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2008年9月 9日 (火)

◇080909 米国株概況◇

*米国株急上昇-GSE救済策を好感し大幅高、ただハイテク株は伸び悩み。

NYダウ   11510.74(前日比+289.78)

ナスダック  2269.76(前日比+13.88)

昨日の米国株式市場は、NYダウは急上昇、ナスダックは小幅な上昇にとどまった。

今回政府がGSEに対してとった施策は、“救済”策というよりはむしろ“処理”策といえる。既存株主の株式価値を強制的にはゼロにしないとしたが、配当停止そして損失処理の際の原資に使用されることを考慮すると、実質的には無価値に近いものとなろう(昨日の終値はファニーメイが0.73ドル、フレディマックが0.88ドルと両社とも▲80%超の下落)。既存株主にとっては厳しいものとなったが致し方ないところ。今回の措置は根本的な問題解決には繋がらないとの意見もあるが、住宅市場の安定化や金融・信用不安から脱却する第一歩として望まれていた施策であったと思われる。事実、今回の施策を受けて他の金融株、住宅株は軒並み大きく上昇した。アジア、欧州、そして米国の株式市場はともに大きく上昇し、投資家が今回の施策を好感したことは間違いない。

ただ、これまでの住宅市場の低迷、金融・信用不安、資源高などが実体経済に及ぼした悪影響は大きかった。足許における株式市場のテーマは、金融不安から実体経済悪を織り込むことに移行し始めていた。今回のGSE救済策は、市場に一時的に明るさを取り戻させたが、世界景気減速という問題から目を逸らすこととはならない。昨日のNYダウが大幅上昇したにもかかわらず、なんかスッキリしないのは、ハイテク中心で構成されたナスダックが全くといっていいほど上昇しなかった点だ。昨日は半導体大手サンディスクの下方修正やアナリストによるオラクルの業績悪化見通しなどネガティブな材料が新たに出たとはいえ、先週からの軟調な動きに何ら変化が見られていない状況だ。まさしく、世界景気の減速を懸念しているが故の動きではないだろうか?

最後に、最後の金融ネタとなるかもしれないリーマンの動向について。リーマンは自社が保有する資産運用会社の売却に近日中に動くと米CNBCが報じた。これは、資本増強へ向けた交渉が失敗あるいは苦戦していること意味している。運用会社の売却益を使って、損失補てんしなければならない状況に追い詰められている。昨日のリーマンの株価は逆行安の前日比▲13%だった。

シカゴ日経平均先物は大幅に反発した。GSE救済策を織り込み大幅上昇していた大証にサヤ寄せする格好となった。この日の高値は12670円、安値は12240円。ただ、引けにかけては伸び悩み、結局、12525円(前週末比+350円、大証終値比▲125円)で取引を終えた。

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