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2008年9月30日 (火)

◇080930 米国株概況◇

*米国株暴落-金融安定化法案否決によるショック安。NYダウは過去最高の下げ幅。

NYダウ   10365.45(前日比▲777.68)

ナスダック  1983.73(前日比▲199.61)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落となった。NYダウの下落幅は過去最高となり、2005年10月以来の安値に沈んだ。

欧州金融大手のフォルティスの一部国有化や英住宅金融大手B&Bが政府管理下に入るとの報道を受けて欧州株が急落、米国発の金融危機はいまや完全に欧州に飛び火したとの懸念から、米国市場でも朝方から売りが先行した。NYダウはあっという間に▲300ドル超の下落に見舞われた。その後は、下院での金融安定化法案採決の成り行きを見極めようと安値圏での取引が続いた。

午後2:00過ぎ、金融安定化法案は賛成205票、反対228票で否決された。おそらく、金融機関のディーリングルームでは、“まさか!”という叫び声がいたるところで聞かれたのではないだろうか。法案成立への期待感が高かっただけに、否決のニュースはウォール街を落胆に陥れて、失望売りが一気に膨らむこととなり、NYダウは本日の安値で引けた。税金を使って特定業種を救済することに過半数の議員はNO!を突きつけたわけだが、否決のニュースを受けて出された売り注文の多くは、金融市場の混乱が他の一般事業会社の経営にも影響を与えて、景気後退を一層深刻なものにするとの読みが働いてのものだろう。今回の混乱によってのちのち、一般事業会社への悪影響が露呈し、そして回りまわって国民生活にも甚大な影響が出た後で、あの時の否決に投じた票を後悔してもあとの祭りである。決して、特定業種だけを救済する目的の法案ではないと思われるのだが、間近に迫った選挙を意識するあまり、世論を気にしすぎた結果であろうか。

いずれにせよ、引き続き政府は金融市場の安定に向けた施策を模索していくこととなろうが、いま目の前にある危機に即座に対応できるのは、FRBが独自に持つ権限を行使していくしかない。世界各国と協調してドル資金の供給を潤沢にし、協調利下げも視野に入れた行動しかないのではないだろうか。(小林)

シカゴ日経平均先物は急落した。米国株の急落を受けて売り先行。金融安定化策の否決によって、売りが一段と加速した。結局、11215円(前日比▲905円、大証終値比▲565円)で取引を終えた。この日の高値は11715円、安値は11120円。

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