴールドマンが「中立」→「買い」 目標株価2500円→2000円

イビデン(4062) ゴールドマンが「強い買い」→「買い」 目標株価4200円→2600円

パイオニア(6773) ゴールドマンが「中立」→「売り」 目標株価900円→500円

ソニー(6758)  ゴールドマンが目標株価3700円→3100円

船井電機(6839) ゴールドマンが目標株価2900円→2100円

JVCケンウッド(6632) ゴールドマンが目標株価80円→60円

アルパイン(6816) ゴールドマンが目標株価1100円→900円

カシオ(6952) ゴールドマンが目標株価1400円→950円

サイゼリヤ(7581) 大和が「3」→「2」格上げ

KDDI(9433)  HSBCが目標株価88万円→75万円

NTTドコモ(9437) みずほが「1」→「2」格下げ

ダイハツ工業(7262) みずほが「2」→「1」格上げ 目標株価1340円→1300円

081009商品市況

     昨日は穀物市場で“株式連動疲れ”が鮮明

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要3穀物先物市場で、大豆は大きく続伸、コーンも実に10日ぶりに上昇、小麦も2日上昇となった。①“株式連動疲れ”、②10日の農務省生産量見通し待ち③ドル安、④大豆が1年前の水準まで下落、等が材料で全て決して売り材料ではなかった。しかし、市場には「まだ整理しなくてはいけない玉がある」との見方もあり、強気転換などというレベルではないことは確か。

ここ18日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント、+38.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント、+10.50セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント、+4.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.6400ドル(前日比+38.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.2750ドル(+10.50セント)、小麦12月物1ブッシェル=6.0800ドル(+4.75セント)。コメは反落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は3日続伸。「協調利下げ=景気後退懸念が深刻」と囃した買いが優勢となった。高値924.9ドル、安値880.10ドル(値幅44.8ドル)。12月物終値、前日比+24.5ドル高い1トロイオンス=906.5ドル。

9連敗後のここ19日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル、+24.5ドル

他の主要貴金属動向。銀は2日続伸。銅は再度下落し2年7ヶ月ぶりの安値水準(昨年の安値も突破)、プラチナは下落、パラジウムは小反発とマチマチな動き。ロンドンのアルミは反落、ニッケルも大きく下げて5日続落となった。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で一昨日5日ぶりに反発した原油先物市場は早くも下落し、一時10ヶ月ぶりの安値(!)水準にまで到達した。WTI11月物の終値は1バレル=88.95ドル(▲1.11ドル)。安値更新後はドルが対ユーロで軟調な推移となったことと、OPECの緊急総会が開かれて減産合意にむけた話し合いが行われるとの観測から値を戻す場面もあったが、週間在庫統計が先週と同じように需要減からの在庫増を示唆する内容であったことから結局下落した。高値90.99ドル、安値86.05ドル。

081009先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  3,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。

売り:850億円

欧州系 2主体で450億円

50銘柄 250億/ 銀行、機械、鉄鋼など

80銘柄 200億/ TOPIX型 前場執行

米系 2主体で400億円

200億/ 自動車、精密、銀行、証券など

100銘柄 200億/ TOPIX型

買い:なし

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081009 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 2710万/買い 2680万株 差し引き 30万株売り越し。

金額ベースでも80億円程度売り越しの模様。

◇081009 米国株概況◇

*米国株6日続落-協調利下げも決定打とならず、市場の反応は冷ややか。

NYダウ   9258.10(前日比▲189.01)

ナスダック  1740.33(前日比▲14.55)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに下落し、6日続落となった。

前例のない広範な中央銀行による協調利下げが行なわれた。発表直後は、欧州株、グローベックスの米国株先物ともに急伸したがすぐに失速し、結局、米国市場の寄り付きは大幅安でのスタートとなった。今回の協調利下げは市場では既に織り込み済みでサプライズ性はなく、むしろ市場関係者からタイミングが遅すぎるし、幅も小さすぎるといった不満の声さえ聞かれた。急伸後、即失速した原因のひとつは、協調利下げが行なわれたにもかかわらず、LIBORの高止まりが続き銀行間の資金繰りに改善が見られなかったことと思われる(先日のセミナーで井上が注目指標の一つに取り上げたLIBORの推移を注視していかなければならない)。もっとも、当の中央銀行自身、0.5%の利下げくらいで今回の未曾有の金融混乱を収束できるとは考えておらず、また株価浮揚効果も限定的であると感じていたはずであり、今回の真の狙いは協調姿勢を示したことで、今後更に状況が悪化した場合にも世界各国が協調して対応する用意があるというメッセージ、つまりアナウンスメント効果にあったものと思われる。しかし、週末のG7まで待てなかったあたりに、現状のマーケットの厳しさが感じられる。いずれにせよ、金融当局として今出来ることは、市場に潤沢な資金供給を継続的に行うことしかなく、あとは政治的英断を待つしかない。英国では、バークレイズやHSBCといった大手銀行への資本注入を含む安定化策を発表した。米国や他の欧州諸国も一刻も早く同様の措置をおこなうことが望まれる。

その後、米国株の日中の動きは非常にボラタイルなものとなった。▲250ドルまで下落したNYダウは、一時+180ドルにまで上昇するなど乱高下を繰り返し方向感の定まらない展開が続き、VIX指数(恐怖指数)は一時過去最高値を付ける場面があるなど(これも先日のセミナーで井上が注目指標の一つに取り上げた指標であり、前述のLIBORと合わせて今後とも注視していきたい指標である)、全く落ち着きを取り戻してはいない。大引けにかけての下落は、ポールソン財務が「金融市場の混乱はすぐには終息しない。金融安定化策を講じても破綻する金融機関はでてくる可能性がある」との発言を受けてのもの。一方で、「必要なら一段の手段を講じる用意がある」とは発言しているのだが・・・。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株の不安定な動きに呼応する格好で、ボラタイルな展開が続いた。引けにかけては米国株とともに売られた。終値は9185円(前日比▲635円、大証終値比+95円)で取引を終えた。この日の高値は9785円、安値は9055円。

2008年10月 8日 (水)

◇081008 引け後概況◇

日経平均  9203.32円 (前日比▲952.58円)

TOPIX    899.01   (前日比▲78.60ポイント)

東証一部出来高     2857.85 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,421,684 百万円(概算)

値上がり銘柄数    44 (2.5%)

値下がり銘柄数  1649 (96.4%)

変わらず         14 (0.8%)

「東証規模別株価指数」

大型株     943.64 (▲8.07%)

中型株     919.14 (▲7.87%)

小型株     1144.18 (▲8.47%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  なし

値下がり業種上位5社  鉄鋼、非鉄、海運、輸送用機器、機械

*大暴落!投げ売りに見舞われ、日経平均の下落幅は1000円近くに達した。

8日の東京株式市場では、日経平均株価、TOPIXともに急落、いや暴落した。日経平均の下落幅は1000円近くに達するものとなった。

本日の夕刊紙一面見出しは「東京株式市場大暴落!!」で間違いなく決まりであろう。しかし、たった1日で指数が10%近く下落するということは、一体どういう状況なのか?どう形容していいのか判らないが、想像を絶する下げに見舞われたことだけは確かである。時価総額が大きく流動性の高い大型株の中にもストップ安する銘柄が続出し、売りが売りを呼ぶ負のスパイラル現象となってしまった。ファンド解約対応のための換金売り、信用の追い証発生絡みの損切り売りなど理由付けのある売りに加えて、明確な理由付けなどないのだが、いま株式を保有していること自体が最大のリスクであるとの恐怖心が先行して、多くの投資家が売りを出したと思われる。当然、買い手は不在の状況にあり、板状況もろくに見ないでの投げ売り的感覚だっただろう。グローベックス先物安、円相場の1ドル=100円突破なども重なったとあっては、持ち堪えろと言う方が無理な相談であるかもしれない。ここまで、相場が崩れてしまうと、多少株価が戻っても投資家の体力が回復するまでには、かなりの時間を要するものと思われ、いよいよ深刻な事態となってしまった。

