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2008年10月22日 (水)

◇081022 米国株概況◇

*米国株急反落-業績悪を嫌気して、利益確定の売り先行。

NYダウ   9033.66(前日比▲231.77)

ナスダック  1696.68(前日比▲73.35)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反落して取引を終えた。前日に急騰していた反動もあって、寄付きから利益確定の売りに押される展開となった。やはり利益確定の売りを急がせた一番のきっかけとなったのは、企業業績に対する先行き懸念である。前夕発表された半導体大手TI、ネットワーク機器大手サンマイクロ、そして朝方発表された建機大手キャタピラー、化学大手デュポンなど、主要企業の決算および先行き見通しが軒並み市場予想を下回ったことで、リセッション懸念が高まった。厳しい決算になるであろうと予想はされていたものの、当初予想を更に下回るとあっては失望売りに近い動きも見られた。

ただ、世界的な金融危機ピーク時に見られたあの得体の知れない恐怖心からくるパニック的な売りとは違って、相場の焦点が景況感へと移ったいま、争点はシクリカルな話(景気の谷の深さや期間など)であり、投資家としては比較的冷静な判断・対応で臨むことができる。

一方、昨夜は金融ネタもいくつか出ている。リーマンの債券を対象としたCDSの清算が行なわれた。金融機関が多額の損失を被ることになるのではないかと懸念されていたが、とりあえず清算は無事通過したようだ。また、FRBがMMFからCPを買い取る制度を導入するなど、信用収縮の緩和に向けた施策は引き続き行なわれている。短期金融市場でもLIBORが低下傾向にあるなど株式市場にはプラス要因となっている。もちろん油断は出来ないが、金融ネタから株式市場が大きく揺さぶられるようなことはなさそうである。

さて、相場の焦点が景況感へと移り、投資家としては比較的冷静な判断・対応で臨むことができると述べたが、それでも懸念される点はある。金融危機がもたらした安値からあまり上昇していない水準で、景況感の議論をしなければならないということ。つまり、何らかのきっかけで安値に接近してしまうと、景況感うんぬんの話ではなく、安値を切ってしまうのではないかという “新たな恐怖心”が生まれてくることである。東京市場でもバブル崩壊後の安値7600円まで、まだ少し距離があるように見えるが、何かのきっかけで急接近してしまうと同じような恐怖心が芽生えてくるリスクは残っている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株同様に利益確定の売りに押される展開となった。また、円高傾向も嫌気されたようだ。一時9000円を割り込む場面があったが、結局、9005円(前日比▲390円、大証終値比▲235円)で取引を終えた。この日の高値は9415円、安値は8880円。

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