2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ◇080910 引け後概況◇ | トップページ | 080911「株価格付け変更」 »

2008年9月11日 (木)

◇080911 米国株概況◇

*米国株反発-反発力鈍い。決算前倒し発表も効果薄、リーマン株続落。

NYダウ   11268.92(前日比+38.19)

ナスダック  2228.70(前日比+18.89)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに小幅に反発した。

注目されたリーマンの決算発表及び再建策であるが、残念ながら前倒しで発表した効果は長続きせず、むしろ徐々にその内容に失望する動きが見られ始めて、金融株安の流れを止めることはできなかった。決算発表及び再建策の内容であるが、6-8月期決算での最終損益が▲39億ドル(約4200億円)の赤字と市場予想を上回る結果であった。サブプライムローン関連の損失が▲56億ドルにのぼったことが影響している。再建計画の方はというと、これまで資本増強のために複数の投資家と交渉を進めていたが、「増資計画」についての何ら具体的な交渉先、金額等については明言されなかった。資本増強については、相当苦戦しているようだ。続いて、資産売却を含めた「再建計画」については、資産運用部門の55%相当を売却する方針で(既に一部の優良資産をブラックロックに売却することが決定)、総額30億ドルの売却益を見込んでいる。そして、大半の商業用不動産を新会社に分離・移転し、リーマン本体における更なるサブプライムローン関連損失の拡大を防ぐ措置をとり、その新会社の上場も検討しているとのこと。加えて、配当は92.6%削減して、資本を温存するといった方策もとるとのこと。これに対しての市場の評価は、まずもって資本増強策に何の具体性も発表されなかったことに失望、また資産売却で得る予定の総額30億ドルの売却益だけでは損失を穴埋めしきれないことに加えて、残った不良債権だけで今後の対応が可能なのか?優良資産の売却によって単に企業価値を下げてしまうだけでないのかといった疑問の声が多く聞かれ、今回の対応は「抜本的な効果に乏しい」と受け止めたようだ。結局、同社株は朝方こそショートカバーにより上昇する場面はあったが、その後は売り物に押されて前日比▲7%安まで下落、時間外取引では更に売られている。

昨日の米国株式市場は、寄り付き直後はリーマンの前倒し決算発表と再建計画を一定評価する動きは見られたものの、時間の経過とともにその効果は薄れていった。結局、昨日の米国株の上昇を支えていたのは、一昨日の急落からくる金融株以外の業種の反動高がメインであった。

シカゴ日経平均先物は反発した。米国株高を反映して買い先行で取引はスタートしたが、リーマン株への先行き不安は根強く、米国株の伸び悩みとともに上値は限定的な動きとなった。この日の高値は12380円、安値は12175円。結局、12270円(前日比+85円、大証終値比▲60円)で取引を終えた。

« ◇080910 引け後概況◇ | トップページ | 080911「株価格付け変更」 »

市場レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ◇080910 引け後概況◇ | トップページ | 080911「株価格付け変更」 »