今日、以前ロスカットに悩んでいる私に対して井上が言った話を思い出した。「小林よ、株式市場はどこにも逃げないよ。買いたい時にはいつだってまた買える。変に固執すると、新しい発想も生まれないよ」と確かこんな内容であったが、現状からは株式市場の底がどのレベルなるかを私は論拠立てて明確に答えることはできません。そして、ロスカットを推奨しているわけでもありません。ただ、今は冷静な判断が求められる時であり、自分自身が冷静な判断を行える環境にしておくことが大事であると言いたいだけです。(小林)

◇081008 前場概況◇

日経平均  9695.12円 (前日比▲460.78円)

TOPIX    935.40    (前日比▲42.21ポイント)

東証一部出来高     1128.65 百万株(概算)

東証一部売買代金   934,659 百万円(概算)

値上がり銘柄数    97 (5.7%)

値下がり銘柄数  1557 (91.7%)

変わらず          42 (2.4%)

「東証規模別株価指数」

大型株     982.93 (▲4.25%)

中型株     955.02 (▲4.28%)

小型株     1187.59 (▲4.99%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 ガス

値下がり業種上位5社 鉄鋼、海運、パルプ、機械、非鉄

*株安に歯止めかからず。欧米株急落を受けて、大幅に続落。

8日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に下落している。これで5日続落となるが、この間の日経平均株価の下落幅は1600円超、率にして▲14%超にもおよぶ暴落である。それにしても、世界同時株安に歯止めが掛かる気配がない。昨日の欧米株急落を受けて、この日も東京市場では幅広い銘柄に売りが膨らんだ。値下がり銘柄数は1500を超えてほぼ全面安商状。さすがにここまで下落すると、本日の日経新聞朝刊にあるように、日経平均のPERが12倍台前半まで低下し、37年ぶりとなる歴史的な割安水準にあるなどと、バリュエーションの話が話題にのぼってくるが、本来、バリュエーションを重視することが多い機関投資家からは「そんなの百も承知しているが、手が出せない。いや手が出ないんです」という声が聞こえてきそうだ。本日は寄り前の売買注文では海外勢の売りが細ったにもかかわらず、500円近い下落に見舞われている。要は、買い手不在の相場なのだ。株価ボートを見て、1万円を割り込んだ日経平均株価を見慣れてしまうことが怖い。(小林)

081008コメント

昨夜はジョインベスト証券のオンラインセミナーをたくさんの方に見て頂いたようで感謝しております。ありがとうございました。初めてのことで、非常に戸惑い、途中で何を言っているか自分で分からなくなること度々でした。講演会で人の顔を見てお話しするのとの違いを実感しました。人と会って1時間半話すのは大丈夫ですが、留守電に1時間話し続けるような不思議な感覚でした。お聞き苦しい点が多々あったと思います。お詫びします。

 しかし、昨日のセミナーで「大統領選もあり、“公的資金の銀行資本への直接注入”には時間がかかるのではないか」というお話をしましたが、昨夜の米国、欧州市場を見ていて、そんなことは言っていられないことを実感しました。完全に市場はゲーム化しております。それもかつてない乱暴なゲームです。英国で政府中央銀行に対して資本注入の検討を依頼している金融グループがあるとの報道がされましたが、先週書いた欧州の金融機関の資金繰り悪化の高まりは急速に高まった、というよりも実質的に銀行間の取引は機能していません。米国の大統領選など市場は待ってくれない状態です。

 欧米の協調利下げが行われても、その後、先週の金融安定化法案可決後の市場の動きの二の舞となる可能性が高いことは既にコンセンサスとなっております。G7で協調体制が確認されても、米国がCPの買取りを発表しても、市場は「金融機関にとって有効なことでも分かりづらい小手先の施策」に対しては暴徒化した売りで対応することに慣れてしまいました求めているものは「公的資金の銀行資本への直接注入」の一点です。これに対して、現在は「世論の支持を得るまでには時間がかかる」との見方が支配的ですが、昨夜セミナーでお話ししたNYSEの時価総額の減少を前に本当に世論が反対するかどうかは分からない、というよりも、以前書いた「世界の3大アレルギー」のひとつである「米国の株安」が効いてくるのではないかと考えます。先日も書きましたように現在はストラテジーでなく現状分析を書くにとどめておりますが、繰り返しになりますが、暴徒化した市場が求めているものがただひとつで、それを抑えるために米国政府当局は迅速な決断を迫られる局面にきたと判断します。(申し添えますが、ストラテジストでこの「公的資金の銀行資本への直接注入」を次のポイントと述べられているのは、現在、三菱の藤戸さんを含めまだごく少数で、時期についても来年と述べられている方が多いようです。あくまでも私見としてお考え下さい。)

 昨日セミナーに寄せられた質問は私に送られてくるそうなので、お答えできるものにはお答えしていこうと思っています。猫ですが、私は猫も好きです。あまりにも子供の頃に刺されたのでハチが嫌いですが、それ以外は苦手な動物、昆虫、魚等いません。魚も飼っていますし、カブトムシを幼虫から成虫にかえすことにここ8年連続で成功しております。猫アレルギーは正確には猫上皮アレルギーです。猫は寄って来てくれるのですが、私の目はかゆみで真っ赤になり、目の中の下にある透明な管が腫れ上がって白目に出てくるという恐ろしい顔になってしまいます。因みに小林の実家は先日までペットショップを経営していました。

 他に金融に関する質問がいろいろあったと思うのですが、今はっきりと思い出せません。「犬、猫」と「東南アジア」と「G VS T直接対決」だけが妙に記憶に残っています。

081008 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3110万/買い 2710万株 差し引き 400万株売り越し。

金額ベースでも売り越しの模様。

◇081008 米国株概況◇

*米国株大幅続落-FRBによる利下げ示唆も効果なく、スパイラル的な下げに。

NYダウ   9447.11(前日比▲508.39)

ナスダック  1754.88(前日比▲108.08)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅に下落し、これで5日続落となった。この間のNYダウの下落幅は▲12.9%にまで及ぶこととなった。

昨日はバーナンキFRB議長の2つの発言を受けて、寄り付きは買いが先行した。ひとつめは、一般の事業会社にまで波及している信用危機に対応するため、事業会社が発行するCPをFRBが特別目的会社を通じて買い取るという制度。リーマン破綻後、資金繰りに苦しんでいた事業会社にとっては、大きな救済策。中央銀行が一般事業会社の救済に乗り出すのは、まさに異例中の異例ともいえる。そしてもう一つは、利下げの可能性を示唆する発言。米経済の下振れリスクが高まりつつあるとの見方から、現行の金融政策について考慮するとの内容であった。しかし、今の株式市場はポジティブな材料も、すぐにネガティブなものへと刷りかえるほど、センチメントは悪い。FRBによるCP買取制度も、裏を返せば、それだけ現在の米国経済におけるクレジットクランチは深刻な状況にあると受け止め、利下げ示唆発言については既に織り込み済みで、むしろ何ですぐに各国協調利下げに踏み切らないのかなどと不満の声へと変わってしまう始末。一連の発言による株価浮揚効果は、ものの30分足らずで消え去ってしまった。

