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2008年9月30日 (火)

080930米国市場コメント

先週木曜日に当ブログで米国市場が買い戻しによって戻りを試す展開というシナリオの修正を述べたが、昨日の午後のラジオで先週のシナリオのミスリードを詫びシナリオの訂正を述べた。週1回の出演であるが、これほど早く番組に出たいと感じたことはなかった。ラジオで述べたときの先物は午後にアジア株とGLOBEXの軟調な展開を受けて11870円レベル。昨夜のイブニング、シカゴで先物は11215円まで下落してしまった。

 先週木曜日、シナリオ変更の理由として、「出来高の急減という直接的な理由」の他に、「もうひとつの問題は、日本のバブル期の最終局面のように銀行に公的資金が直接投入されることを、次に市場(報道)が催促し始めているということであるが、これが実現される可能性は現状では非常に低い。この点において不良債権の切り離しとは関係なく金融機関(銀行)の倒産がまだ続くという見方を現状否定することはできない。実際にスプレッド市場の落ち着きはまだ見られず、銀行間の疑心暗鬼が生む貸し渋り(資金融通拒否)が現在の米国では改善されていない。そして、今回の施策が大きな財政赤字を生むことからドル安論議が高まっており、法案が可決されても、そのことが大きく株価を押し上げる状況にはないと言わざるを得ない。」と述べた。この部分は、金融安定化法案可決後にも市場が下落する可能性を述べたのであるが、昨夜の米国市場の777ドルの下げは、『「金融安定化法案が否決されたショック分」+「その後の不安の一部」』に分けて考えなくてはならない。そのため、再提出→可決というシナリオが今晩からテーマとなれば「金融安定化法案が否決されたショック分」は戻ることになる。そして、その後は「その後の不安の残りの部分」を市場が材料として吟味する時間帯に入ってくると思われる。それは、現在高い位置にいる、LIBOR3ヶ月金利と米国株のオプションのボラティリティーである恐怖指数の動向を見ながら判断しなくてはならない。法案再提出、カラ売り期間の延長後の更なる手として現在可能性が高いと客観的に判断されるのは、以前にも述べたが、利下げ(しかも、現在のドル不安を考えると「協調利下げ」)である。

 日本市場も、本来であればドレス期待があったであろう本日、大きな下げとなることは必至である。日中の動きも信用や先物整理に伴い、「朝安、その後前場戻しを試すも、午後12:30~1:00までに再度底値を取りに行き、その後やや戻るも動かなくなり大引け」という急落時のパターンがボラティリティー高く起きる可能性がある。参考までにサーキット・ブレーカー基準を載せる。

1)TOPIX

次の(a)から(c)までに掲げる場合には、先物取引を停止することができるものとします。

(a)当取引所が当該先物取引の状況に異常があると認める場合

(b)当取引所が取引監理上、当該先物取引を継続して行わせることが適当でないと認めた場合

(c)当該先物取引に係る売買システムの稼働に支障が生じた場合等において、当取引所が売買システムによる取引を継続して行わせることが困難であると認める場合

・ 当取引所は、限月取引の直前の約定指数(特別気配を含みます。)が、基準値段から一定幅を超えて上昇(又は下落)し、かつ、当該限月取引の理論価格から一定幅を超えて上方に(又は下方に)乖離している場合、15分間取引を一時中断することとします。

基準値段                基準値段からの変動幅   理論価格からの乖離幅

750 ポイント以上1,250 ポイント未満     100 ポイント超          20 ポイント

ストップは上下200ポイントです。

2)日経平均

基準値段からの変動幅が上下1000円 且つ 理論価格からの乖離幅が上下200円              

に該当した場合、15分間の取引の一時中断措置が取られます。 

ストップは上下2000円です。  

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