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2008年8月 7日 (木)

080807裁定買い残コメント

 裁定買い残の増加が止まらない。繰り返しで恐縮であるが、7/11に株数15億610万株で底を打ち、現在発表されている8/4まで15日連続で増加し、金額も2兆1600億円割れから2兆7300億円程度(弊社試算)にまで増加している。指数動向に関わらず、ここまで一途に増加することは非常に珍しい。

 今年の春先の裁定買い残の底は3/7の週の金額ベースで2兆732億円であったが、①ここから4週間で2兆8000億円程度にまで増加し、②更に4週間で3兆2500億円にまで増加している。ここでなぜ一度刻んでいるかというと日経平均(以下、指数)の推移を述べるためであるが、①の期間で指数は12782円→13293円と500円程度上昇し、②の期間でも13293→14049円と650円程度上昇している。

 しかし、今回については7/11の指数13039円が8/4時点で12933円と逆に100円下落している。一昨日、昨日の相場を考えても裁定買い残が減少したとは思えないことから、現在の指数レベル(13050円(12:45現在))を考えると今回の裁定買いが指数の上昇に寄与していない状況が分かる。これは、日本株のカラ売りが溜まっていなかったことの裏返し(7/17、18と米国市場の買い戻し上昇についていけなかったことからも分かるが)でもある。カラ売りによって指数も下げ、その後カラ売りの買戻しと裁定買い残が増加する際には指数は大きく上昇する傾向にあるが、今回は違うということである。

 こうなると心配なのはこの買い残が解消される時である。裁定の季節動向としては、例年8月~10月というのは実は増加することが多い。それでも、この現在の連日増加が継続することは考えられない。一度ポジションを軽くする動きというのは必ず見られる。過去1年間に裁定買い残が増加する途中で1週間だけ解消売りによって残高が減少した際の指数の動きを検証してみる。

 07年9/7の週、裁定残1400億円減少、指数▲447円下落。07年12/14の週、裁定残4700億円減少、指数▲442円下落、08年5/9の週、裁定残3000億円減少、指数▲394円下落となっている。やはり指数は下落する。今回、指数13500円から上の信用買いが重いゾーンを抜ける前にこの解消週が示現した場合は、ますますこの水準が重く意識されることとなる。

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