一向に下げ止まる気配を見せない株式市場に、投資家はパニック状態に陥っている。その後襲ってきた下落、特に金融株の下げは凄まじかった。減益決算・減配を発表したバンカメへの売り、大型増資計画が頓挫するのではないかという噂によってモルガンスタンレーが急落するなど、皆が疑心暗鬼となりスパイラル的な売りに繋がっている。こういう環境下で空売り規制が解除されたらと思うと、かなり心配である。

大統領選挙や下院選挙を控えているため、政治的決着を必要とする対策が目先出てくることは期待薄だが、金融安定化法案の第二弾は必要不可欠である。金融機関の自己資本不足に備えた措置、つまり公的資金の直接注入である。果たして、今の状況のままで選挙終了まで持ち堪えることはできるのであろうか?至極不安である。

最後に、昨日井上が出演したオンラインセミナー内における質問コーナーで、マン・インベストメントが破綻したとの報道ニュースを見たと投稿してきた方がいらっしゃいましたが、おそらく、クローズ・マン・ヘッジファンドという名のヘッジファンド解散ニュースの誤りではないかと思われます。英大手マン・インベストメントとは関わり合いはないと思われます。

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株の大幅続落を受けて、売り先行の展開となった。4年10ヶ月ぶりとなる1万円大台を割り込んで引けた。終値は9820円(前日比▲275円、大証終値比▲390円)で取引を終えた。この日の高値は10295円、安値は9735円。

081008商品市況

     “株式連動疲れ?”を感じる。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要3穀物先物市場は、10日の農務省生産量見通しを見極めたいとの思惑から大きな動意はなかった。一昨日大豆とコーンがストップ安であったため、処分できなかった売り圧力が懸念されたが、コーンで散見された以外は総じて慌てた売りは見られなかった。午後の株式の急落場面で追随しなかったのは“連動疲れ”を感じさせた。

ここ17日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、+4.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲7.00セント

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント、+8.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.2600ドル(前日比+4.00セント)、コーン12月物1ブッシェル=4.1700ドル(▲7.00セント)、小麦12月物1ブッシェル=6.0325ドル(+8.00セント)。コメも小さく反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は続伸。この2日連騰しているのが金だけなので、その動きがクローズアップされているが、下の値動きを見て欲しい。先週末2日間の下げ幅を取り返していない。この間の株式の大幅な下落を考えれば、“株式と逆相関”“安全資産”にも「?」このネタで買い推奨を繰り返しているレポートには再度否定的な立場をとる。12月物終値、前日比+15.8ドル高い1トロイオンス=882.0ドル。高値893.7ドル、安値858.0ドル。

9連敗後のここ18日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル、+15.8ドル

他の主要貴金属動向。銀は小反発、一昨日まで1勝6敗であった銅も反発、プラチナは続伸、パラジウムは下げた。ロンドンのアルミも反発したがニッケルは4日続落となった。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物市場は5日ぶりに反発。WTI11月物は前日比+2.25ドル高い1バレル=90.06ドルで取引を終了した。高値93.02ドル、安値87.87ドル。午後に株式が急落する場面で、一昨日と同じように連動性を高める場面もあったが、やはり“連動疲れ”からか一昨日のような下げとはならなかった。穀物と同様。

2008年10月 7日 (火)

◇081007 引け後概況◇

日経平均  10155.90円 (前日比▲317.19円)

TOPIX    977.61   (前日比▲21.44ポイント)

東証一部出来高     2965.13 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,527,121 百万円(概算)

値上がり銘柄数   315 (18.3%)

値下がり銘柄数  1356 (79.1%)

変わらず         42 (2.4%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1026.52 (▲2.00%)

中型株     997.68 (▲2.25%)

小型株     1250.00 (▲2.91%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  パルプ、不動産、保険、鉄鋼、その他製品

値下がり業種上位5社  医薬品、輸送用機器、水産、小売、ガス

*世界同時株安の様相を強めて大幅続落。日経平均株価は一時1万円割れに。

7日の東京株式市場では、日経平均株価、TOPIXともに大幅に下落、いずれも値幅を伴っての4日続落となった。昨夜のNYダウが1万ドル大台割れするなど欧米株が急落したことや、海外市場で1ドル=100円台まで急激に円高が進展したことを嫌気する売りが、寄付きからドッと出た感じで、取引開始20分ほどで▲500円超の下落に見舞われ、4年10ヶ月ぶりとなる日経平均は1万円大台を割り込んだ。その後は、売り手にとっても、買い手にとっても、目先の節目と考えていたであろう日経平均1万円割れに到達したことで、一旦下げ止まる動きとなった。

後場に入ると、ドル/円レートが103円台まで下落したことやグローベックス米国株先物指数が上げ幅を拡大させたこともあって、日経平均株価は100円安程度にまで下げ渋る動きを見せた。しかし、現物市場では海外勢を中心とした実需の売り注文が日中を通じて入っていたようで、戻り局面では着実に売りを浴びせられ、大引けにかけては再度下げ幅を拡大させるに至った。

出来高は約30億株と6月メジャーSQ時に迫る勢いを見せ、ややセリングクライマックス的な色合いは感じられるが、なにせ海外勢の実需売りが止まらないことには、戻りは限定的なものとなってしまいそうである。

◇081007 前場概況◇

日経平均  10148.46円 (前日比▲324.63円)

TOPIX    972.13    (前日比▲26.92ポイント)

東証一部出来高     1432.73 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,126,697 百万円(概算)

値上がり銘柄数   179 (10.5%)

値下がり銘柄数  1493 (87.8%)

変わらず          28 (1.6%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1020.92 (▲2.53%)

中型株     992.76 (▲2.73%)

小型株     1238.32 (▲3.82%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 パルプ、保険、その他金融

値下がり業種上位5社 鉱業、石油、輸送用機器、水産、ガラス

*欧米株急落を受けて、大幅に続落。日経平均は一時1万円大台割れに。

7日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落、日経平均株価は昨日のTOPIX1000ポイント割れに続いて、一時4年10ヶ月ぶりとなる1万円大台割れする場面があった。昨夜のNYダウが1万ドル大台割れするなど世界各国で株価の底割れが起こっている。欧米株の急落、そして急激な円高進展を嫌気した売りが、寄付きからドッと出た感じで、取引開始20分ほどで▲500円超の下落に見舞われ、日経平均は1万円大台を割り込んだ。その後は、売り手にとっても、買い手にとっても、目先の節目と考えていたであろう日経平均1万円割れに到達したことで、一旦買い戻しの動きが拡がる格好となった。日経平均は安値から200円ほど切り返して前場の取引を終えている。海外勢を中心とした実需の売りが果たして出尽くしたのかがポイントの一つとなろうが、本日も売りバスケットのみが観測されるなど、まだ売りニーズは残っている感じである。

