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2008年8月13日 (水)

080813「米国株反落―金融株主導の下落」

NYダウ      11642.47(前日比▲139.88)

ナスダック      2430.61(前日比▲9.34)

昨日の米国株式市場では、NYダウ、ナスダックともに3日ぶりに反落した。

昨日の米国市場は、株安、ドル安、債券高、そして原油安(商品)であった。かつては、トリプル高・安などと表されていた金融市場動向のコメントに、今や完全に原油(商品)が加わって“カルテット”の状況にあるが、昨日は金融株の下落が主導した株安によって、投資家のお金は債券へ流れる「質への逃避」行動となって表れた。

足許の動きから考えると、原油安=株しっかりとなることが想定されたが、そうはならなかった背景は、株式市場が一番敏感に反応する金融ネタがあったから。JPモルガンは7-9月期の住宅ローン関連の評価損が約15億ドル発生していると発表。4-6月期に比べて評価損の額は着実に減少しているのだが、依然として米国住宅市場の価格低下基調は続いており、先行きも予断を許さない状況であると関係者がコメントしたことが嫌気された。一方、スイス銀大手UBSが発表した4-6月期決算は4・四半期連続の最終赤字となり、こちらも先行き景気や金融市場の改善は期待していないと悲観的なコメントを出した。また、一部アナリストが、ゴールドマンの第3四半期の利益見通しの引き下げを行なうなど、昨日は本当に金融機関の業績に関する悲観的なニュースが目白押しとなった。評価損の金額などいずれの内容も特に驚くようなものではなかったと感じるのだが、SECによるカラ売り規制最終日に、金融機関大手の決算絡みの悪材料が出たことで、投資家心理を不安にすることへと繋がったのではないだろうか。ところで、そのカラ売り規制であるが、規制対象銘柄のほとんどは、規制実施前よりも売り残を減少させているが、対象外の金融銘柄の一部は、金融株指数大幅上昇の中、売り残を増加させているものもあった。果たして、カラ売り規制が解ける13日以降の金融株動向は注目される。

最後に、昨日6月の米貿易収支が発表されたが、貿易赤字が前月比4.1%の縮小となった。ドル安を背景に輸出の伸びが堅調となり、この数字は市場予想を下回る結果。これを受けて4-6月期のGDPが上方修正されるのではないかとの思惑が働き、一時株式市場を下支えする要因となった。(毎週土曜日、ブログで配信する「来週の主な予定」のなかで、6月の米貿易収支はタイムスケジュールにちゃんと掲載していたのですが、14日のCPIばかりに目がいってしまい、貿易収支の注目度を軽視しておりました。スミマセン・・・)

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株安を背景に売りが先行し、前日比マイナス圏での取引が続いた。この日の高値は13360円、安値は13180円。結局、13260円(前日比▲165円、大証終値比▲50円)で取引を終えた。

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