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2008年10月21日 (火)

◇081021 米国株概況◇

*米国株急反発-FRB議長による異例の財政出動を促す発言にポジティブな反応を示す。

NYダウ   9265.43(前日比+413.21)

ナスダック  1770.03(前日比+58.74)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発して取引を終えた。

アジア、欧州株高の流れを引き継いで、米国株も買い先行で取引がスタートした。その後、利益確定の売りが出てもたつく場面があったが、午前10:00過ぎに下院予算委員会でのバーナンキFRB議長の発言が伝わると相場の上昇に弾みがつくこととなった。

それは、「財政出動要請」とも受け取れる追加景気刺激策の検討を促す発言だった。FRB議長は、今後景気は数四半期にわたって弱含み、景気減速が長期化する可能性が高いことを指摘、財政出動を促す根拠の一つとして掲げた。この裏側には前回の協調利下げによってFFレートは1.5%まで低下しており、金融政策に残された“のりしろ”はもはや限界点に近づきつつあるという苦しい台所事情がある。換言すれば、金融政策には手詰まり感が出ているということで、民主党が提案している追加財政措置を指示するという異例の発言に繋がったものと思われる。

ここもと追加利下げの可能性を示唆するたびに下落してきた株式市場にとって、FRB議長による異例の財政出動要請にはポジティブに反応した。しかし、ここまで金融機関救済の資金を捻出するために国債を増発してきているだけに、追加の財政出動は更なる財政悪化にも繋がるリスクファクターにもなるため注意が必要である。とはいえ、昨日のマーケットはこうした懸念される部分には蓋をして、引けにかけて一段高となり本日のほぼ高値で取引を終えることとなった。

さて、注目の決算発表がひとつ。通常取引終了後に発表された半導体大手TIの決算が事前の市場予想を下回る、減収減益かつ弱めの先行き予想とあって、アフターマーケットで急落している。通常取引を+400ドル超で終えたNYダウであるが、本日の東京市場では額面通りに受け取られない可能性もあるので注意が必要である。(小林)

シカゴ日経平均先物は急反発した。米国株の大幅高を受けて買いが先行し、引けにかけて一段高となった。結局、本日のほぼ高値に近い9395円(前日比+740円、大証終値比+305円)で取引を終えた。この日の高値は9405円、安値は8970円。

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