081007「株価格付け変更」

日本郵船(9101) ドイツが「バイ」→「ホールド」格下げ 目標株価1320円→630円

商船三井(9104) ドイツが「バイ」→「ホールド」格下げ 目標株価1920円→860円

川崎汽船(9107) ドイツが「バイ」→「ホールド」格下げ 目標株価1350円→635円

住友大阪セメント(5232) 大和が「1」→「3」格下げ

みずほFG(8411)  クレディスイスが目標株価611000円→428000円

三井住友FG(8316)  クレディスイスが目標株価1020000円→713000円

ヤクルト本社(2267) メリルが「買い」→「中立」

イビデン(4062)  メリルが目標株価5000円→4400円

新光電気工業(6967)  メリルが目標株価1770円→1500円

日本特殊陶業(5334)  メリルが目標株価1100円→1000円

オリックス(8591) JPモルガンが「ニュートラル」→「オーバーウエイト」格上げ

ニチレイ(2871) JPモルガンが目標株価550円→630円

シャープ(6753) JPモルガンが目標株価1250円→1050円

東レ(3402) ゴールドマンが「強い売り」→「売り」

シャープ(6753) ゴールドマンが目標株価1300円→900円

ブラザー工業(6448) マッコーリーが新規「アンダーパフォーム」

シャープ(6753) 三菱UFJが「3」→「4」格下げ

住友化学(4005) モルガンスタンレーが目標株価770円→670円

東京エレクトロン(8035) UBSが目標株価8000円→5500円

新日鉄ソリューションズ(2327) UBSが目標株価2800円→2550円

野村総研(4307) 日興シティが「1M」→「2H」格下げ

イビデン(4062) 日興シティが「2H」→「1H」格上げ 目標株価4300円→3500円

ヒロセ電機(6806) 日興シティが「1H」→「2H」格下げ 目標株価13000円→10800円

太陽誘電(6976) 日興シティが「2H」→「3H」格下げ 目標株価1100円→700円

村田製作所(6981) 日興シティが「1H」→「2H」格下げ 目標株価5400円→4300円

ナガイレーベン(7447)日興シティが目標株価2600円→2800円

アルプス電気(6770) 日興シティが目標株価900円→700円

日本特殊陶業(5334)  日興シティが目標株価1400円→1000円

マブチモーター(6592)  日興シティが目標株価5500円→4800円

日本電産(6594)  日興シティが目標株価9500円→7700円

TDK(6762)  日興シティが目標株価8800円→6500円

ローム(6963)  日興シティが目標株価9000円→7500円

新光電気工業(6967)  日興シティが目標株価2000円→1300円

京セラ(6971)  日興シティが目標株価10000円→8100円

081007先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ。昨日同様に欧州系の売り手口目立つ。

売り:900億円

欧州系 3主体で750億円

40銘柄 200億/ 主力大型株中心 寄り付き

30銘柄 150億/ 主力大型株中心 寄り付き

40銘柄 400億/ 鉄鋼、銀行、商社、機械など

米系 1主体で150億円

50銘柄 150億/ TOPIX型 前場執行

買い:なし

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081007 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4480万/買い 2650万株 差し引き 1830万株大幅売り越し。

金額ベースでも大幅売り越しの模様。

081007 お知らせ

本日(PM7:30~PM9:00)、ジョインベスト証券主催によるオンラインセミナーに、井上が講師として出演します。テーマは「市場の需給バランス、商品相場から見る、今後の相場見通し」となっております。ジョインベスト証券ホームページからの申し込みとなっておりますので、ふるってのご参加をお待ちしております。(小林)

081007商品市況

     大豆、コーン再度のストップ安。

     ファンドの手仕舞い売りが商品全般に広がる。

CBOT(シカゴ穀物市場)の主要3穀物先物市場において、株式市場の急落を受けて大豆とコーンがストップ安となり、ファンドによる換金売りが加速した。

ここ15日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント、▲70.00セント(ストップ安)

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、±0.00セント、▲30.00セント(ストップ安)

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント、▲45.00セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.2200ドル(前日比▲70.00セント(ストップ安))、コーン12月物1ブッシェル=4.2400ドル(▲30.00セント(ストップ安))、小麦12月物1ブッシェル=5.9525ドル(▲45.00セント)。先週末6日ぶりに反発したコメも大きく下落した。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は当然のように急伸。取引の中心である12月物は前日比+33.00ドル高い1トロイオンス=866.2ドルで終えた。高値879.0ドル、安値828.4ドル。

9連敗後のここ17日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル、+33.0ドル

他の主要貴金属動向。先週末小反発した銀は下げ、同じく先週末に5連敗で止まった銅は▲8%程度の大きな下落。一方で先週末2日続落となったプラチナは反発、パラジウムは期近が小幅安、期先が小幅高となった。ロンドンのアルミは大きく下落、ニッケルは3日続落となった。 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物市場は4日続落。WTI11月物は前日比▲6.07ドル安い1バレル=87.81ドルで取引終了。高値92.68ドル、安値87.56ドル。既報の通り先週の週間ベースの下落率は▲12.2%と2004年以来で最大の下落率となったが、株式市場との連動を強めるなか昨日は下げが加速した。ファンドの売りも指摘されており、「株式市場が落ち着いても戻るかは疑問」との声。

◇081007 米国株概況◇

*米国株急落-世界同時株安。NYダウは4年ぶりとなる1万ドル大台割れに。

NYダウ   9955.50(前日比▲369.88)

ナスダック  1862.96(前日比▲84.43)

週明けの米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落となった。まさに「魔の月曜日」というに相応しい、4週連続の月曜日大幅安。アジア株、欧州株の急落を受けて、米国株でも取引開始直後から売りが殺到し、世界同時株安の様相を呈した。新興国株もロシア、ブラジルでは売買停止措置が取られるなど悲惨な状況にある。昨日はNYダウ1万ドル割れ示現による“見切り売り”が下げに拍車をかけて、なんとザラバ安値は前日比▲800ドルまで及んだ。金融安定化法案可決後も、欧州にまで飛び火している金融不安は収まらず、短期金融市場は依然としてマヒ状態にあり(TEDスプレッドは過去最高水準)、“安定化”という言葉には程遠い状況で、世界大恐慌などと大袈裟なことは言わないが、少なくとも景気後退はもはや避けられない状況にあると感じた投資家が見切り売りに出ている。

何らかの世界的な協調行動がとられるのでないかとの思惑から、引けにかけての1時間余りでNYダウは下げの半分程度を取り戻すこととなったが、その何らかの協調行動として思いつくのが、各国当局による協調利下げ。ここにきて次回FOMCまでに0.75%の利下げを予想する向きが急速に増えており、中央銀行がラストリゾート的存在として市場への資金供給に乗り出すことは、短期金融市場に落ち着きを取り戻させる意味においてもちろん大切なことではあるのだが、残念ながら景気浮揚効果として金融政策には即効性がない。センチメントの改善にも繋がるインパクトのある対策は、米金融機関に対して直接的に公的資金を注入する方策しかないのではないか。

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。世界同時株安の影響を受けて寄付きから売りが膨らんだ。NYダウの下落幅が一段と拡大する場面では、一時1万円大台を割り込んだ。また、円高進展も弱材料として捉えられた。結局、10095円(前週末比▲825円、大証終値比▲355円)で取引を終えた。この日の高値は10850円、安値は9920円。

2008年10月 6日 (月)

◇081006 引け後概況◇

日経平均  10473.09円 (前日比▲465.05円)

TOPIX    999.05   (前日比▲48.92ポイント)

東証一部出来高     2566.95 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,376,391 百万円(概算)

値上がり銘柄数    95 (5.5%)

値下がり銘柄数  1594 (92.7%)

変わらず         23 (1.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1047.42 (▲4.63%)

中型株     1020.64 (▲4.41%)

