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2008年10月17日 (金)

◇081017 米国株概況◇

*米国株急反発-突っ込み警戒感から、一旦買い戻しの動きが拡がり反発。

NYダウ   8979.26(前日比+401.35)

ナスダック  1717.71(前日比+89.38)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発して取引を終えた。前日とは正反対に、引けにかけて急騰することとなった。

午前中に発表された9月の鉱工業生産指数が34年ぶりとなる落ち込みとなったことや、10月のフィラデルフィア連銀の景気指数が大幅に悪化するなど、景気後退に関わる経済指標の発表には敏感に反応する現在の相場環境を反映して、NYダウは400ドル近く下落する場面があった。しかし、その後8000ドルを下回ることなく下げ渋る動きを見せ始めると、徐々に買戻しの動きが拡がり始めた。きっかけは、原油相場の急落。週間在庫統計が発表され、原油、ガソリンとも予想を上回る在庫増となったことで、原油先物相場が1バレル=70ドル割れを示現した。原油価格の下落は景気減速からくる需要減、つまり今の株式市場のテーマである景気後退が絡んでいるわけで、これまでは原油相場安=株安の構図が成り立っていた。しかし昨日は、この水準まで原油価格が下落してくると、企業業績や個人消費にとってプラスに作用する。つまり、“原油相場は悪材料ではなく、好材料になり始める水準まで下げてきた”という少々身勝手なロジックのようだ。

午後に入ってNYダウは前場の高値を抜いてくると上げ足を速めて、引けにかけての1時間足らずで300ドル近く上昇した。果たして、前述の原油価格下落のロジックだけで、ここまで上昇するだろうか?どうも裏側では個別株オプション売買最終日に絡んだオペレーションが影響していた節がある。プット買いの積みあがっている銘柄に買い戻しの動きが強まったようで、それが引け際に一気に加速したとの見方もある。

昨日のNYダウの日中幅は800ドル超。一日の中で投資家心理がこれほどまでに変化するとは、一体どういうことなのか?昨日ばかりでなく、引け1時間足らずの時間内にその動きが凝縮される展開が数多く見受けられる。投資家は株式というリスク資産を長期間、いや長“時間”にわたって保有したくないがゆえに、超短期の売買に終始しているからではないだろうか。ある程度の期間にわたって保有しても安心感があるのは、プット買いだけと投資家は考えているのかもしれない。ちなみにオプションのボラから算出されるVIX指数(恐怖指数)は、一時80ポイントを越えるレベルにまで上昇するなど依然として高止まりしている。(小林)

シカゴ日経平均先物は反発した。売りが先行し軟調に推移していたが、引けにかけて米国株が上昇すると、一気に上げ幅を拡大させた。結局、ほぼ高値に近い8805円(前日比+340円、大証終値比+555円)で取引を終えた。この日の高値は8845円、安値は8105円。

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