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2008年8月 9日 (土)

080809「米国株大幅に反発―原油相場の急落を受けて、ほぼ全面高の様相」

NYダウ      11734.32(前日比+302.89)

ナスダック      2414.10(前日比+58.37)

昨日の米国株式市場では、NYダウ、ナスダックともに急反発となった。週足ベースではNYダウが+3.6%と3週間ぶりに上昇、ナスダックが+4.5%と4週続伸となった。

昨日は、一言でいうと「株売り・ドル売り/原油買い」ポジションの巻き戻し(手仕舞い)の動きが加速したような相場展開であった。では、株、為替、原油の内、どの相場がきっかけとなって、ポジションの巻き戻しが起こったのであろうか?答えは明らかに為替相場でのドル全面高である。そして、ドル上昇のきっかけを作ったのが、一昨日にトリシェECB理事長がユーロ圏経済の減速リスクに言及したことである(昨日、井上が「080808グリンスパン発言から1週間」の中でコメントしているので参照してください)。ドルは対ユーロで大きく上昇(ほぼ五ヶ月前の水準まで戻す)するなど、主要通貨に対して全面高の様相となったことで、今は売り材料に対して過敏に反応する地合いとなっている原油相場が、ドルとの逆相関からくる動きとなって大きく表れて急落することとなった。この原油相場の急落がもたらす、インフレ圧力の沈静化→FRBが景気に配慮して金利をしばらく低位のままで維持、そして個人消費の持ち直しなど直接的に景気に好影響を与える効果を好感して、最終的に株式市場が急上昇する展開へと発展したといえる。もちろん、一昨日の急落の反動高という側面もある。

実は、昨日についていえば、株式市場固有の材料、例えば金融ネタでみると、弱材料の方がむしろ目立っていた。ファニーメイが大幅な赤字決算と減配を発表し株価が▲9%下落したことに加えて、前日のシティー、メリルに続いてオークション・レート証券の買戻しをUBSが行なうと発表するなど、金融株は指数の急騰に助けられた面も大きかった。一昨日の急落を差し引くとNYダウは水曜日比+80ドル程度であり、ショートが溜まっていた分、買戻し圧力の強さから底堅い動きを見せているものの、本格反騰するにはやはり金融株の落ち着きが必要不可欠となろう。

シカゴ日経平均先物は反発した。米国株の急騰を受けて終日堅調に推移した。この日の高値は13355円、安値は12990円。結局、13300円(前日比+230円、大証終値比+130円)で取引を終えた。(小林)

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