小型株     1287.47 (▲5.84%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  鉱業

値下がり業種上位5社  海運、証券、鉄鋼、銀行、建設

*世界景気に対する先行き不安から大幅続落。TOPIXは1000ポンイト割れに。

6日の東京株式市場では、日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落した。先週末に米下院で金融安定化法案は可決されたものの、その実効性に不透明感が残ることや一連の金融市場の混乱が世界景気に与える影響を見極めようとする動きが強まり、東京市場では金融株や景気敏感株中心に売りが膨らむ展開となった。

後場に入ると、対ユーロ、対ドルで円が急伸、ドル円レートは一時102円台に突入し、円高を嫌気した売りが先物市場に断続的に入って、日経平均株価の下落幅は一時▲500円以上にまで及んだ。TOPIXは4年10ヶ月ぶりとなる1000ポイント大台割れとなり、日経平均株価も1万円がいよいよ視野に入ってきた。どうも雰囲気的には、1万円割れを示現しないことには収まりがつかない様子である。

寄り前の現物バスケットでも欧州系からの900億円の売りバスケットが観測されるなど、外国人投資家の売り越し基調が続いているが、ファンド解約に伴う換金売りに加えて、資金繰りに困っている金融機関が手元流動性確保のために、本体のリスクアセットの切り崩しにも動いている様子で、換金売りニーズは根強く、需給面からも厳しい状況である。

081006 お知らせの訂正

先日、10/6の朝8:30より、Nikkei NETにおきまして、井上の相場見通しが放映される旨お知らせいたしましたが、正しくは日経ブロードバンドニュースでございました。ここに、お詫びとともに訂正させて頂きます。誠に申し訳ございませんでした。(小林)

◇081006 前場概況◇

日経平均  10544.33円 (前日比▲393.81円)

TOPIX    1005.53    (前日比▲42.44ポイント)

東証一部出来高     1037.99 百万株(概算)

東証一部売買代金   944,507 百万円(概算)

値上がり銘柄数   107 (6.2%)

値下がり銘柄数  1561 (91.8%)

変わらず          29 (1.7%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1050.77 (▲4.33%)

中型株     1032.07 (▲3.34%)

小型株     1306.40 (▲4.46%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 なし

値下がり業種上位5社 鉄鋼、銀行、機械、不動産、海運

*景気先行き不安から、大幅に続落。日経平均は約4年ぶりのとなる安値水準に。

6日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落している。先週末に米下院で金融安定化法案は可決されたものの、その実効性に不透明感が残ることや一連の金融市場の混乱が世界景気に与える影響を見極めようとする動きが強まり、東京市場では金融株や景気敏感株中心に売りが膨らむ展開となっている。また、欧米での利下げ観測の高まりから、円高に振れやすい環境にあることも嫌気されているようだ。日経平均株価の下落幅は、先週末比▲400円に迫るものとなり、約4年ぶりとなる安値に沈んでいる。寄り前の現物バスケットでも欧州系からの900億円の売りバスケットのみが観測されており、需給も悪い。

081006先物・現物バスケット観測

「先物」

買い: 日経平均  3,000枚

買い: 日経平均  2,000枚

売り: 見られない

「現物」

*売りバスケットのみ

売り:900億円

欧州系 4主体で900億円

40銘柄 200億/ 銀行、鉄鋼、海運、証券など

40銘柄 300億/ 内需銘柄、自動車など

30銘柄 250億/ 電機、精密、機械、銀行など

200銘柄 150億/ TOPIX型

買い:なし

(市場の噂を集計したものであり、正確さを保証するものではありません)

081006 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 3530万/買い 3320万株 差し引き 210万株売り越し。

金額ベースでも120億円程度売り越しの模様。

2008年10月 4日 (土)

081004 来週の主な予定

*国内では6日の日銀金融政策決定会合、9日の機械受注に注目。また、10日にはミニSQが控えている。米国では、7日のアルコア、10日のGEなど個別企業の決算に注目。

10/6(月)

日銀金融政策決定会合(7日まで)

10/7(火)

・8月の景気動向指数速報

・(米)FOMC議事要旨公表(9月16日開催分)

(米)海外7―9月期決算=アルコアなど

10/8(水)

・8月中間決算=イオン

・(英)中銀金融政策委員会(9日まで)

・(米)8月の仮契約住宅販売指数

10/9(木)

8月の機械受注

・8月中間決算=セブン&アイ、ファミリーMなど

・8月期決算=ファストリ

・(米)8月の卸売売上高

10/10(金)

株価指数オプション10月物SQ算出日

・8月中間決算=オンワード、高島屋、ダイエー、吉野家HD

・(米)8月の貿易収支

(米)海外7―9月期決算=ゼネラル・エレクトリック

◇081004 米国株概況◇

*米国株続落-法案可決後に下落に転じる。景気先行き懸念拡がる。

NYダウ   10325.38(前日比▲157.47)

ナスダック  1947.39(前日比▲29.33)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに続落した。週足ベースではNYダウが▲7.3%、ナスダックは▲10.8%の大幅な下落となった。

昨日のNYダウは、前日比+313ドルから同▲157ドルへ転じるといった、実に日中幅は470ドルにおよぶ“往って来い“の相場展開だった。

午後に控える下院での法案採決の前に超えなければならないこの日の一つ目のハードル、9月の雇用統計が寄り前に発表された。非農業部門の雇用者数は前月比15万9000人減少し、9ヶ月連続で悪化した。事前の市場予想10万1000人減を大きく上回る結果に一瞬ヒヤリとしたが、市場の反応はというと、大幅減少は織り込み済とばかりに(前日の新規失業保険申請件数の大幅増が、ある程度ガス抜きに繋がったか?)、雇用統計は売り材料とはならず、むしろ利下げ観測や金融機関への公的救済の報道を受けて欧州株が大きく上昇していたことを受けて、買いが先行する格好となった。昨日の市場は雇用統計の悪い数字に目を瞑ってくれたが、雇用環境の悪化傾向が続いていることに間違いはない。今年に入って月平均8万4000人のペースで雇用が失われており、9月が月間ベースでは今年最悪の数字である。一連の金融機関の破綻あるいは救済合併などの影響はこれから出てくる。雇用指標は遅行性のある指標であることを考えると、先行き予断を許さない状況にあることに変わりはない。

さて、NYダウはその後2つ目のハードルである法案採決に向けて順調に上昇を続けて、お昼過ぎには前日比300ドル高まで到達した。しかし、採決の時間が近づくにつれて徐々に値を消し始め、そして賛成多数で法案が可決されるとNYダウは下落へと転じ、更に大引けにかけて下落幅を拡大させて本日のほぼ安値で取引を終えることとなった。材料出尽くしと言われればそれまでだが、今回の金融安定化策の話が出た9月中旬から昨日まで、数々の紆余曲折を経てようやく決着したが、NYダウは発表当時より1000ドルほど下回る水準にある。当初ポジティブに受け止められた材料も、時間の経過とともに最後には結果的にネガティブな材料へとすり替わってしまった。

これからは、景気動向に対して投資家の視線が向けられることとなろう。もちろん、そこには金利動向、当局の金融政策も絡んでくる。そしてマクロ経済指標もそうだが、7-9月期の個別企業決算発表が待ち構えている。まず来週は、アルコア、GEなどが先陣を切って発表してくる。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株の上昇とともに買われる場面があったが、法案可決とともに米国株が下落へ転じると、連れ安して値を消していった。結局、10920円(前日比▲140円、大証終値比▲40円)で取引を終えた。この日の高値は11355円、安値は10880円。

