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2008年9月19日 (金)

◇080919 米国株概況◇

*米国株急反発-現代版RTC設立を検討中との報道を受け、引けにかけて急騰。

NYダウ   11019.69(前日比+410.03)

ナスダック  2199.10(前日比+100.25)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急反発、前日の下げ幅をほぼ埋め合わせる格好となった。

まさに乱高下というにふさわしい一日となった。NYダウの高安の差は何と617ドルに及んだ。信用収縮の影響から欧米の民間銀行が短期金融市場でのドル資金調達が困難となっていることを受けて、主要中央銀行が協調してドル資金の供給を行なうと発表(LIBORが3%台まで低下)、これを好感する格好で朝方は買い先行での取引となった。ただ、その後は投資家の金融株に対する先行き不安感は根強く、徐々に売りに押される展開となった。単独での生き残りは難しいとの思惑からモルガンスタンレーやゴールドマンサックスに売りが膨らんで株価は急落、金融株の下落とともに他の業種も軟調な動きとなって、昼過ぎにはNYダウが前日比▲150ドル程度下落する場面があった。その後は買戻しなども入って、前日比変わらず近辺での一進一退の取引が続いた。

午後3:00過ぎに一つのニュースが飛び込んできた。議会関係者の話として、90年代に多くの貯蓄金融機関(S&L)が破綻した際に、その不良債権処理の受け皿として使われた整理信託公社(RTC)と似た現代版RTCを設立する構想があると一部のメディアが報じた。当局の対応は後手ばかりだ、場当たり的な資金供給では解決しない、AIG救済の件は救済の基準が明確でなくダブルスタンダードだ、などとこのところ当局の対応に対してバッシングが続いていたが、現代版RTCの設立は、金融機関が抱える不良債権の処理が制度的に粛々と行なわれるではないかとの期待感が高まり、金融株全般に強烈な買戻しが入り始めた。引けにかけての1時間は、ラリーという言葉がぴったりの展開。NYダウは300ドル超の上昇で、一時▲48%下落していたモルガンスタンレーは前日比プラスとなるまで切り返す場面があった。もちろん他の金融株も大幅高となっている。ひとまず、前日まで続いていた次の破綻先探しは一時休止の状況となった。

最後に、昨夜から上場全銘柄を対象とした空売り規制が発動されたが、米国の3大公的年金基金は、モルガンスタンレーとゴールドマンサックス2社の株式について、「空売り用の貸し出しを停止する」と発表した。他の基金にも同様の措置を取るように呼びかけを行なっている。年金基金は貸株市場において最大の貸し手の一つである。ついでに、Recallもかけてくれるともっと影響が大きくなるのだが・・・

シカゴ日経平均先物は急反発した。日中はやや弱含みの展開が続いていたが、引けにかけて米国株が上昇するとともに、上げを加速して取引を終えた。この日の高値は11890円、安値は11220円。結局、11760円(前日比+435円、大証終値比+350円)で取引を終えた。

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