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2008年10月 8日 (水)

◇081008 米国株概況◇

*米国株大幅続落-FRBによる利下げ示唆も効果なく、スパイラル的な下げに。

NYダウ   9447.11(前日比▲508.39)

ナスダック  1754.88(前日比▲108.08)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅に下落し、これで5日続落となった。この間のNYダウの下落幅は▲12.9%にまで及ぶこととなった。

昨日はバーナンキFRB議長の2つの発言を受けて、寄り付きは買いが先行した。ひとつめは、一般の事業会社にまで波及している信用危機に対応するため、事業会社が発行するCPをFRBが特別目的会社を通じて買い取るという制度。リーマン破綻後、資金繰りに苦しんでいた事業会社にとっては、大きな救済策。中央銀行が一般事業会社の救済に乗り出すのは、まさに異例中の異例ともいえる。そしてもう一つは、利下げの可能性を示唆する発言。米経済の下振れリスクが高まりつつあるとの見方から、現行の金融政策について考慮するとの内容であった。しかし、今の株式市場はポジティブな材料も、すぐにネガティブなものへと刷りかえるほど、センチメントは悪い。FRBによるCP買取制度も、裏を返せば、それだけ現在の米国経済におけるクレジットクランチは深刻な状況にあると受け止め、利下げ示唆発言については既に織り込み済みで、むしろ何ですぐに各国協調利下げに踏み切らないのかなどと不満の声へと変わってしまう始末。一連の発言による株価浮揚効果は、ものの30分足らずで消え去ってしまった。

一向に下げ止まる気配を見せない株式市場に、投資家はパニック状態に陥っている。その後襲ってきた下落、特に金融株の下げは凄まじかった。減益決算・減配を発表したバンカメへの売り、大型増資計画が頓挫するのではないかという噂によってモルガンスタンレーが急落するなど、皆が疑心暗鬼となりスパイラル的な売りに繋がっている。こういう環境下で空売り規制が解除されたらと思うと、かなり心配である。

大統領選挙や下院選挙を控えているため、政治的決着を必要とする対策が目先出てくることは期待薄だが、金融安定化法案の第二弾は必要不可欠である。金融機関の自己資本不足に備えた措置、つまり公的資金の直接注入である。果たして、今の状況のままで選挙終了まで持ち堪えることはできるのであろうか?至極不安である。

最後に、昨日井上が出演したオンラインセミナー内における質問コーナーで、マン・インベストメントが破綻したとの報道ニュースを見たと投稿してきた方がいらっしゃいましたが、おそらく、クローズ・マン・ヘッジファンドという名のヘッジファンド解散ニュースの誤りではないかと思われます。英大手マン・インベストメントとは関わり合いはないと思われます。

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株の大幅続落を受けて、売り先行の展開となった。4年10ヶ月ぶりとなる1万円大台を割り込んで引けた。終値は9820円(前日比▲275円、大証終値比▲390円)で取引を終えた。この日の高値は10295円、安値は9735円。

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