081004商品市況

*商品全般にポジション調整の売りが優勢の展開。

CBOT(シカゴ穀物市場)の先物市場の主要3穀物はまちまちの動きとなったが、株式市場の動きに左右される展開が続いている。昨日も下院での法案可決とともに株式市場が下落へ転じると、穀物市場も値を消していった。ファンド筋を中心に買いポジションを整理する動きが拡がったようだ。

ここ14日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント、▲12.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)、変わらず

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント、+4.25セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=9.9200ドル(前日比▲12.00セント)で11ヶ月ぶりに10ドル割れ。コーン12月物1ブッシェル=4.5400ドル(前日比変わらず)、小麦12月物1ブッシェル=6.4025ドル(+4.25セント)。コメは6日ぶりに反発。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は続落した。取引の中心である12月物は前日比▲11.1ドル安い1トロイオンス=833.2ドルで終えた。ドルが対ユーロで上昇することとなり、週間ベースでは大幅安となっている。代替投資という観点から株式市場を睨みながらの展開が続いたが、週末要因もあって最終的にはポジション調整の売りに押される格好となった。高値852.7ドル、安値822.5ドル。

9連敗後のここ16日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル、▲11.1ドル。

他の主要貴金属はまちまち。銀と銅が反発する一方、プラチナ、パラジウムは続落となった。ロンドンのアルミは反発、ニッケルは続落した。

 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物市場は小幅に3日続落。WTI11月物は前日比▲0.09ドル安い1バレル=93.88ドルで取引終了。高値96.03ドル、安値91.30ドル。週間ベースでは▲12.2%の下落となり、これは2004年以来で最大の下げ。景気後退懸念からくる原油の需要減が売り材料として捉えられている現状では、基本的に株式市場とパラレルな動きが続きそうである。

2008年10月 3日 (金)

◇081003 引け後概況◇

日経平均  10938.14円 (前日比▲216.62円)

TOPIX    1047.97   (前日比▲29.00ポイント)

東証一部出来高     2345.66 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,330,428 百万円(概算)

値上がり銘柄数   304 (17.7%)

値下がり銘柄数  1347 (78.6%)

変わらず            53 (3.1%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1098.29 (▲2.80%)

中型株     1067.78 (▲2.54%)

小型株     1367.33 (▲2.36%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  小売、水産、医薬品

値下がり業種上位5社  その他金融、その他製品、ガラス、鉱業、ゴム

*世界景気に対する先行き不安から大幅続落。日経平均は連日の年初来安値更新。

3日の東京株式市場では、日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落した。景況感の悪化示す経済指標が相次いだことで昨日の米国株市場が急落したことを受け、東京市場でも寄付きから売りが先行、景気敏感株を中心に下落幅が拡大し、日経平均株価は05年5月以来となる11000円割れを示現した。今晩の米雇用統計の発表や下院での金融安定化法案の採決など見送り材料には事欠かない状況で、様子見を決め込んでいる実需筋の買いが入り込む余地はなかったといえる。

こうした中、本日の日経平均11000円割れ示現の背景には、日経平均リンク債のノックイン価格を狙っての先物市場での売り仕掛け的な売買が一因になっているという声が聞かれる。リンク債の運用サイドから見れば、ノックイン価格に近づくにつれて元本確保のために、先物などでヘッジ売りを出すというオペレーションが発生する。それに先回りする格好で先物の売りを出して利益を狙おうする動きがあったというのだが、確かに11000円を僅かに割り込んだ水準にノックイン価格が設定されているリンク債は何本かあることから、先物売りを加速させた可能性はある。ただ、一旦ノックイン価格にタッチしてしまうと、残りの期間の運用は実質的に日経平均の動き任せとなるので、新たなオペレーションは発生しないことから、ある意味一過性の材料といえる。

それよりも、外国人投資家、おそらくヘッジファンドの換金売りがまだ続いていることのほうが深刻だ。11月下旬にファンド決算日を設定しているケースが多く、今回の金融市場の混乱によりパフォーマンス悪化は深刻な状況で、投資家から解約のノーティスが続いている感じである。寄り前の外資系経由の売買注文も売り越し基調となっており、この先も注意が必要である。(小林)

◇081003 前場概況◇

日経平均  10996.98円 (前日比▲157.78円)

TOPIX    1051.88    (前日比▲25.09ポイント)

東証一部出来高     1092.33 百万株(概算)

東証一部売買代金   1,020,845 百万円(概算)

値上がり銘柄数   273 (16.1%)

値下がり銘柄数  1308 (77.3%)

変わらず         107 (6.3%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1101.87 (▲2.49%)

中型株     1071.90 (▲2.16%)

小型株     1376.33 (▲1.72%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 水産、小売、医薬品、海運、金属

値下がり業種上位5社 その他製品、鉱業、その他金融、ゴム、輸送用機器

*大幅続落。日経平均は05年5月以来となる11000円割れ。

3日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに大幅に続落している。景況感の悪化を示す経済指標が相次いだことで昨日の米国株市場が急落したことを受け、東京市場でも寄付きから売りが先行、景気敏感株を中心に下落幅が拡大し、日経平均株価は05年5月以来となる11000円割れを示現した。一時、メガバンクが上昇するなどして切り返す場面もあったが、今晩の米雇用統計の発表や下院での金融安定化法案の採決など見送り材料には事欠かない状況にあることから買いは続かなかった。また、依然として外国人投資家の売りバスケットが続いていることも下押し圧力に働いていると思われる。

本日は、日経平均株価(▲1.41%)とTOPIX(▲2.33%)のパフォーマンス格差が大きくなっているが、昨日好調な既存店売り上げを発表したファーストリテの株価が急伸しており、このプラス寄与度による日経平均株価のカサ上げ部分が大きい。

081003「株価格付け変更」

ワコム(6727)  マッコーリーが新規「アウトパフォーム」

TDK(6762) マッコーリーが「アウトパフォーム」→「アンダーパフォーム」格下げ

ニコン(7731) マッコーリーが目標株価2500円→2000円

ソフトバンク(9984) 日興シティが「2S」→「1S」格上げ

住友化学(4005)  三菱UFJが新規「2」 目標株価560円

小野薬品(4528) 三菱UFJが「2」→「3」格下げ

ケーヒン(7251) ゴールドマンが「強い売り」→「売り」

ファーストリテ(9984)  ゴールドマンが目標株価8700円→10200円

ニコン(7731)  ゴールドマンが目標株価2700円→2600円

大塚商会(4768) JPモルガンが目標株価9500円→9000円

小野薬品(4528) 大和総研が「3」→「4」格下げ

新日鉱HD(5016) メリルが目標株価770円→620円

三井化学(4183) メリルが目標株価800円→650円

キヤノンMJ(8060) メリルが目標株価2000円→1650円

エプソン(6724) メリルが目標株価3300円→2800円

マブチモーター(6592) メリルが目標株価5000円→4500円

JSR(4185) UBSが目標株価2100円→1300円

クラレ(3405) UBSが目標株価1450円→1200円

日産化学(4021) UBSが目標株価1700円→1400円

住友大阪セメント(5232) UBSが目標株価260円→220円

太平洋セメント(5233) UBSが目標株価310円→200円

081003商品市況

*全て安い。

CBOT(シカゴ穀物市場)の先物市場の主要3穀物はコーンのストップ安を含めて軒並み急落した。法案の下院通過が不透明だからという論評が多いが、市場にあるのは米景気に対する不安感の方と思われる。ワコビアは毎度のことながらダウ構成銘柄の先陣を切って7日に決算発表が行われるが、ここにきてアナリストの見方がシビアとなっており、昨日は▲9%安と売り込まれた。ファンドの換金売り圧力も加わって貴金属の先物が下落するとともに下げ足を早めた穀物市場の動向は商品市況全体のトレンドを反映したものと考える。穀物アナリストのなかには強気なレポートを発表する動きがここのところ目立つが、「株式市場の落ち着きなくして商品無し」が現在のテーマであることを肝に銘じなくてはならない局面と思われる。

