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2008年10月 9日 (木)

◇081009 米国株概況◇

*米国株6日続落-協調利下げも決定打とならず、市場の反応は冷ややか。

NYダウ   9258.10(前日比▲189.01)

ナスダック  1740.33(前日比▲14.55)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに下落し、6日続落となった。

前例のない広範な中央銀行による協調利下げが行なわれた。発表直後は、欧州株、グローベックスの米国株先物ともに急伸したがすぐに失速し、結局、米国市場の寄り付きは大幅安でのスタートとなった。今回の協調利下げは市場では既に織り込み済みでサプライズ性はなく、むしろ市場関係者からタイミングが遅すぎるし、幅も小さすぎるといった不満の声さえ聞かれた。急伸後、即失速した原因のひとつは、協調利下げが行なわれたにもかかわらず、LIBORの高止まりが続き銀行間の資金繰りに改善が見られなかったことと思われる(先日のセミナーで井上が注目指標の一つに取り上げたLIBORの推移を注視していかなければならない)。もっとも、当の中央銀行自身、0.5%の利下げくらいで今回の未曾有の金融混乱を収束できるとは考えておらず、また株価浮揚効果も限定的であると感じていたはずであり、今回の真の狙いは協調姿勢を示したことで、今後更に状況が悪化した場合にも世界各国が協調して対応する用意があるというメッセージ、つまりアナウンスメント効果にあったものと思われる。しかし、週末のG7まで待てなかったあたりに、現状のマーケットの厳しさが感じられる。いずれにせよ、金融当局として今出来ることは、市場に潤沢な資金供給を継続的に行うことしかなく、あとは政治的英断を待つしかない。英国では、バークレイズやHSBCといった大手銀行への資本注入を含む安定化策を発表した。米国や他の欧州諸国も一刻も早く同様の措置をおこなうことが望まれる。

その後、米国株の日中の動きは非常にボラタイルなものとなった。▲250ドルまで下落したNYダウは、一時+180ドルにまで上昇するなど乱高下を繰り返し方向感の定まらない展開が続き、VIX指数(恐怖指数)は一時過去最高値を付ける場面があるなど(これも先日のセミナーで井上が注目指標の一つに取り上げた指標であり、前述のLIBORと合わせて今後とも注視していきたい指標である)、全く落ち着きを取り戻してはいない。大引けにかけての下落は、ポールソン財務が「金融市場の混乱はすぐには終息しない。金融安定化策を講じても破綻する金融機関はでてくる可能性がある」との発言を受けてのもの。一方で、「必要なら一段の手段を講じる用意がある」とは発言しているのだが・・・。(小林)

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株の不安定な動きに呼応する格好で、ボラタイルな展開が続いた。引けにかけては米国株とともに売られた。終値は9185円(前日比▲635円、大証終値比+95円)で取引を終えた。この日の高値は9785円、安値は9055円。

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