2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 080927商品市況 | トップページ | 080927 来週の主な予定 »

2008年9月27日 (土)

◇080927 米国株概況◇

*米国株まちまち-NYダウは引け際に急伸、一方ナスダックは小幅な反落。

NYダウ   11143.13(前日比+121.07)

ナスダック  2183.34(前日比▲3.23)

昨日の米国株式市場は、NYダウは続伸、ナスダックは3日ぶりの反落となった。週足ベースではNYダウが▲2.15%、ナスダックは▲3.98%の下落となった。

寄り付き直後のNYダウは▲150ドル超の大幅安に見舞われた。主な下落の要因は、S&L最大手ワシントン・ミューチュアルの破綻に端を発した地銀に対する金融不安である。連邦預金保険公社(FDIC)が作成した6月末時点における「問題行リスト」の中に入った金融機関は117行あったが、ワシントン・ミューチュアルという地銀上位行があっさり破綻してしまったとなると、他の問題行もバタバタと破綻してしまうのではないかとの不安感から地銀株中心に売りを誘った。昨日は大手銀行3行(バンカメ、JPモルガン、シティバンク)が大きく上昇する一方で、地銀最大手ワコビアが集中的に売りを浴びせられ▲27%下落するなど(シティグループに買収されるとの報道が一部メディアからあったが、真偽のほどは定かでない)、金融セクター内ではハ行色の強い展開となった。一方で、地銀破綻の受け皿は増えつつある。株主規制の緩和によって、いわゆる企業買収ファンドが資金の出し手となることが可能となったことや、先日モルガンとゴールドマンが銀行持ち株会社制に移行したことで、その傘下に銀行を置くことが可能となった。小規模な地銀は破綻・消滅していくこととなろうが、それなりの規模を持つ地銀は円滑な事業譲渡が行なわれて、金融パニック的なことは起こらないものと思われる。

さて日中は、金融安定化法案を巡る修正協議の動向を見守りながらの一進一退の展開が続いていたが、協議進展の鍵を握る下院共和党が話し合いに参加するとの姿勢を示したことを受け、審議が進展するのではないかとの期待感から、引けにかけての1時間足らずでNYダウは150ドル近く急伸することとなった。

一方、ハイテク中心のナスダックは軟調な推移となったが、人気携帯端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーションが業績に対して弱気見通しを発表し、株価が▲27%安と急落したことが重石となっている。グーグルやアップルなども安く終わっている。

一週間前に金融安定化策が発表された当時には、選挙の問題も絡んでこれほど議員から激しい抵抗を受けるとは正直思いもしなかった。時間の経過とともに発表当時の金融安定化策のポシティブ・サプライズ的な“材料性”は完全に失われつつある。市場が落ち着きを取り戻すためにも一刻も早い法案の可決・成立は望まれるが、修正の上に修正を重ねた法案が可決・成立しても、もはや株式市場にとっては一過性の好材料でしかなくなってしまった気がする。時間が惜しまれる。(小林)

シカゴ日経平均先物は反落した。大証からの軟調な地合いを引き継ぐ格好で、米国株の下落とともに売り先行での取引が続いた。その後、引けにかけての米国株上昇とともに、買戻しの動きが拡がって下げ幅を縮小させた。結局、12120円(前日比▲85円、大証終値比+160円)で取引を終えた。この日の高値は12210円、安値は11840円。

« 080927商品市況 | トップページ | 080927 来週の主な予定 »

市場レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 080927商品市況 | トップページ | 080927 来週の主な予定 »