ここ13日間の値動き(古い順)。

大豆:+70.00セント(ストップ高)、▲55.00セント、+15.00セント、▲23.00セント、+27.50セント、+61.50セント、▲18.00セント、±0.00セント、▲4.00セント、▲19.00セント、▲70.00セント(ストップ安)、▲49.00セント、+8.00セント、▲49.00セント

コーン:▲1.25セント、▲29.75セント、+21.75セント、▲26.75セント、+15.00セント、+16.25セント、+1.75セント、+2.75セント、▲4.75セント、▲15.25セント、▲30.00セント(ストップ安)、▲25.50セント、▲3.50セント、▲30.00セント(ストップ安)

小麦:+60.00セント(ストップ高)、+7.75セント、▲37.00セント、+35.75セント、▲33.00セント、+25.25セント、+19.75セント、+12.75セント、▲20.25セント、+6.00セント、▲20.25セント、▲48.00セント、+12.00セント、▲10.25セント、▲33.75セント

各穀物中心限月先物終値、大豆11月物1ブッシェル=10.0400ドル(前日比▲49.00セント)で一時10ドル割れ。コーン12月物1ブッシェル=4.5400ドル(前日比▲30.00セント)ストップ安、小麦12月物1ブッシェル=6.3600ドル(▲33.75セント)。コメも5日続落。

COMEX(ニューヨーク商品取引所)において金先物は急反落。取引の中心である12月物は前日比▲43.0ドル(!)安い1トロイオンス=844.3ドルで終えた。ドル上昇局面で売りが加速したが、市場に飛び交っていたのが「UBSがエネルギー及び金属のトレーディング・デスクを廃止するのでは」という噂(弊社未確認)。高値881.6ドル、安値833.5ドル。

9連敗後のここ15日間の動き(古い順)+19.0ドル、+22.5ドル、▲6.5ドル、+70.0ドル、+46.5ドル、▲32.3ドル、+44.3ドル、▲17.8ドル、+3.8ドル、▲13.0ドル、+6.5ドル、+5.9ドル、▲13.6ドル、+6.5ドル、▲43.00ドル。

他の主要貴金属はこの日も全面安。銀は10%を超える急落。銅は5日続落。一昨日5日ぶりに反発したプラチナ、パラジウムは早くも反落、プラチナは下げ幅も大きい。ロンドンのアルミは大きく5日続落したが、一昨日5日ぶりに反発したニッケルも大きく売り込まれた。 

NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の原油先物市場は大幅に続落。WTI11月物は前日比▲4.56ドル安い1バレル=93.97ドルで取引終了。利下げを示唆するトリシェの発言後、ユーロとともに下落基調を辿った。高値100.37ドル、安値93.56ドル。

081003 寄り前外資系動向

12社ベース

売り 4150万/買い 2720万株 差し引き 1430万株大幅売り越し。

金額ベースでも大幅売り越しの模様。

◇081003 米国株概況◇

*米国株大幅に続落-経済指標の悪化を受けて、景気先行き不安高まる。

NYダウ   10482.85(前日比▲348.22)

ナスダック  1976.72(前日比▲92.68)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅に続落した。

朝方発表された新規失業保険申請件数は49万7000人と約7年ぶりとなる水準まで上昇、雇用環境の予想以上の悪化を受けて、明日発表が予定されている雇用統計に対する警戒感が強まった。また、午前中に発表された製造業新規受注も前月比▲4%ほどの落ち込みをみせるなど、先日のISM製造業景況感指数や新車販売台数の不振と合わせて、米景況感の悪化を示す経済指標が相次いだことでリセッション懸念が増大することとなった。

こうしたリセッション入りへの懸念を更に決定付けたのが、トリシェECB理事長の発言。ユーロ圏経済の減速兆候を指摘した上で、理事会では「据え置きと利下げの双方を議論として取り上げた」と発言、これまでノーバイアス!との発言を繰り返してきた姿勢から明らかに変化してきている。また、FF金利先物も今月末に予定されているFOMCでの0.5%利下げをほぼ織り込んだ数字となっており、景気後退を意識した金利動向になっており、リセッションは避けられない状況にあるとマーケットは見ている。こうした流れを受けて、鉄鋼、非鉄といった素材関連、建設機械、運輸、輸送用機器などの景気敏感株が軒並み値を下げて、NYダウは取引開始直後から大引けまでの間ほぼ一本調子の下落となり、主要株価はすべて本日の安値近辺で取引を終えている。

金融安定化法案に関しては、上院での可決は全く材料視されず、明日行なわれる下院での採決結果を見極めようとする動きが強かったが、いまや可決はMUSTの条件として市場では考えられており、反対票の内の12票をひっくり返すために政府関係者は奔走している。

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株市場の大幅安を嫌気して売りが先行する展開。米国株が一段安となる局面では、一時11000円大台を割り込む場面があった。結局、11060円(前日比▲540円、大証終値比▲90円)で取引を終えた。この日の高値は11595円、安値は10955円。

2008年10月 2日 (木)

◇081002 引け後概況◇

日経平均  11154.76円 (前日比▲213.50円)

TOPIX    1076.97   (前日比▲24.16ポイント)

東証一部出来高     2136.43 百万株(概算)

東証一部売買代金   2,203,589 百万円(概算)

値上がり銘柄数   283 (16.5%)

値下がり銘柄数  1368 (80.0%)

変わらず         56 (3.2%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1129.98 (▲2.19%)

中型株     1095.60 (▲1.98%)

小型株     1400.38 (▲3.02%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社  情報通信、ガス、水産、医薬品、空運

値下がり業種上位5社  鉱業、鉄鋼、機械、卸売、非鉄

*金融問題から実体経済悪を織り込む動きへ。日経平均は年初来安値を更新。

2日の東京株式市場では、日経平均株価、TOPIXともに大幅に反落した。昨夜の米国株が引けにかけて戻り歩調となったこともあって、朝方こそ金融株中心に買戻し先行で小高く推移していたが、その後は戻り売りを浴びて、ズルズルといった擬音がぴったり当てはまるようなジリ安の相場展開。前場引け前に米上院による修正案採決は賛成多数で可決されたことが判明したが、相場は全く無反応といった感じで、むしろ先物市場では短期筋の売りが出た様子すら窺え、早々に前場段階で年初来安値を更新した。グローベックス米株先物安、アジア株安とあってはもうお手上げの状態で、後場に入ると買い手不在の中、先物主導で一段と下げ足を速め、大引けにかけてザラバ年初来安値も更新することとなった。

主力大型株への売り圧力は根強く、特に海外景気への依存度の高い鉄鋼、機械、輸送用機器などの景気敏感株の下げが目立った一方、消去法的な買いから薬品、電力・ガスなどのディフェンシブ銘柄が堅調な動きを見せていた。3日に行なわれるであろう米下院での採決はもちろん注目される材料ではあるが、いまや投資家の視線は金融問題から実体経済悪を織り込む動きへと向き始めている。

