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2008年9月17日 (水)

◇080917 米国株概況◇

*米国株反発-AIG救済策巡り乱高下。FOMCで金利は据え置き。

NYダウ   11059.02(前日比+141.51)

ナスダック  2207.90(前日比+27.99)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに反発した。

急落から一夜明けた株式市場は、リーマン破綻によって急速に高まった金融システム対する不安感が収束する気配はなく、欧州株が大幅続落している流れを引き継いで、寄付きから売り先行での取引となった。市場参加者の関心は保険大手AIGの一点に集中。格付け会社から相次いで格下げを食らい、この日も財務不安から株価は下落を続けて、一刻も早い資本増強策あるいは第三者による救済策が望まれていた。さもなければ、リーマン同様に破綻への道を歩まなければならない状況まで追い込まれていた。リーマンへの公的資金の投入を拒んだ政府が自らAIG救済に乗り出してくることも思えず、AIGを巡って数々の噂が飛び交い、市場は落ち着きのない動きが続いた。

こうした中、米最大手証券ゴールドマンサックスが四半期決算を発表した。内容は大幅な減収減益決算。1株当たり利益は市場予想を上回るものだったが、最終的に株価は▲2%弱ほど下落して終わった。そして、明日決算発表を予定していたモルガンスタンレーが発表を前倒しで行なってきた。こちらも、1株当たり利益は市場予想を上回り、減益幅も1桁台にとどまるなど、内容的には健闘していたが、株価は乱高下した後、前日比マイナスで引けた。証券会社に対する市場の目は厳しいようだ。

そして、もう一つの注目材料であったFOMCの声明文が2時すぎに発表された。リーマン破綻を受けて急速に高まっていた“利下げ期待”(利下げ観測は75%まで高まっていた)であったが、FOMCが出した答えは“据え置き”だった。株価の反応は“失望売り”で一時発表前のレベルから100ドル近く下落した。しかし、これは超短期筋の勝手な失望売り。これまで利下げなんて一言も口にしていなかった連中が取った行動であり、徐々に相場は落ち着きを取り戻した。FOMCの声明文はこれまでと同様に景気とインフレ動向の双方に注視しつつ、金融市場の緊張感が急速に高まった点に言及している。仮に利下げしても市場が好感するのは一過性のもの、利下げは切り札的存在として残しておく方がベターであり、それより救済スキームあるいは破たん処理を円滑に進めるスキーム作りのほうが先決と踏んでいるのではないだろうか。

引けにかけて、一部メディアを通じてそのFRBとAIG絡みのニュースが報じられた。FRBが直接つなぎ融資を行い、AIGを救済するというもの。昨日の引けにかけてのNYダウの上昇は、このニュースを好感する買いに拠るものであるが、真偽の程は定かではない。

シカゴ日経平均先物は反発した。一時前日の安値を大きく下回るなど寄付きから軟調な展開が続いていたが、引けにかけて米国株が上昇へと転じると買戻しの動きが拡がった。この日の高値は11770円。結局、11320円(前日比+30円、大証終値比+180円)で取引を終えた。

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