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2008年9月 5日 (金)

◇080905 米国株概況◇

*米国株急落-景気先行き懸念強まり全面安の展開。

NYダウ   11188.23(前日比▲344.65)

ナスダック  2259.04(前日比▲74.69)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに急落し、年初来安値が視野に入ってきた。

欧州株安、そして雇用情勢の悪化懸念により、寄付きから大きく売られる展開となった。昨日開催されたECB理事会は2008年実質成長率の見通しを下方修正し、政策金利の据え置きを発表した。8月中旬に4-6月期GDPマイナス成長が発表された以降、ユーロ圏の景気減速リスクが強く意識され始めたが、昨日のECB理事会は景気減速を決定づけるとともに、トリシェ総裁のインフレ警戒感発言により、景気後退への当局が対応難な状況にあることを市場は嫌気した。

こうして欧州株急落の中で迎えた米国株式市場であったが、朝方発表された雇用に関する経済指標が、売りに拍車をかける格好となった。民間雇用サービス会社ADPが発表した8月の雇用レポートでは、非農業部門の雇用者数が前月比で市場予想以上に減少、翌日発表の雇用統計に対する警戒感が強まることとなった。加えて、新規失業保険申請件数の方は市場予想を上回ったことで、市場関係者の間で一気に雇用に対する不安が高まった。最近のADP雇用レポートはブレが大きくその信頼性に疑問符をつける向きも多いが、景気に対して遅行性のある雇用情勢は今後悪化してくる可能性はやはり高い。ちなみに8月雇用統計に対する市場コンセンサスは、前月比ほぼ横ばい程度まで改善するという予想である。

これまで原油相場に代表される商品相場の高騰を嫌ってきた株式相場であるが、ここにきてこうした流れが変調をきたし、原油安=株高の構図が崩れ始めている。原油価格の下落は世界景気減速による需要減を反映したものとの見方がその背景にあって株も安い状況にある。もちろん、それは大きな要因の一つであるが、商品相場急落によって追加証拠金請求や運用成績不振による解約への対応など、商品相場で稼ぎまくっていたグローバル・マクロ的(多国籍で多種多様の金融商品に投資)運用資金のシュリンク(縮小)が始まって、金融マーケット全体に影響を及ぼしている。大きく資金をつぎ込んでいた商品相場の下落よって、保有している株式や為替など他のポジションも縮小せざるを得ない状況に陥っているのである。1金融商品とはいえ急激なマーケットの変動は、他のポジションも含め運用枠全体に影響を及ぼすことから今後も注意が必要だ。

シカゴ日経平均先物は大幅に続落した。米国株の急落を受けて連れ安の展開。5ヶ月半ぶりの安値水準まで売られた。この日の高値は12655円、安値は12215円。結局、12235円(前日比▲430円、大証終値比▲345円)で取引を終えた。

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