081002 お知らせ

 来週月曜日(10/6)の朝8:30より、Nikkei NETにおきまして、井上の相場見通しがWEB上で放映されます。また、同日午後1:40頃よりラジオ日経におきましても、電話インタビューによる井上の相場見通しが放送されますので、是非お聞きください。

 そして最後に、オンラインセミナーのご案内がございます。野村証券系のジョインベスト証券が主催しますオンラインセミナー(10/7火曜日午後7:30から午後9:00まで)に井上が出演する予定です。これまで井上は、こうしたオンラインセミナーへの出演をお断りしてきたのですが、今回ジョインベスト証券が個人投資家の方々に実施したアンケートの中で、セミナー講師として井上をリクエストする声が数多く寄せられたとの話を伺い、出演を決めた次第でございます。通常、井上がブログでコメントしております各種指標やグラフ等のデータなどにつきましても、今回はWEBを通じてビジュアル的にご覧になれますので、ご興味のある方はジョインベスト証券のホームページから、ぜひセミナー参加のお申し込みをお願い致します。(小林)

081002米国市場コメント

さきほど緊急経済安定化法案(金融安定化法案)の修正法案が上院において可決された。前回との違いは預金保護上限の拡充程度であり、根幹の部分は何も変わっていない。上院の委員100人のうち賛成74票、反対25票という大差による可決により3日の下院での可決の可能性はより高まったといえる。さすがに777ドル下げは議員にとってもショックであったはず。あの日、S&P500社の時価総額は1日にして9000億ドル以上が吹き飛んだことになるという。7000億ドルの金融法案否決で9000億ドル以上の国富が減ったと考えると、基盤選挙民に富裕層が多い共和党議員の多くは叛意せざるを得ないであろう。

 しかし、カラ売り圧力の小さい状態で大下げ時に20億株近くに膨らんだNYSEの出来高はその後、16億株、13.7億株と早くも減少傾向にあることが気になる。先週初の出来高まで逆戻りすると、ますます買い戻しのペースは鈍るであろう。そのカラ売り規制であるが、これも先ほどSECが金融株のカラ売り規制を正式に17日まで延長することを発表した。しかし、現在はそれ以降も延長されるという見方は非常に少数派である。

 777ドルの下げの構成要素である、『「金融安定化法案が否決されたショック分」+「その後の不安の一部」』の「金融安定化法案が否決されたショック分」については翌日戻したと考えると、これからのテーマはやはり可決後の不安になってしまう。果たして懲罰的な色合いを含む今回の法案を利用する金融機関がどのくらい出てくるのか、現在の疑心暗鬼な銀行間取引が落ち着くのか、協調利下げ以外の有効な手立てが見当たらない状態のもと、一昨日低下した恐怖指数が再度昨日は小さくではあるが上昇しており、低下するまでにはまだ時間を要しそうである。昨夜の恐怖指数上昇は寄りつき後の軟調な地合いが影響したものであるが、その原因となったのが、指標。3月、6月に続いて、またも3の倍数月である9月に発表された米国の経済指標は弱かったが、月が替わった昨日のISM、新車販売台数における市場の反応もヒヤリとさせられるものがあった。GE、IBMなど業績の下方修正が囁かれる銘柄も多くマクロ・ミクロの経済指標、業績に相場の下支えを期待できる状態ではまだない。

 もうひとつ注意を要するが欧州の金融株動向である。イタリア市場でウニクレディットとインテーゼ・サンパオロという最大手2行の株式取引が一時停止されるという事態が昨日起きている。ユーロ圏失業率(8月)が7.5%にまで上昇していたことが発表され、フランス主導でユーロ圏内の金融機関の資金繰り安定のための基金を3000億ユーロ以上の規模で設立される可能性があるという報道がされているが、当のラズガルド財務相が否定しているところをみると、どうやら、ドイツとの交渉が円滑に進んでいないようである。

*諸事情により現在はストラテジーを述べるよりも市場解説に傾斜した文章を載せるに留めていることをお詫びします。

081002「株価格付け変更」

インターネットイニシアティブ(3774) 日興シティが「1H」→「2H」へ格下げ

アサヒビール(2502) 日興シティが「1M」→「2H」へ格下げ

大正製薬(4535) 日興シティが「1M」→「2M」へ格下げ

三洋電機(6746)  クレディスイスが目標株価220円→150円

ニトリ(9843) クレディスイスが目標株価6600円→6850円

西松屋チェーン(7545) クレディスイスが目標株価1200円→1100円

西松屋チェーン(7545) JPモルガンが目標株価1300円→1200円

リコー(7752) JPモルガンが目標株価2200円→2000円

東洋水産(2875) メリルリンチが「売り」→「買い」へ格上げ 目標株価2600円→3150円

カシオ(6952) メリルリンチが目標株価1360円→1000円

ニトリ(9843) ゴールドマンが目標株価6500円→6700円

ディスコ(6146) UBSが「バイ」→「ニュートラル」へ格下げ 目標株価5000円→3000円

ソフトバンク(9984) UBSが「ニュートラル」→「バイ」へ格上げ

オリエンタルランド(4661) UBSが目標株価7400円→7300円

小野薬品(4528) ドイツが「バイ」→「ホールド」へ格下げ 目標株価6200円→5600円

CSKホールディングス(9737) モルガンが目標株価1710円→1520円

富士ソフト(9749) モルガンが目標株価1760円→1590円

新日鉄ソリューション(2327) モルガンが目標株価3000円→2570円

ITホールディングス(3626) モルガンが目標株価2170円→2040円

日立ソフト(9694) モルガンが目標株価2400円→2280円

◇081002 前場概況◇

日経平均  11242.65円 (前日比▲125.61円)

TOPIX    1082.72    (前日比▲18.41ポイント)

東証一部出来高     950.43 百万株(概算)

東証一部売買代金   999,663 百万円(概算)

値上がり銘柄数   318 (18.8%)

値下がり銘柄数  1265 (74.9%)

変わらず         105 (6.2%)

「東証規模別株価指数」

大型株     1137.25 (▲1.56%)

中型株     1096.87 (▲1.86%)

小型株     1416.88 (▲1.88%)

「業種別騰落率ランキング」

値上がり業種上位5社 医薬品、情報通信、ガス、水産、小売

値下がり業種上位5社 鉄鋼、鉱業、機械、卸売、石油

*買い一巡後は見送りムード。景気敏感株の弱さ目立つ。

1日、東京株式市場では日経平均株価、TOPIXともに反落して前場の取引を終えている。米国株急伸にもかかわらず小幅な上昇に終わった昨日の地合いそのままに、本日も戻りの鈍さが鮮明となる相場展開となっている。米上院による修正案採決を見守ろうと様子見ムードが強まる中、景況感の悪化を受けて鉄鋼、機械、輸送用機器などの景気敏感株の下げが目立ち、相場の下押し圧力に働いた。注目の米上院による修正案採決は賛成多数で可決されたが、3日には鬼門の下院での採決を控えていることもあり、相場は全くの無反応といった感じで、むしろ先物市場では短期筋の売りが出た様子すら窺える。欧州系の売りバスケットが続いているなど、外国人投資家の間では売りニーズがまだ残っている感じで、結局、日経平均株価は9/30終値(年初来安値)を割り込んで前場の取引を終えることとなった。