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2008年8月29日 (金)

◇080829 米国株概況◇

*米国株大幅続伸-4-6月期GDP改定値の大幅上方修正を受けて全面高。

NYダウ   11715.18(前日比+212.67)

ナスダック  2411.64(前日比+29.18)

昨日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅続伸となった。

寄り前に発表された4-6月期GDP改定値が、昨日の相場の方向性を決定づける格好となった。年率換算ベースで前期比+3.3%と速報値の+1.9%から1.4ポイントの大幅な上方修正、事前予想であった+2.9%をも上回る内容に、株式市場にはポジティブ・サプライズとなって作用した。思い起こせば7月末に4-6月期速報値が発表された際の株式市場の反応は、“売り”であった。この時は昨年10-12月のGDPがマイナス成長へと下方修正された影響もあったと思われるのだが、10-12月期▲0.2%→1-3月期+0.9%→4-6月期+1.9%と時系列で見る限り、そんなに悲観的な内容でないとのコメントをブログで書いた記憶がある。むしろ、市場参加者の間では減税効果が剥落するであろう7-9月期の数字を憂慮した先読みが働いたのではないか?とも考えていた。もともと、GDPが発表される時には、その数字は過去の経済活動の通信簿と考えている。時系列で見ることは大切なことだが、一期の数字だけを取り上げて囃し立てることはどうなのだろうか?やはり今後の7-9月期のGDPがどうなるかが重要であり、また時系列を追って見ていくことが必要である。今回の4-6月期改定値上方修正の主な要因は、ドル安を背景とした輸出の伸びと輸入の落ち込みから生じた外需の押し上げ効果である。この部分を除いて考えると、個人消費(戻し減税効果はあったが)や住宅投資といった内需は厳しい状況が続いている。4-6月期と比較して7-9月期におけるプラス要因は原油価格の下落のみ、マイナス要因は戻し減税効果の剥落による個人消費の下落、住宅市場の低迷、ドル高、欧州及び新興国経済の減速による輸出の伸び鈍化と、明らかにマイナス要因のほうが多い感じがする。今回の上方修正によって、逆に7-9月期の落ち込みがより鮮明となってしまう可能性がある。仮にそうなった場合、マーケットはその時一体どういう反応をするのであろうか?誤解しないで頂きたいのが、決して米国景気が危ないといっているのではなく、昨日のマーケットはあまりに過剰反応となったのではないかということを言いたいだけである。むしろ7-9月期GDPが反動減となろうとも、数字自体は米国景気の底堅さを映し出す可能性が高いと考えている。その時には7月末のように過剰に売り込まないように願いたい。(以上、小林の見解です)

マーケット概況に話を戻すと、GSE2社の株価は大幅続伸となっている。ファニーメイの経営幹部の刷新とアナリストによるポジティブなレポートが好感されている。また、モノライン大手のMBIAが再保証契約の合意などを材料に急騰、同業のアムバックも連れ高となった。信用不安を抱える金融株の代表格となっている銘柄群の大幅上昇を受けて、他の金融株も買い進まれることとなった。

最後に決算ニュースをひとつ。時間外に発表されたパソコン大手デルの5-7月期決算は、1株当たり利益が市場予想を大きく下回り、時間外で急落している。売上高は伸びているのだが、コスト増を吸収できなかった(売上高粗利益率の悪化)。

シカゴ日経平均先物は続伸した。米国株高を背景に、買い優勢の展開が続いた。この日の高値は13015円、安値は12745円。結局、ほぼ高値に近い13005円(前日比+105円、大証終値比+235円)で取引を終えた。

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