2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 080808商品市況 | トップページ | 080808「株価格付け変更」 »

2008年8月 8日 (金)

080808「米国株急反落―AIGの決算を受けて、金融株安が重石に」

NYダウ      11431.43(前日比▲224.64)

ナスダック      2355.73(前日比▲22.64)

昨日の米国株式市場では、NYダウ、ナスダックともに急反落となった。

昨日は、AIGの失望決算、小売売上高の低迷、新規失業保険申請件数の増加など、投資家の株への投資意欲を減退させる材料が相次いだことで、寄付きから売り先行の展開となった。

まずは、一昨日の引け後に発表された保険大手AIGの決算であるが、最終損益が▲53.6億ドルの赤字となり(3・四半期連続の赤字)、過去1年間に計上したサブプライム関連の損失合計440億ドルは、シティーの580億ドルに次いで米金融機関では第2位となった。本業である保険事業も不振とあって、昨日の時間外取引で株価は既に軟調に推移していたが、昨日も寄付きから再度売りを浴びせられる格好となり、結局株価は18%急落した。また、サブプライム関連の損失合計第1位のシティーもオークション・レート証券なるものでの販売行為が、詐欺罪にあたる可能性があるとして、全額販売価格での買戻しに応じることとなり、こちらも株価は大きく下落した。こうなると他の主要な金融株も連れ安状態となり、金融株の下落が市場のムードを暗くした。

7月の小売各社既存店売上高は、軒並み市場予想を下回る結果となった。7月に入って減税効果が薄れ始め、8月には完全にその効果が剥落するとあって(8月の売り上げ見通しを下方修正)ウォルマートをはじめ、ターゲットなど主要小売株は大きく下落することとなった。GDPの約7割を占める個人消費が不振とあっては、なかなか投資家も株には強気になれないところ。

そして、新規失業保険申請件数が6年ぶりの高水準に達したこともネガティブに働いた。先週発表された雇用統計は市場予想より良かったとはいえ、失業率が6%へ向けて上昇中であるなど、景気に対して雇用は遅行性があることを考慮すると、やはり今後も雇用関連指標の悪化が見込まれることから、株式市場の懸念材料の一つとして取り沙汰されるであろう。

嫌な材料が山積する中で、ちょっとだけ明るいニュースがあった。半導体大手インテルの第3四半期売上げガイダンスは達成可能であると一部のアナリストが報じたことで同社株は上昇、これに伴い半導体株指数(SOX)が上昇した。マイクロソフトも続伸し、ハイテク中心のナスダックは一時プラスとなる場面があった。

シカゴ日経平均先物は反落した。米国株の下落を受けて終日軟調に推移した。この日の高値は13320円、安値は13025円。結局、13070円(前日比▲260円、大証終値比▲60円)で取引を終えた。(小林)

« 080808商品市況 | トップページ | 080808「株価格付け変更」 »

市場レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 080808商品市況 | トップページ | 080808「株価格付け変更」 »