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2008年10月10日 (金)

081010 コメント(続き)

 日経平均のSQ値は豊田通商(8015)がストップ安の状態でどうやら8000円を微かに割り込んだ水準となったようである。日本市場はQUICKの端末などで「米政府は9日、公的資金による金融機関への資本注入の本格的な検討に入った。ブッシュ大統領は10日午前(日本時間11日夜)に金融危機への対応について声明を発表する」との報道がされたことによって、落ち着きを取り戻したかのように見えるが、今朝方配信した“二つの愚策”のうち特に後半の「金融株のカラ売り禁止解除による暴徒の増加」によって、昨日のコメントの③の部分の幅が小さくなることを覚悟しなくてはならない。なくなる可能性もある。昨夜のカラ売り禁止解除後の動きはとにかく凄まじかった。繰り返しになるが「公的資金が資本に直接注入されても、株主責任を問われるのではしょうがない、というGSEの呪縛」が暴徒化したカラ売りの背景にある。そして、それはしごく尤もである。

 そして、このことは④の期間において上値の重さに繋がってしまう。もう今までの経緯から「再度の金融株のカラ売り禁止」の施策は採れないのであろうか?そこまでヘッジファンドに気を遣う必要が一体どこにあるのであろうか、私には理解できない。

 大和生命が破綻した。80年代後半は「保険がとれなくても本社ビルの家賃で食べていかれるのではないか」と羨ましがられた会社である。有価証券の評価損が大きな破綻の理由という。さきほどブルーンバーグの取材にも答えたが、心配なのは年金である。別に同社の年金運用のことではなく、このレベルにまで日経平均が下落することによって、生保等に運用を委託している年金基金がますます運用を中止し、解散の方向を歩むのではないかという懸念である。無論1週間、1ヶ月、3ヶ月という短いタームで示現する材料ではない。しかし、今回の生保の破綻は年金運用においてもギリギリのレベルに指数が到達したことを意味しているのではないかという危惧を私に抱かせる。

 「群臣嘉賓燕をする」という鹿鳴の詩から名付け、外国人を思いっきりバブリーにもてなした鹿鳴館跡地を買い取った徴兵生命保険が大和生命の前身。オフサイトミーティングを国有化後にも高級ホテルで行ったAIGが叩かれている現在、完全に日米の金融機関にとって反面詩である。

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